表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/39

「とりあえず。元の世界への生き方教えてください。」


「えっとね、ほら。この世界の中間地点を思い浮かべれば大丈夫。」


「ほい、じゃあ準備が必要だぬ。」


俺はどっこらせ。っとかけ声をかけながらだるそうに立ち上がって、部屋から出て行った。

これからどうするか。まあ葵を助けに過去に行くためにまず城下町にもどって、金もらって。


ー城下町ー


いや。一時間で着くとは思わなかった。行きは5日かかったのに。茜さんの妖剣ぱねえな。

俺は城下町に入ると、見たことのある幼女を見つけた。


「お~い。アトン、まだ親は見つからないのか?」


幼女は俺に気付くと「お兄いちゃ~ん」といってこっちに走ってくる。


「親はまだ見つからないのか?」


「うん。」


・・・・。


「しかたがねえな。また手伝ってやるよ。」


「ありがとう。」


まあ1日のばしても変んねえだろ。過去に行くんだから。


ー15時間後ー


「また駄目だったな。」


「うん・・・。」


「まあ気にスンナ。また手伝ってやるよ。でもしばらくは帰って来れないな。」


「どっかに行くの?」


「ああ。ちょっと友達を助けにな。」


「そっか、いつもマサヤは人を助けてるの?」


「ん?まあ勝手に話が進んでって勝手にそうなるだけだけど。」


「でも、ちゃんと助けてるんだから偉いよね。」


「そんなことは~ない。」


俺は空を見る。おう月がきれいだな。あれ?この世界月あるんだ。はじめて知った。


「じゃあそんな偉いマサヤにはこれをあげるよ。」


といってポケットからペンダント?っていうのかこれ。俺は疎いので分らないがありがたく受け取った


「なんだこれ。」


「お守りだよ。」


お守り?まさか、幸せを呼ぶペンダント。これを10万円で買えば・・・とかいうのじゃ。


「黒い宝石がついてんだ。ん?ここになんて書いてあんだ?」


俺はペンダントを裏返しながら聞く。


「ああ。それは、闇があなたを包んで守ってくれますようにって書いてるんだよ。」


ほう。闇か。金になるかな・・これ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