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第五十話 冒険の終わり

 翌朝、休日である。


 本来であれば、ゆっくりと冒険の骨休みをし、チェルージュかエマたち――今日はチェルージュは外出中でいないのでエマたちの番だ――をどこかに遊びに連れていこうかという日なのだが、今日に限っては仕事が入っていた。

 

 昨晩、グランマ、というかカヌンシルの家を出て鯨の胃袋亭、要するに自宅へと帰ろうとしていた矢先に、その兵士は暗闇から溶け出すようにぬうっと現れた。


「うおっ」


 あまりに突然の出現であったので、俺もエマたちも驚いて数歩跳び下がってしまったほどだ。


「失礼、驚かせたようで」


 暗闇から現れたその兵士は、鋲皮鎧を身にまとった、狩人のような姿だった。

 今までそんな気配を微塵も感じなかったので、付近に隠身を使って潜んでいたのだろう。


「あなた方の護衛を務めている者です。恐縮ですが、冒険者ギルドから一件、依頼をしたいのです」


「冒険者ギルドから?」


 カヌンシルから、俺たちに護衛が付くと聞かされていたのでそれ自体は不思議でも何もないのだが、カヌンシルの自宅で蜂の生態を研究している俺たちに一体何の用だろうか。


「ギルドマスターから、魔血蜂の飼育が順調であると伺っております。そろそろ、次の段階へ進んで頂こうかと。具体的には、魔血蜂を連れて明日、開拓村まで行って頂きたいのです。開拓村まで到着したら、すぐさま戻って来て頂いて構いません。要は、魔血蜂を普通に外出させても大丈夫かどうかを確かめるために、ちょっとした散歩をして頂きたいわけですな。民衆の中を歩かせては騒ぎになりますので、開拓村へ行って頂くという形の依頼になったわけですが」

 

「ああ、そういうことですか。ちょうど休日ですし、構いませんよ」


「それは有難い。ではそうですね、朝食を摂られましたらすぐに出発して頂くようにお願い致します。依頼の遂行料は後払いで100,000ゴルドになります。ジルさんが開拓村に行かれたかどうかは、後から馬車で私が付いて参りますのでご心配なく。戻られましたら、依頼代はお届けに参りますので」


 俺が依頼を受けたことを確認して、鋲皮鎧の彼は一礼し、雑踏の中へと消えていった。

 俺の護衛に戻るか、あるいは冒険者ギルドに依頼が受理された報告にでも行ったのだろう。


「俺たちも戻るか。夜も遅いし」


 晩飯を頂いた上に、離れの研究棟で風呂代まで浮かせてしまったので、とっぷりと日は暮れていた。

 俺たちは、そのまま寄り道せずに鯨の胃袋亭への帰り道を歩き出す。

 明日は朝起きて飯を食ったら、開拓村へと出かけることになるだろう。


「聞いた、ジル? 開拓村に日帰りするだけで100,000ゴルドだって。さすがお役所は太っ腹よね」

 

「確かにな」

 

 すでにゴルドで目を輝かせているエミリアに苦笑しつつ、俺は家路を歩く。


 結果論で言えば、俺はこのとき、依頼を持ってきた俺の護衛だという彼のことをもっと疑うべきだった。

 冒険者ギルドからの依頼なのに、カヌンシルから直接言ってこなかったということに疑念を持つべきだったのだ。


 冒険者ギルドマスターであるカヌンシルの与り知らないうちに、冒険者ギルドの誰かが名指しで俺に依頼を指名してきたということになるのだから。


 





 そんなやり取りを前日した翌朝、つまり今日、俺たちはボリュームのある鯨の胃袋亭の朝食を摂り、前日の依頼通り、馬車を借りて街を出た。


 依頼の遂行を見届けられなかったので報酬が出ませんとかなったら困っていたところだったので、街の関門で例の護衛が待っていてほっとした。


「私は一つ後ろの馬車で付いていきます。どうぞ、もう出発されて結構ですよ」


 会釈をして彼と別れ、俺たちは四人と一匹揃って馬車に乗り込む。


 魔血蜂を見られて騒ぎにならないようにという配慮なのか、俺の背後には護衛の馬車が一台付いているきりで、後続の馬車を一時通行止めにしてくれたようだ。


 細く長い道のりを、見渡す限り二台の馬車だけで、まるで貸切のように優雅に進んでいく。


「ねえジル、向こうについたらすぐ戻らないといけないのかしら? 余裕があるなら、少し向こうの湖で遊びましょうよ」


「どうだろうなあ。護衛の人に聞いてみるか。時間がないから迷惑だって言われたらすぐに戻らにゃならんけど」


 そんな風にのんびり話しつつ、馬車に揺られること一時間強。

 

