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黄金の軍神は至宝の真珠を庇護する  作者: アルケミスト


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「駄目です……、レスター様。

 わたくし、できませんわ」


「なぜ?

 私が直々に、シャロンにお願いしているのだよ。

 些細な頼みだと思うのだが」


「で、でも……」


「仕方がないな。

 言うまで、その可愛らしい唇を塞いであげよう」


 からかうようにそう言うと、レスターは早速それを実行に移してしまった。


 最初は、掠めるような軽い口づけだ。


 ちゅっちゅっと何度も角度を変えて当て、シャロンの果実みたいな唇を啄む。


 くすぐったくて堪らない。


 レスターの惑わすような口づけは、シャロンの頑なな心を徐々に溶かしていく。


「意固地なシャロンに、少々お仕直きだ」


「……あん、そんな……」


 抵抗を示そうと、シャロンは手のひらで厚い胸を押し返す。


 でもその鋼のような身体は、少々の力では微動だにしなかった。


 そのうち触れるだけの口づけではなく、舌を差し込み絡ませる淫らなものへと変化する。


 情熱的に求められて、シャロンは次第に胸を大きく上下させ、息があがるのを感じた。


 ここは、シャロンとレスターの寝室。


 シャロンは、着衣を全て奪われた状態で、ベッドのリネンシーツに艶やかなブラウンの髪を泳がせ、ふくよかな胸と細い腰を揺らして、甘い口づけを何度も受けていた。


 柔らかな下唇を甘噛みされ、口腔を舌でまさぐられ、歯列をなぞられる。


「あ……ぁあ……、んん……」


 結局は、レスターの甘い舌と熱い唇に、心がゆるゆると蕩かされてしまう。


 レスターの鼓動が皮膚越しに伝わってくる。


 規則正しい心音に、幸せで満たされている自分を感じた。


 何度も何度も甘い口づけを受けていると、レスターの指がシャロンの腹部あたりを撫でさすり、鳩尾から胸のラインをゆっくりと上がってきた。


 くすぐったくて、思わず白肌の乳房を揺らしてしまう。


 するとレスターが、心底愛おしいと言わんばかりの視線を落とし、くすりと笑った。


「ああ、シャロンは本当に可愛いな。

 すぐに乳首がふくれて薄紅色に染まる。

 まるで食べ頃の果物のようだ」


「……や……、恥ずかしいことをおっしゃらないで」


 シャロンは慌てて胸を隠そうと、手を胸もとに回した。


 だが容易にレスターの裸体に手を阻まれてしまう。


 レスターはシャロンが重たく感じないよう、膝と肘で自分の身体を支えながらも、ぴったりと肌を重ねていた。


 筋肉質で屈強な身体だが、肌は滑らかで、触れると気持ちがいい。


 その鋼のような身体に邪魔をされ、シャロンは自分の身体を隠せなかった。


 恥ずかしさで抗おうにも、シャロンの非力さでは敵うわけがない。


 シャロンの胸の尖りが、レスターの逞しい胸板あたりを掠める。


 それすら刺激となって、乳首はもっとぷっくりと大きくなってしまった。


 それにレスターが、わざと身体を上下に揺らして刺激を与えるという悪戯をするから、胸の敏感な部分がもっと硬くなってしまう。


「はぁ……、んん……、やぁ……」


 再びレスターが、口づけを与えてきた。


 レスターの口づけは、とても巧みだ。


 舌を捏ね回し、口腔をあますところなく探られる。


 歯も舌先も、口腔全てを愛され、背筋から快感がゾクゾクと上がってきた。


 唇が離れていくと、途端に寂しい気持ちになり、名残惜しげにレスターの秀麗な顔を見つめた。


 するとレスターは困ったように笑い、シャロンの艶やかなブラウンの髪を撫でてきた。


 もっと口づけが欲しい。


 あのふっくらとした唇と、蜜のような唾液をもたらす柔らかい舌、甘い香りの吐息は、シャロンの心を惑わせる。


「さあ、私の頼みを聞きいれなさい。

 そうでなければ……」


 シャロンが、うっとりとした陶酔の表情でレスターを見上げていると、形のいい唇が意地の悪い言葉を発してきた。


「一晩中、焦らして追い詰めて、抱き倒す。

 それでもいいのか、シャロン」


「ひどいですわ……、レスター様……」


 泣き言を漏らすシャロンの唇を、レスターの指が封じた。


「可愛い口だが、あまり私の言うことを聞かないと、再び塞いでしまうよ」


 その指は、シャロンの口腔に入り込んできた。


 歯や舌を探るように蠢いている。


「ふぅん……、んん……、あん、うぅん……」


 口腔の中をくすぐるようにまさぐられると、不思議な快感に支配される。


 もしかして口中にも性感の高まる場所があるのだろうか、特に口蓋のあたりをさすられると、全身がふるふると震えてしまう。


