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なんと

「ふ~ん。その二人。契約したんだ~。」


・・・・・誰?。

教会の椅子にドカッと座っている女がいた。


「茜さん。知り合い?」


「ま、ね。なんのようかな?リヴァイアタン。」


女はニヤリと笑うと。


「マサヤ君と契約したいな~。なんてね。」


「無理。」


茜さんが即答した。


「探求者が決めることじゃ~ないでしょ~。」


リヴァイアタンは笑いながら、茜さんに言う。


話についてけないのは俺だけじゃないはず。


「誰すか?」


「あ、私の名前はリヴァイアタンで~す。」


それは聞いてるが。


「悪魔よ。」


俺が訊きたかったことが分かる茜さんは口を挟む。


「悪魔?人間っぽいけど。」


「堕天使と同じ。人の形はしてるんだけどね。」



「何故悪魔が俺と契約を?」


「分かんない。リヴァイアタンに訊いてみれば。」


「なz・・・・。」


「う~ん。君に協力しようかな~なんて。」


強力?いや協力か。


「協力?」


茜さんが眉をひそめた。


「そう。協力。悪魔と契約すればそれなりに強くなれるでしょ?」


「でも、人との契約と違ってデメリットもあるでしょ?」


「でめりっと?」


俺は分からないんだが。分からん。


「まあでも、メリットの方が多いしさ。契約しようよ。」


強引だが大丈夫か?と訊きたいな。


「大丈夫だ問題ない。」


笑顔で答えるリヴァイアタン。


「何故?」


「↑に書いてあった。」


久しぶりだな。


「でもさ、俺が決めることだろ?」


「「そうだね」」


「だったら俺は・・・・。」


「君は?」とリヴァイアタン。


「・・・・。」黙っている茜さん。


「話についてけない。」と葵。


「う~んこいつの名前どうしようかな。」とネフィリムの名前を考えるウィク。


俺は両手をあげて。


「契約し、な~い!!。」


「え~~~~~~~~。」嫌そうな声を出すリヴァイアタン。が


「そっか、君が決めることだしあきらめるよ。」


そして


「でも、その気になったら、いつでも声をかけてね。待ってるよ~。」


手を振りながら消えてしまった。


「これからどうしますか?」


茜さんは


「ん?私はちょっと用事が他の世界にあるし・・・・。」


手をポンと叩き。


「そうだ、ギルドで御金稼ぎすればいいじゃん。」


「なるほど。」


~そんな訳でギルド~


「久しぶりです!!何話ぶりだろうか。」


「さあ、知らない。でもよかったなヴァン。忘れられてなくて。」


「ほんとです。」


ヴァンはでっかい紙を何枚も出すと。


「じゃあここらへんから選んでください。」


『お父さんを殺して下さい。byジョニー。』


報酬は銅貨3枚。無理。


『怪物討伐byデンジ』


報酬は銀貨2枚。保留だな。


『怪物の調査byエライエ王』


報酬は銀貨10枚。さよなら怪物討伐。


『海大蛇の討伐。byヴェイル。』


報酬は、金貨1枚。・・・・・。


他のも見てみたがこの金貨1枚が最高だな。


「ヴァン。俺海大蛇倒しに行く。(一番ノンハンっぽいし)」


「ダメダメダメダメ!!。」


慌てるヴァン。


「どしてぇ?」


「どしてぇ?じゃないです!!これは。何十人ものギルドメンバーが協力して挑んだけどみんなこの海大蛇に殺されちゃったんですよ!!行ったら死んじゃいます。」


ここ、カッコつけるとこかな?


「男には、戦わなくてはいk・・・・・」


「とにかく!!行ってはいけないです!!。」


「でもさ、金貨1枚だぜ?」


命よりも金。金がなきゃ病気になったとき命を守れないし。


「だ!め!で!す!。」


・・・・・。


「じゃあ、もし俺が無事に帰ってこれたら。一杯飲みに行こうぜ(キリッ☆)」


「それ言ったら帰ってこれない気がします。」


「あはははは。冗談だ。俺が死んでも。葵いるし。茜さんもいるし。大丈夫っしょ


で、海大蛇の名前って?」


「リンドヴルムです。」


あきらめたヴァンが言う。


「どっかで聞いたことあるような・・・・。」


「本当ですか?」


「夢の中で、あったような。」


「それはない。」


・・・・・。

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