 以前、赤の盗賊団と出くわしたあたり、ちょうど街と開拓村の中間あたりになって、異変は起きた。


「ねえジル、あれ――」


 不審なものを見つけたと言わんばかりに、エミリアが眉をひそめた。

 見れば、馬車の行く手を、大木が塞いでいる。


「しまった――戦闘準備」


 短い号令をかけただけで、弛緩しきっていた俺たち四人の空気はぴりっと引き締まる。くつろいでいたエマたちは、武器を手に取り、片膝を立てて、いつでも馬車の外に飛び出せるように準備していた。


(気が抜けてたな)


 行く手が、大木で塞がれている。

 それはすなわち、ここで賊が待ち構えているということだ。偶然道を塞ぐように倒木が起きることなど考えにくい。


 赤の盗賊団の一件以来、すっかり賊の姿は消えていたと聞いていたので、油断していた。


(残党が、いたのか?)


 いや、と俺は首を横に振った。

 ギルド「アウェイクム」の連中は、念を入れて山狩りをし、残党員を皆殺しにしたと言っていた。あれ以来、組織だって動ける賊はいなくなったはずなのだ。


(どこだ、どこから来る)


 以前、赤の盗賊団に襲われたときには、合図の口笛が事前に聞こえたものだ。

 今回も、俺たちに攻撃をしかける合図がどこかから出るはずなのだ。


「ご主人様、外に出ますか?」


「いや、まだだ。矢で狙われてるかもしれん。出るとしたら、敵の近接職が来てからだ。乱戦になれば敵も矢を撃ちにくい。最悪、馬車の外に俺たちだけで出ないといけなくなったら、林まで脇目も振らずに走らないといけないが」


 赤の盗賊団に襲撃されたときは、馬車から慌てて走り出したところを狙い撃たれた。俺は何とか避けられたが、魔術師が一人、落命したのを今でも覚えている。


「了解」


 三人の短い返答が重なる。頼もしい家族たちだ。


(なぜ来ない? 勘違いなのか? たまたま倒木が起きただけなのか? いや――)


 俺がそのように、敵の出方を待っていたところ―― 



 

 合図は、きた。




 ただし、後ろの馬車からの、魔法攻撃という形でだ。




 

 

 炸裂、轟音。


 視界が一瞬朱に染まり、次いで真っ黒に染まる。


 息が詰まる。


 思い切り息を吸い込むと、途端に感じる強烈な異臭に、肺が悲鳴を上げる。黒煙を吸い込んでしまったのだ。

 

(なんだ――?)


 ぐいと腕を引っ張られる感触。見れば、至近距離にエマの顔があった。

 必死の形相で何やら叫んでいるが、鼓膜がやられたのか、きいんと響くのみで何も聞こえない。


 さらに、黒煙の中から顔が現れる。

 顔の半分が血に染まっているが、見間違えようもない、エリーゼだ。


 エマが、ぐいぐいと俺の腕を引っ張る。火事場の馬鹿力というが、緊急事態で脳のリミッターが外れているようだ。凄まじい力だった。


 元は扉があったであろうあたりを、エマが蹴り空ける。俺はまだ平衡感覚も定まらないまま、エマに引きずられるまま、車外へと転げ出た。


 地面に膝を付いた俺を、お構いなしにエマは引っ張り、走る。半ば地面を引きずるように。慌てて立ち上がり、俺も何とか、走り出す。


(くっ――!)


 矢が、降ってきた。それも、赤の盗賊団のときよりも、さらに鋭い錐のような矢雨だ。


「ぐっ!」


 顔面回りに飛来してきた矢だけ、とっさに腕で守る。

 数本、俺に突き立った。腰、胸、腕、肩のあたりで、銀蛇の皮鎧を突き破った鏃が焼けるように痛む。エマは、前を走っていたせいか、あるいは俺への射線を身体を張って防いだのか、俺以上に矢を食らっていた。全身に十本以上の矢が突き立っている。まるで針鼠のようだ。


 エマの板金鎧ですら貫通する、矢の威力だったようだ。


(そうだ、エミリアは――!)