 シャロンはその指に舌を這わせ、唇をすぼめて、ちゅうちゅうと吸い上げた。


 未知の快楽を教えてくれる、優しい指が愛おしい。


 指を扱くように吸い上げ、舌先を上下に動かして擦りつける。


「あ……、んん……、ふぅ……」


「私の指がそんなに美味しいのか。

 くすぐったくて困るな」


 レスターが笑いながら指を引き抜こうとしたので、シャロンは未練がましく舌を差し出した。


 濡れそぼった指が引き抜かれると、シャロンの唾液でてらてらと光っている。


 やはり名残惜しく感じ、そっと舌を差し出した。


 だが、その舌を攫っていったのは、指ではなくレスターの舌であった。


 レスターはシャロンの舌を吸いながら、両手で豊満な胸を掬い上げ、器用に指先で硬く尖った乳首を擦り合わせた。


 くりくりと敏感な部分を捏ねられながら、深く舌を絡ませ合うと、シャロンの身体に灯された官能の火が激しく蠢く。


「ん……、っんぅん……、あぁん……」


「私の可愛いシャロン。

 好きなだけ感じて、思うまま乱れてみなさい」


 言われてシャロンは、身体を仰け反らせながら、レスターが与える快楽に身を委ねた。


 お互いの体温が急上昇する。


 シャロンの身体は、まるで高熱に浮かされたように火照っていた。


 頭の奥底までもが熱い。


 でもレスターの体温をもっと感じたい。


 レスターの発する熱情の炎に焼き尽くされてもいい。


 身体の内側から、籠もった熱が放出される。


 両脚の間、奥の狭い箇所に、疼くような欲求が生まれてくる。


 まるでレスターの精を待ちかね、渦巻いているかのような貪欲にも思える胎動。


 そんな抑えきれない衝動に突き動かされ、シャロンはみだりがましく欲望を訴えた。


「レスター様、お情けをくださいませ。

 わたくしの胎内に、レスター様をくださいませ」


 いかな偉大なる軍人王、名将の王と異名をとったレスターでも、すがりつきながら訴えるシャロンにはまったく勝てそうになかった。


「シャロンには敵わぬな、望むものを与えよう。

 もう少し焦らしたかったのだが、仕方があるまい」


 レスターはそう言うと、シャロンを抱きかかえ、自分の膝の上に乗せた。


 あぐらで座るレスターの上に、向かい合って跨がる体勢となる。


 これまでに、されたことのない体位で抱かれるのだと思うと、途端に怖くなった。


「あっ……、レスター様。

 このような、恰好でございますか……?」


 喉を震わせながら、おずおずそう問うと、レスターは愉しげに笑ってこう返してきた。


「私の言いつけを聞かない子には、少々深く受け入れてもらおうか」


「ああ……ん、そんなっ……、あっ……あぁ、あぁぁ……」


 レスターの大きな手が、しっかりとシャロンの腰を支える。


 拡げられた両脚の間に、レスターの太くて熱い肉棒が擦りあわされた。


 シャロンの肉襞に、硬く反り返った亀頭がぐぐっと押し当てられる。


「あっ……、ああっ……」


「自分からゆっくりと腰を落として、そうだ」


 ずぶずぶと襞を割って、熱い肉棒が入り込んできた。


「あぁ……、うん……、はぁっ……」


 レスターを受け入れたくて堪らなくなっていたシャロンの膣内は、嬉しさのあまりぴくぴくと引き攣り、ふるふると痙攣した。


「……ん、あぁ……、あん、あぁん……、深い……」


 その言葉を受けて、レスターが腰を使い、掻き回すように動かしてくる。


「ひゃ……、あぁ……んっ……」


 シャロンの甘い嬌声に合わせるように、レスターの腰がずんずんと突き上げてきた。


 その度、シャロンはブラウンの髪を乱し、背を反らして胸を突き出し、豊満な乳房をふるふると上下に揺らした。


「ああっ……、だ、駄目ぇ……、そこは、ああっ……」


 腰を支えていたはずの手が、シャロンの尻たぶをぎゅっと掴んだ。


 撫で上げたり、揉み上げたりを繰り返す。


 レスターの律動と、いやらしい手の動き、そして呼応したように濡れた音を立てる秘部に、シャロンは潤った愉悦に支配されていく。


 揺らされ、喘がされ、どんどんシャロンは快楽に支配されていった。


「レスター様っ、レスター様ぁっ……、お情けをくださいませ、わたくしに愛を……」


「シャロンの望むままに与えよう、受けとめなさい」


 レスターはそう言うと、激しく腰を動かし、思う存分杭を打ちこんだ。


「あっ……、ああっ、あああーっ!」


 シャロンの身体ががくりと弛緩し、ゆっくりとレスターの胸に落ちてきた。


 レスターはしっかりとその華奢な身体を受けとめ、そしてそっと耳元で囁いた。


「私はこんなにもシャロンを満足させているというのに。

 シャロンは、私の頼みを聞いてくれないとは、実につれないものだな」


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