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譲れないモノ


テスト寸前なので短いのは勘弁してください、すいません

家の色を元に戻した後、(僕が)おやつを作ってそのほか騒いだ後の片付けも(僕が)した。…なんだか3倍くらい疲れた気がする。


「んじゃあ、俺そろそろ帰るわ」

 時間は夕方。ぎゃあぎゃあ騒いで一段落した直後、将が呟いた。とても残念そうな言い方は演技かはたまた本心か。


「将君じゃあねー。また来てねー」

「おう!また来るさ」

ドアが閉まると将は見えなくなった。まぁアイツにしては早いが子供が帰る時間には十分な時間帯だ。

さて


「秋ちゃんはどうする?」

そう、まだ秋ちゃんは帰っていない。追い出す気はないが、そろそろ帰るべきなんじゃないかなと個人的には思っている。


「……帰りたく…ないです」

 うつむいてこちらには顔も向けない秋ちゃん。声はふざけて言ったとは思えない真面目なもの。う〜ん、どうしようか。


「ねぇねぇ、じゃあ今日家に泊まっていけば?ねぇ裕一、いいでしょ?」

僕は構わないんだがそういう問題でもないでしょ。

「え〜、いいじゃん」


「まぁ家に泊まるのはともかく、なんで家に帰りたくないの?家族だって心配してるでしょ」


「…家族なんて」

苦々しげに言う秋ちゃん。あー、これはもう僕の一番譲れない部分だから

「ふざけんな!!」

「「!?」」

思いっきり怒鳴った。もちろん子供相手にキレた訳ではない。まぁ怒りが無い訳ではないが。でも、その言葉の意味をこの子より分かってるつもりだから


「これから少し昔話をしようか」


「裕一、空気読めてる?」

うるさい。それにお前だけには言われたくない


「ひどーい」

そう言って優は頬を膨らませる。やっぱお前空気読めてないだろ。


「まぁ昔話と言っても俺の身の上話だからそんなに前の事じゃないけどね」

 優の目が大きく見開かれる。今の言葉で気付いたみたいだな。普段と一人称が変わって《俺》になってる事に。


さて、あまり気持ちの良い話ではないけどご静聴していただきましょうか。


次回より、裕一君の過去を書く予定です。上手く書けるか自信はありませんが、よろしくお願いします!!


以上、doubterでした!

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