 林の中に駆け込んできた俺が真っ先にしたことは、傷ついた身体を回復薬で癒すことではなく、無腰のエマを守るために腰に吊った長剣を抜くことでもなく、馬車の中に残してきたエミリアとエリーゼの安否を気遣うことだった。


 エリーゼは意識があったようだが、エミリアがどうなったかは黒煙の中でわからない。

 特にエミリアは魔術師だ。俺たちと違って、鋲すらも打っていない、ただの皮鎧しか着ていない。あの爆発の中では、もっとも彼女がダメージを受けているはずなのだ。


 振り向いた俺が見たのは、木々の隙間越しに、俺たちが乗っていた馬車から降りてくるエリーゼの姿だった。見れば、肩に何やら人間を担いでいる。エミリアだった。


(良かった、二人とも何とか無事か――)


 即死さえしていなければ、回復薬を使って治せばいい。

 あとは、ここまで矢の雨をかいくぐってきてくれれば、体勢を建て直す余裕ができる。


 そう、楽観へと意識が傾いたとき、俺の目の前で、馬車が爆ぜた。

 まだ馬車からエリーゼとエミリアが降り切っていないというのに、後方の馬車から飛んできた火弾ファイアボールが、二人ごと俺たちの乗ってきた馬車に直撃したのだ。


「あ、ああ」


 一発目の火弾で俺たちの馬車はほとんど半壊状態で、防御力などはなかった。二発目の火弾は、そんな馬車にぶち込まれた。しかも、着弾地点、火力の中心点は、あの二人がいた場所あたりだ。


 火炎と黒煙に包まれて燃え盛る馬車から、エリーゼたちが走り出てくることはなかった。


「ご主人様!」


 馬車へと向けて駆け出そうとする俺の腕を、エマがぐいと掴んで引き戻す。


 何をする、と振り向いて言いかけた俺の頬を、鉄の平手がしたたかに張った。

 鉄の篭手を装備したエマの張り手は、ほとんど殴りつけたに等しい威力だった。


「冷静に!」


 顔を近づけ、間近で怒鳴るように話す俺たちの脇を、矢がかすめた。

 赤の盗賊団と戦ったとき以来聞くことのなかった、背筋を凍らせるような風切り音だ。 


 とっさに近くの茂みへと伏せ隠れた俺は、とりあえず長剣を抜いた。


「エマ、斧は!?」


「置いてきました! 矢避けになります!」


 見れば、エマは矢だらけの板金鎧を身に着けているだけで、手ぶらだった。とっさに俺を連れ出したせいで、武器を持ってこなかったのだ。


 俺は唇を噛んだ。


 襲撃を受けた際、俺がすぐに我に返っていれば、エマは俺に手を貸す必要がなかったから、自分の武器を持ってこれた。つまり、俺が動転していたせいで今、エマが武器を失っているのだ。

 エマが武器を持てていないのは、俺のせいだった。


「薬も一本きりか。状況は悪いな」 


 馬車の中ということで荷物を床に置いていたので、俺たちは二人とも、背嚢を持っていない。

 俺だけが、腰に吊ったベルトのポーチの中に、回復薬を一本だけ持っている。とっさに使うための回復薬で、二本目以降の回復薬は背嚢の中に入れる習慣だったのだ。


 周囲を飛び道具含む敵に囲まれ、二人とも矢傷を負い、こちらの武器は俺の持つ長剣一本のみ。回復薬も一本だけ。


(くそっ、打つ手がねえ)


 背後の馬車から撃たれたということは、あの護衛の兵士が元々裏切っていたと考えるのが自然だろう。


 逃走経路はない。四方は囲まれている。敵には少なくとも、魔術師と複数の狩人がいる。近接職も姿を現していないだけで、もちろん包囲の輪に含まれていると考えた方がいいだろう。


(いかんな、詰んでる)


 僅かに残された可能性としては、敵の中に斬りこみ、包囲している敵を蹴散らして林の奥へと逃げることぐらいだが――馬車に当てられた火弾の威力は、エミリアのそれよりもやや威力が高かった。

 つまり、レベル的には格上が俺たちを攻めてきているものと考えていい。俺一人で斬り抜けられるとは考えにくい。


(やるしかないんだけどな。どうせなら、一人でも多く道連れにしてやるか)


 遅ればせながら、エリーゼとエミリアを喪った悲しみと、そして怒りがふつふつと湧いてきていた。

 半身をもがれたような、喪失感だった。この空白を悲しむのは後回しにして、いまは敵の血で心の孔を埋めなければならない。


「チェルージュ来てくれるまで、どれぐらいかかるかなあ」


 今日、折悪しく彼女はいくつも森を越えた先の自宅へと帰ってしまっている。

 彼女の使い魔であるこうもりに送ってもらったときは街まで空を飛んでも三十分ほどかかったはずだから、この襲撃を乗り切るまでに駆けつけてくれる可能性は、ほぼないだろう。


