おわっと
・・・・・?。どっかでみたことあるのが俺らの(たった二人)船につったってるぞ。
どっかでみたことあるのは誰かつれがいるようだ。そいつは見たこともない。
近づいて行くと。そいつが誰だかわかった。
あいつだ、アングッシュ。だ。あいつ、生きてたのかよ。
アングッシュはこちらに気付いてうすく口を開き
「久しいな。時を操る青年。」
俺はインフェルノの柄を握り警戒をとかずに口を開く
「生きてたのか。そいつは誰だ?」
アングッシュのつれを睨む。
「こいつは、ウクダリアの姫様。トマスだ。」
女に付ける名前かよ。
「俺はお前らと戦うつもりはない。」
とアングッシュ。
「今さら何言ってんだよ。」
わずかにインフェルノを抜いて刃を光らせる。
「俺には、守る者ができてしまった。だから俺は今から、海大蛇を倒さねばならない。」
・・・・信用できねえ。だがしかたがない。こっちもこいつと戦ってたら疲れるじゃすまなそうだし。
「分った。だが、海大蛇を倒すのは俺だ、なぜなら俺は真朋雅也だからな。」
とインフェルノをしまって、アクダリアの兵士を船から下ろす。
「たった二人で海大蛇と戦えるのか?物体分解能力をもっている俺が協力すれば速く済むことだ。俺も
乗せろ。」
「分った。でも、トマスは?」
アングッシュは目を閉じ、3秒考えてから
「国に帰ってもらう。一人で帰れるな?」
頷くトマス。
「よし、今すぐにでも出発したい。乗るなら乗ってくれ。」
アングッシュは地面を蹴ると甲板に飛び乗った。
すげえ跳躍。あ、葵空気なんだけど。
恐る恐る葵の方を見ると。ああ?、なんだ、あの禍々しい気は!?まさか、葵も・・・・。」
葵は俺が2,3歩退くのをみて冷たく笑い。
「さっきからなんで無視するのかな?あはは?」
とキレていた。
「やばい、これはまずい、愉快に素敵にまずい。」
と俺は急いで船から降り逃げようとするが何故か船は海の上、なんであんなに速く船が動くんだ。
「魔法だよ?しってるでしょ?」
葵は笑いながら近づいてくる。
「だったら、トキハゼ!!」
あ、そういや。俺の時間操作に名前付けてました。なんとなくよんでれば気付いたかと思ったけど。いまさらだね。花見の時には付けてたのに。
船ごと黒い霧が包み込む。この中では風も、なにも動けない。ただし動いているのはアングッシュと
あおi・・・・・ん?葵?
「気づいてなかったのかな?港話してたけどマサヤは酒場の女の子と話に夢中で気付かなかったのかな?」
ばらすな。せっかく隠れているのに。
葵のからだからは青色の霧が出ている。青だけにwwww。て、能力はなんだ?どうせ打ち消せるもの
だろうけど。
これ以上神抗能力の消耗はできん(海大蛇と戦うもんね)と判断して黒い霧をしまう。
そしてインフェルノで葵をぶったg・・・・・ん?本日何回目かの、ん?
葵、妙にゆっくり動いてるな。葵の後ろを飛んでる鳥も、ゆっくり?
『ゆっくりしていってね?』
のゆっくりじゃない。これは、おそらく、たぶん、俺の考えが正しければ。
『重力操作』
神が定めた人にまとわりつくおもり。それを自由自在に操る能力。と推測しょう。
だとすると、俺が今見ているスローモーションの葵は何秒前の葵なんだ?
と思った時俺の頭の上に星が浮かび俺は帆柱に頭を打った。
殴られたらしい。
「っつぅぅぅぅぅぅぅぅぅ。」
自分の声が遅くなる。まずい、レイナントをつk。
と思ったところで再び星が光り俺は甲板に転がっていた。
「人ってさ、ほとんど目で見た情報を脳で解析してだいたいの距離を測って間合いを作る。それで、相
手を殴ろうとするときにも同じようにしなくちゃいけないでしょ?だったら光を遅らせたりしてさ、脳
を駄目しちゃえばいいんでしょ?いくら達人でもねぇ目も耳も奪われちゃったら何もできないから。」
・・・・・・。
やばそう。とっとと神抗能力使いたい・・・・が使えん。無駄に使いすぎたというか、さっき時間止めた時俺は霧がどこまで包むのかをイメージし忘れてて、たぶん、思った以上に霧を広げてしまい。
数時間分いっきに使ってしまった。まるでためた金を軽い気持ちで使ったあとのような。
「な・・・・・・・・・・・・ん。」
葵の周りから一気に暗くなり見えなくなる。
なんかすごい技使ってきそう。
高重力。そんな物を体に受けたらどうなる事やら、光さえも逃げれない闇をつくれるなら、周りの水や
この船はいったいどんな造りをしてるのやら。
と、その時、黒い壁が動いた気がした。
しかし、俺が動いたと思った時にはすでに・・・・・・・