ワイバーンとかwwww
どうも、真朋雅也です。今ワイバーンを倒しに来てます。
そんで怪我した仲間見に来てます。適当な男を見つけて声をかけた。
「ワイバーンにやられたんですか?」
「ああ。あいつ絶対700年以上生きてるやつだった。」
「年寄りじゃねえか。」
そんなじいに負けたなん・・・
「そうだ。竜族ってのは生きれば生きるほど強くなりやがるからなあ。お前も気をつけろ
俺の仲間みたいになるなよ。」
「ああ・・・。」
やばい。なんか強いらしい。でも俺は強いけどね。
「君!。」
「はい?」
戦いに来てなさそうな男に声をかけられた。
「君・・・そんな装備でワイバーンを倒しに来たのか。」
「そっすよ。」
俺の今の装備は、汚れたワイシャツとズボン。以上。一応町で他にないか見たけど鎧だとかしかなく。それじゃ動きづらそうだったからそのままできました。
「・・・・・。君、絶対ランク足りてないでしょ。」
「ソンナコトナイヨー。じゃ行ってきまーす。」
これ以上ここにいたらまずいと悟り。外へ逃げる。
「ちょ、君ま・・・。」
もちろん無視。村の外に出ると俺が知ってる田舎より田舎だった。
「広い・・・。」
はじめてそう思った。俺がいた世界なんか狭かった。今じゃ1日もかからないでいろんな国にけるよう
になってると思う。
やっぱり車とかがないと広く感じるな、と俺が思っていると俺の平和を崩す音がした。花火が上がるような。
そんな感じで、顔に熱い風が吹いてくる。どんどん周りが熱くなってきて、おかしいな。と思っていると、赤いでかい丸がこっちに落ちてくるところだった。
「わあ、太陽が落ちてくる・・・・てそんな訳ねぇだろ!。」
この世界に来て身に付いた身体能力で赤い玉をかわす。赤い玉は火の玉だった。地面にぶつかると爆発
して地面を焦がした。
「こんなことができるのって、やっぱりねえ。」
空を見上げると空飛ぶ翼が生えたトカゲがいた。なんとなくあれがワイバーンだとわかる。
「今打ち落としてやるからな。」
インフェルノを抜き火の玉を何個も出しワイバーンに向けて飛ばす。しかしさすがはワイバーン、きれ
いに火の玉をかわしながら火の玉を吐いてくる。
「くそ・・・なかなか当たらねえ。」
俺は今、ユーフォーキャッチャー。でとれそうで取れないときのような苛立ちを感じていた。
「こんな時のための・・・」
ポケットをあさりだす。目当ての物を引っ張り出しあの一言。
「じゃじゃーん。即席魔法!!。」
帰ってきた返事は火の玉だった。
「たく。そんなに焦らなくても今落としちゃうよ。」
土属性の魔法陣に魔力を込ると紙が鉄の塊に変化した。
「これと。」
雷属性の魔法陣を組み合わせれば。
「じゃじゃーん。レールガンもどきー!!。」
また帰ってくる返事は火の玉だった。ピキピキ。
「そんなに死にたいなら死んでくれ。」
空高くにいるワイバーンに届くわけない声で話しかける。鉄に電気が流れだしたのか熱くなっていく。
「これで落ちろ!。」
鉄がものすごい速さで宙をきった。しかし、それは村のほうに飛んでいき。
「「ぎゃーーーー。」」
村の人々の悲鳴が聞こえてくる。
「よくも・・・みんなを。」
ワイバーンに罪をなすりつけて、また鉄を造り電気を流す。何回飛ばしても狙った場所に行かず村などの関係のない場所にばかり飛んだ。
「なんだこれ、使えねえ。」
威力はあるのに当たらないんじゃ意味がない。レールガンはエネルギーを一点に集中するから強いのに。
雷属性の魔法陣を手に取り魔力を一気に流し込む。
「はあ!!。」
掛け声とともに手を空に突き上げる。すると雲もないはずの空から雷が落ちてきてワイバーンに直撃した。
「ギャーーー!!。」
竜が叫びながら落ちてくる。
「隙あり!!。」
地面を強く蹴って飛ぶあっという間にワイバーンの真上になる。雅也はニヤリと勝利の笑みを浮かべな