「お供します」 


 エマが握り締めた鉄甲を胸の前でがつんと打ち鳴らす。

 一緒に死んでくれるらしい。


「よし、それじゃ行くか。すまんな、付き合わせて」


「また来世で、ご主人様」


 俺たちが意を決し、林のあちこちから顔を覗かせている射手たちへと斬り込もうとしたとき、そんな俺たちの決意に冷や水を浴びせるかのように嘲笑が響き渡った。


「ざまぁねえな、ジル・パウエル」


 俺たちを嘲笑う声の方を見ると、林の奥の方に見慣れた顔があった。


 破損した胸元を、大きさの違う鎖で乱雑に補修した鎖鎧チェインメイル

 面頬を上げた鉄兜プレートヘルムから覗いているのは、エディアルドだった。


 嫌みったらしい笑い声を聞くだけで、彼に関する記憶がありありと蘇ってくる。赤の盗賊団を討伐した分け前を寄越せとしつこく言い寄ってきたのを断ったせいで、リカルドが手回ししてくれるまで冒険者ギルドでパーティを組めないように悪評を言いふらしてくれたっけ。


 最終的には彼の一味をキリヒトが潰してくれたが、エディアルドは生き延びていたはずだ。それがなぜ、こんなところにいるのだろうか。


「なぜお前が、って顔してるな。これから死んでいくお前が知っても仕方ねえことだ。詳しく内情をベラベラ喋った挙句、念話の指輪で『開拓者フロンティア』にチクられてもつまらんからな」


「ッ! ご主人様!」


 どんと、横からエマに突き飛ばされた。ほんの一瞬前まで俺がいた空間で、盛大な爆発が起きる。

 焦げ臭い香りが、周囲に満ちた。

  

「エマ!」

 

 板金鎧の胴が、焼け溶けてぐずぐずになっていた。火弾の直撃を受けたのだ。

 林の下の方から撃ってきたということは、後続の馬車の中にいた魔術師が登ってきたのだろう。


「てめぇのレベルは300ぐらいだったか? 首は、俺が自ら刎ねてやるよ。雇い主から魔石を貰ってな、俺は強くなったのさ。お前で試し斬りってわけだ」


 言い終わらぬうちに、エディアルドは林を駆け下りてきた。速い。

 エリーゼが全速力で走るよりも、恐らくは速いだろう。


 魔石を彼にくれた雇い主とは誰か――?


 考える間はなかった。エディアルド以外にも、林のあちこちに隠れていたと思われる戦士が俺へと殺到してくる。ご丁寧に、全員が鎖鎧を着込んでいる。


 板金鎧ほどの防御力はないが、やすやすと剣で斬れないほどには堅固で、そして板金鎧よりも軽い。四方八方から包囲の輪は縮められており、逃げ場はない。足さばきと移動速度からして、全員が格上だった。


(ここで終わり、か。せめてあいつぐらい、道連れにしておきたいな)


 俺は長剣を振りかぶり、わざとゆっくりと振りかぶった。

 そして、六割ぐらいの力を篭めて、先頭を走って迫ってくるエディアルドに上段から斬りかかる。


薄鈍のろい!止まって見えるぜ!」


 エディアルドは俺の一撃を剣で受け止め、弾いてから俺を斬ろうとした。


 狙い通りである。


 俺の剣を弾こうとしてエディアルドの横薙ぎの一撃が来た瞬間、俺は長剣に全力を篭めた。


 あんなにゆっくりとした斬撃しか繰り出せないならば、力も大したことないだろう――そう思わせていたせいで、予想外に強い力で押し返されたエディアルドは姿勢を崩した。


「なっ!?」


 四方八方から、剣が俺へと突き出されてくる。逃げ場はない。

 防御は考えなくていい。


「せいッ!」


 全力を篭めて、長剣を振り下ろした。エディアルドの肩のあたりに長剣がめりこんだ手ごたえがある。


(いや、浅い――!)


 亡き兄の形見である鎖鎧を着込んでいたせいで、胸元まで斬り下げることができなかった。致命傷にはほど遠い。


「クソが!」


 エディアルドは、俺に二撃目を入れようとせず、跳び下がった。

 他の戦士たちの壁に阻まれて、追うことができない。


「お――おおおっ!」


 俺は、全力を篭めて、長剣を投擲した。狙いは胸元である。

 しかし、エディアルドは横っ飛びに身体を投げ出した。命中はしたが、刺さったのは右腰のあたりである。


「ごっ――」


 三撃目は、間に合わなかった。

 包囲網は縮まりきった。腹、胸、一瞬遅れてわき腹から、何か冷たいものが俺の身体の中に入り込んできた。念を入れてなのか、そのうちの二、三本は深々とえぐってくる。


 剣が引き抜かれた勢いで、俺の身体は仰向けに崩れ落ちた。

 

 力が抜ける。意識が遠くなっていく。視界がぼやけてきた。



 俺は目を閉じた。

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