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巨人とか巨人とかの話し

いや~、盗賊の人たちも話し合えば分ってくれました。

なんか火事になってる町よりも俺の後ろが明るいのは気のせいで。

久しぶりに夕飯で焼き肉が食べれそうです。

まあ、人肉なんて食べたくないし、とっとと町に行くかな。町に向かって走り出す。俺の力について分かったのは人以上に体が強いのとか速く走れるようになったとか目がよくなったとか。馬より少し早いくらい?あと体力も付いてるな、どんなに本気で走っても疲れることはない。体がもつかどうか。町がどんどん近づいてくる。


「なんだ、あれ。」


町に巨大な何かが見える。それは、人の形をしていた。赤く発光している。多分炎だろう。


「あれが、巨人・・・なのか。」


いや、巨人なんだろう。あんなもの見たことない。そんなことしているうちに町に着いた。立ち止まって周りを見回す。


「ひでえ。」

建物が一つも見えない。焼け野原になっている。


「炎か。じゃあ適当に水か・・・。」


水の即席魔法を取り出し魔力を込める。一枚の紙から大量の水があふれてくる。


「変われ。」


強く念じると。水は形を変えて、刃になった。


「さてと、巨人は・・・・あそこか。」


巨人はこっちに気付いたのかこちらに向かってきている。


「これで終わりかな。」


水の刃を巨人の方に飛ばす。水の刃は巨人を切ることができずに巨人の体に触れたと思ったら消えてしまった。


「な。火を消すには・・・風をかける?それじゃ強くなっちまう。水は消される。土をかけるぐらいしかないぞおい。」


土の即席魔法を取り出し地面に置いて魔力を込める。すると巨人の真下まで地面に亀裂が走り。地面が盛り上り巨人を包み込んだ。


「おー。」


我ながらすごいと思う。



「××××ー」


生き物の叫びと思えないほどの高い音が巨人を包み込んだ地面の中から聞こえてきた。


「あれ?もしかして怒ったのか?」


地面から巨大な腕が出てくる。まるでどっかの映画でゾンビが墓から出てくるように地面から巨人は這

い出てきた。


「気持ち悪いな。」


「××××ー。」


人の言葉は喋れないらしい。


「インフェルノ。」


俺の妖剣の名前を呼ぶ。妖剣は返事をしたように刃から炎を噴き出す。俺は巨人を目でとらえながら巨

人の方へと走っていく。術が駄目なら直接切っちまえ。という謎の考えである。


「インフェルノ!!。」


この妖剣の力は炎を出したりすることである。刃を巨人の方へ向けて炎の玉を飛ばすが。巨人はそれを取り込んでしまった。


「炎は強さを増すだけか。」


くそ。俺の力の8割の妖剣が封じられた。インフェルノの炎は巨人(あいつ)の力を与える薬のようなものか・・・・薬?。


「だったら、ぶん殴って壊すまで。」


巨人の体に向かってジャンプ。巨人の胴を思いっきり殴る。


「××××ー!!。」

と巨人は叫びながら。あおむけに倒れる。

よし。効いたか。でも殴り続けるのにはすこし問題があった。

それは、俺の手がもたないということだった。

俺の手は今、痛みを感じないほどの重度の火傷を負っている。皮が白くなっていてみるのも気持ちわるい。しかたない。この右手だけで殴り続けよう。


巨人が立ちあがる途中で右手で殴る。

巨人が立ちあがる途中で右手で殴る。

巨人が立ちあがる途中で右手で殴る。

巨人が立ちあがる途中で右手で殴る。


こいつ・・ばかだな。また立ちあがろうとしているのを右手で殴る。弱ってきたのか炎が弱くなってきてるしこの調子で。


「そこまで。」


後ろから声をかけられる。振り向くと一人の男がいた。


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