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いざ、準備!!


遅くなりましてすいません。理由は夏休みボケと、お暇書きの作者の僕に暇が少なかった事です(オイ


では、どうぞー

「ただいまー」


「あ、おかえり!」

「お帰りなさいですー」

 てな訳で帰宅。ん、この声は秋ちゃんだな。ちょうど良かった。


「あのさ、2人共…って何やってるの!?」

  2人は今、台所に立っている。しかしまぁ、この惨状は何だろう。まずは、床。薄く雪が降ったように白くなっている。落ちている袋にホットケーキミックスと書いてあるからたぶん白い粉はそれだろうな。次にまな板。いや、既にまな板とは言えないかな。僕のお気に入りのまな板は厚さ3センチ程の木の板をそのまま使う物だ。それが薪のようにバラバラになっている。むしろどうやったのさ。さらに、フライパン。火も付いていないのに煙が上がっている。きっと火を消した直後なんだろう。いや、そう願いたい。

 …極め付きはこの皿に違いない。パンケーキの形をしつつも、なんとこれは緑色だよ?


「どう? 美味しそうでしょ?」


「緑色のパンケーキってちっとも美味しそうに見えないんだけど」

 と言うか、もはやアレは食べ物ではない気がする。


「裕一お兄さん、とにかく食べてみてくださいよー」

 やはり、秋ちゃんも一枚噛んでるのか!? そうなると食べざるを得ないじゃないか。ここ最近、秋ちゃんがかなり懐いてくれていて無下に断ると泣きそうな雰囲気さえある。


「じゃ、じゃあ食べてみようかな」

 もうこうなりゃヤケだ。どんなものでも食べてやろうじゃないか!…そう思ってもやっぱり怖い!


「いただきます」

モグッ


「ねぇねぇ、どう??」

「………」


「どうですかー?」

「………」


「「ねぇ?」」

  徐々に詰め寄ってくる2人。こ、これは何と言うか…


「…普通に美味しい」

 普通にと言う形容詞は文法上でも正しくないかもしれない。が今回は物が物なので勘弁して欲しい。味については大雑把に言うとお好み焼きだ。緑色の原因はきっと青海苔だろうし、そのせいで色は出ていないがソースの味もする。生地はホットケーキの生地なので甘いのだがそれもまた良い感じだ。オヤツ感覚になっている。


「やったねー、優ちゃん」

 本当に嬉しそうに笑う秋ちゃん。なんだかこっちまで嬉しくなってくる。

 

「なんだ。つまんないの」

「いやオイ待てやコラ」

 優のとんでも発言に思わず語調が荒くなってしまう。とりあえず、これはお仕置きが必要だな


「まぁ、いいや。ところで秋ちゃん、今日家で用事とかある?」


「ないですけど、なんでですかー?」

 秋ちゃんは不思議そうに尋ねた。悪いけど秋ちゃんにも協力してもらわないとね。


「今日、家で夕食どうかな?」


「はい! ぜひー」

 …そんな嬉しそうな顔をされると良心が痛むな。



〜30分後〜

「さて、できた。2人とも、座ってて」

 準備万端。さぁ、始めようか。


「まず、秋ちゃんと僕の分。で、これは優の分」

  そう言いながら優に皿を渡す。秋ちゃんと僕の所には普通のハンバーグを。優には緑色の不気味なハンバーグ状の物を。


「……」

  それから何品か自分でも不気味と思う料理を優に出した。例えば、赤紫のスープ、赤いご飯(断じて赤飯ではない)。


「じゃあ、食べようか。いただきます」

  なるべく平然と、バレないように。


「…あの、わたしの所だけおかしくない?」


「優、さっき食材で遊んだろ? 僕が美味しいって言った時、つまんないとか言っただろ? 食べ物を自己責任で遊ぶのは構わないよ。まぁ、美味しい物を目指す前提はあるけど。でもな、そこに他人をむやみに巻き込むな。しかも、変な物を作って」

 これは優より色んな経験があるから言える事、そして実際言うべき事なんだと思う。


「…ごめんなさい」

 今ので反省したのか料理で反省したのかは分からないがとりあえずこれで良しとしよう。涙目には勝てないしね。


「そしたら、その料理と僕のを交換な」

 そう言って有無を言わせず優の前の皿を持っていく。2人とも目が点になってる。


「い、いいよ! ちゃんとわたしが食べるから」


「いいよ。正直言ってこんな際もの食べたくないでしょ?」

 優は本当に分かりやすい。今だってまさしく図星みたいな顔をした。


「それにね、一応新しく挑戦した料理なんだよね」

 実はこれが本音。まだ自分も食べてないから食べてみたい。


「うん!! おいしー」

  横からこっそり箸を入れたらしい秋ちゃんは声をあげて驚いた。




結局、何故かあの不気味な見た目をした料理は2人の胃の中に収まった。食べたかったのに。密かにショックで落ち込んだ。



「ところで2人とも、今度遊園地に行かない?」

 食後、秋ちゃんがそろそろ帰ろうとする中に尋ねた。


「え、遊園地!? 行く!行きまーす!!」

  優は予想通りの即答。でも、今のは早すぎるって。反射の日本新記録が取れるかもしれない。まぁ、そんな記録無いけどさ。


「良いんですかー?」

  こちらも予想通り。秋ちゃんってちゃっかりしてるけど意外と遠慮するらしい。


「実はね、今度遊園地に行く時に1人連れて行くんだけどそれでも良い? と言うかむしろ来て欲しいんだけどダメかな?」


「いえ、こちらこそお願いしますー」

 さて、準備は整いそうだ。後少しで。こういうのは準備が一番楽しかったりもするんだよね

どうでしたでしょうか? 料理に関してはおそらく不可能ではないものを考えました。僕は料理をしないので確実とは言えませんが。


ちなみに、遊園地へ行こう編は現実での1ヶ月を予定しています。

そんなこんなで次回以降も是非お願いします! あと、名前募集はまだしばらくは続きそうなので良ければご一考を。

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