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第31話
井村屋のアイスあずきバーを食べながら栗満子は呟く。
「おかしい。カッチカチやぞ。」
連日の妙な悪夢、そして多少なりとも現実に干渉して影響を及ぼしている。
今朝、玄関を見たら壊れていないものの、扉がベコッと何かがぶつかり変形していた。
「なんで、カッチカチなんやろ?」
その日はママチャリで買い物へ行き、散歩もして自然観察をした。
そして、いつもの如く夜になり布団に入り眠る。
「今夜はあずきバーを持った玉木宏に抱かれる夢を見たい…ンゴッ…」
夜も静まり返っている丑三つ時…ぶっ飛ばされて血だらけの隣の住人ゾンビが再び現る。
メキメキメキッ!!!
玄関の扉を怪力でこじ開けて来ると、ゆっくり栗満子のもとへ来た。
今度は満子が自ら半目を薄っすらと、パックリ開けた。
「そう来ると思っとったよ。」
すると隣の住人ゾンビが喋った。
「酷いじゃないか満子ちゃん♪僕だよ♪」
頭の蓋を取り外したかと思うと、脳みそがむき出しになり口が付いていて、そこから喋っている。
「おっ…おまんは…羂索なのかっ…!?」




