蒼き焔と銀の月プロット
カレン
火を自在に操る発火能力を持つ少女。火事で家族を失った孤児。炎に捲かれても火傷を負うことはない。火災の原因も彼女自身の能力の暴走だったが、彼女はそれを知らずにいる。現在14歳。
銀月
千年の時を生きる女吸血鬼。長い黒髪に黒瞳で妖艶な雰囲気を持つ大人の女性。吸血で相手を支配下に置いたり、身体を霧にするなどの吸血鬼としての力を行使し高い戦闘能力を誇る。太陽の光に弱かったり、鏡に写らない、ニンニクに弱いと言うのはフィクションのみで、吸血鬼化がウイルスについてよるものだと考えられていたから。実際には遺伝子改造を施された単騎殲滅型の生体兵器で、操る相手の吸血鬼化も自らの遺伝子情報を流し込むことで相手の遺伝子情報を書き換える事で行っている(DNAキャンサー/遺伝子癌)。肉体の再生能力や筋力など、あらゆる面で人間を凌駕していている。知識も豊富だが遺伝子記憶によるもので、本来彼女は意志を持った遺伝子そのものだったが、現在の姿で長く過ごすうちに意志や思考が人間に近づいている。
大崎
落ちこぼれ刑事。38歳。インユエの秘密を知っていて、度々彼女と接触しているよき理解者。妻が新興宗教にのめり込んだのをきっかけにオカルトを毛嫌いしていたが、彼女が妻を助けたことで彼らのことを信じることにした。その後、妻と娘は事故死している。
新興宗教《新神》
大崎の妻がのめり込んだ新興宗教の団体。近年勢力を拡大している。その実体はMTの研究機関で、モンスターのような生体兵器や戦闘アンドロイドを多数所有している。米国・日本を含む数カ国の軍部と繋がりもあり、警察は手出しが出来ない(しない)。
起
小三の時火事で家族を失ったカレンは児童養護施設で育ち14歳になっていた。養護施設での出来事から他の子供達から距離をとられ、また彼女自身もその心を閉ざしていた。そんなある日、彼女を養子にしたいという夫婦が施設を訪ねてくる。彼らは新興宗教団体《新神》を信仰する夫婦で、教会の指示で彼女を引き取りにきたのだった。カレンは彼らに違和感を感じ、引き取られた家から逃げ出してインユエと名乗る不思議な女性と出会う。同じ頃、彼女が過ごした養護施設が何者かによって放火され全焼していた。
承
県警に勤める大崎は児童養護施設の放火事件を担当する中、ここで暮らしていた児童の一人が、過去にも大きな火災で唯一生き残った少女であることを知る。彼女と事件の関係を感じた大崎は彼女の行方を追ううちに、自身と関わりのあった新神とぶち当たり、かつて自分を助けてくれたインユエを訪ねるのだった。一方、カレンは自分が育った児童養護施設が火災に見舞われたことを知り、自分のせいだと思い込んでしまう。大火災で唯一生き残った自分。施設に引き取られから出来た友人が追った謎の大火傷。全ては自分が呪われているからではないか?そんな疑念に捕らわれ、インユエの元からも姿を消したのだった。
転
インユエの前に大崎が姿を現したことで、全てが新神に繋がっていく。彼女はカレンが発火能力者であることを確信し、自身の復讐の一環で彼女を助けると宣言。彼女を助けるために動き出す。その頃、カレンは新神の強襲を受けていた。恐怖から能力を暴走させてしまったカレンは意識を失ってしまい、気がついたときには新神の拠点の一つに拘束されていた。そこで研究者の口から自身が発火能力者である事、MTの産物であるサイコ兵器であること、過去にもカレンを捕らえるために襲撃し能力を暴走させてしまった事を聞かされる。自身が化け物である、しかも家族を奪った火災の原因であると知り失意のカレン。そこに、単身インユエが乗り込んでくる。
結
行き刷りの自分を助けてくれたインユエがどこかも分からない場所に現れたことに驚くカレン。しかし、自身が両親を殺した化け物であることを直ぐに思い出し、ここから逃げるという彼女になかなか同意しない。口論のようになり、感情の高ぶりから能力が発現し三人を焔に捲いてしまう。焦るカレン。だが、焔に焼かれながら平然としている彼女。カレンはここで始めて、彼女が自分と以上のモンスターだと知らされる。あまりの驚愕にインユエに対して「化け物……」と呟いてしまいはっとする。だが、彼女は気にした様子もなく「化け物だから出きることもある」とカレンを諭す。インユエがカレンに突きつけたのは「ここで何もせずに死ぬか、生きて何かを残すか」の二者択一。「復讐も、贖罪も、生きてるから出来る。死んで残せモノなんて何もない」そんな彼女の言葉に心を動かされ、生きる決意をしたカレンは、彼女と共に施設からの脱出を計る。それを阻止しようと襲い来るモンスター達。しかし、圧倒的な戦闘能力を誇るインユエの前に為すすべもなく蹴散らされていく。最後に出てきたのは人狼。インユエと互角に近い能力で彼女を追いつめていく。「行きなさい!」その言葉にそこから離れようとするがカレンだが、インユエを助けたい一心で自身の能力を使いこなし、二人で敵を撃破。無事脱出を成功し車で待っていた大崎と合流。その場を離れる。数日後。カレンはインユエと行動することを決意していた。自分の能力のせいで誰かを傷つけ留のはもう嫌だ。傷つけるのではなく、助けるための力が欲しい。そう望んだ故の決断だった。これから先のことは分からない。贖罪か、復讐か……。カレンは新たな一歩を踏み出すのだった。
以上二作品を強引にくっつけようとした結果、話が壮大になりすぎました。
改訂後は2番目のプロットをメインにします。