がら5枚の魔法陣をだす。
5枚の紙が光って巨大な鉄の杭に変化する。
その杭をかまえ竜の腹に向かっておもいっきり投げると竜が地に落ちると同時に
ドス。
という音が聞こえ
「ギャーーー。」
竜が叫ぶ。無事刺さりました。
「ふう。これで終わりか。おい暴れないほうが身のためだと思うぜ。」
竜にむかって話しかける。すると竜はこっちを睨み。
「余計な・・・世話じゃ・・。」
じゃべった。
「お前、じゃべれるのか。」
「当たり前だろ。竜なんだからな。」
竜を知らなかった俺には分からなかった。
「なんで、お前人を襲うんだ。」
訊いてみる。
「俺らの土地を荒らすからな。これ以上近づくな。という意味の威嚇だ。だからわざと外しているのじ
ゃ。」
「じゃあ害はないってことかよ。」
「そっちが何かしない限りは・・・な。」
「動くな。今抜いてやる。」
「なぜ・・。」
「なんで訊くんだそんなこと。」
「お前は俺のことを殺しに来たんだろ?」
「そうだ。」
「だったら今は殺すチャンスだろ。」
「ふむ・・・・でもやっぱり危なくない生き物は殺したくないな、まあもう食べないといけなかったら
殺すだろうけど。」
そう呟くと杭を両手でつかんで一気に引き抜く。血が噴き出してきて返り血を浴びて目に血が入りそう
になる。
「痛かっただろ。」
「まあな。だが・・同じだなお前は。」
「誰と?」
「まあいいだろ。それよりもほら。」
竜は自分で尻尾を爪で切った。
「なにやってんだ?」
「これをもっていき俺を殺したと言えばいいだろ。」
「なるほどな。傷はすぐ治るのか?」
「俺を何だと思ってるんだ?」
竜はまた空に飛んで行った。
「さてと。尻尾を持って帰るかな。」
しかし意外と尻尾は重く村の人が何人か助けてくれなくても1時間はかからなかっただろうけど村の人
は手伝ってくれた。村の人々が何度も俺に礼を言ってきて金を渡そうとしてくる。俺は何度も断り。村
を出る前に話しかけてきた男のところに行った。
「あの・・ワイバーン終わったんですけど。」
「ああ。ごくろうさん。これ。」
袋を受け取る。
「銀貨7枚。」
「ありがとうございます。」
「僕は中の人たちを治療してからみんなで帰るから君は帰っていいよ。」
俺は返事もせずに城下町まで馬を盗んで走らせることにした。
「馬は賢いんで、ちゃんとすれば2日はかかりません。でもちゃんと休ませて下さい。」
村の人にいろいろ教えてもらい。馬にまたがって城下町に向かって走り出した。乗馬は、たぶん魔法のおかげで出来てるんだな。変な解釈をしながら街に向かって馬を走らせた
~・・・~
ここは、雅也がいる世界。茜は驚いていた。
「なんでこんなところにネフィリムがいるんですかね。」
ネフィリムと呼ばれていた者は巨人だった。
「炎のネフィリム・・・面倒なものを出してくれましたね。間違って契約でもしちゃったんでしょうか。」
茜は誰にも喋っていない。ただのひとりごとだ。巨人が腕を振ると炎の塊を飛ばしてきた
しかし炎は茜の目の前で消えてしまう。
「あらあら。危ないですね。」
にこにこしながら巨人に向かって話す。が巨人は全く聞いていなく何度も炎を飛ばす。
「無駄でーす。」
何回打っても炎は目の前で消えていく。巨人はあきらめずに炎を飛ばしてくる。
「グラムに切れないものはない。」
そう呟いて刀を振ると炎と巨人の体が二つに分かれて消えてしまった。
「まったく。やっぱり本人を消さないと何回でも蘇る。面倒ですねえ。」
どうやら何回も巨人は消しているらしい。
「やっぱりここは、雅也君たちに任せて休むに限ります。」
茜は刀を振って空中に切れ目を造り中に入ってその場から姿を消してしまった。
「渡邊茜。世界の探求者か・・・・邪魔だな。」
茜がきえたところをみながら呟く男がいた。