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黄金の軍神は至宝の真珠を庇護する  作者: アルケミスト


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(なんて美しいの……。

 逞しくて、滑らかで……)


 太い首に広い肩幅、厚みのある胸板から、線上に流れる腰のラインにシャロンは思わず魅入ってしまった。


 シャロンは目が離せなかった。


 その鍛え上げられた逞しい肉体に、目どころか、心までするりと奪われていく。


 うっすらと血が染みる左腕の包帯が、完璧な美を不調和なものに見せたが、シャロンを護るために負った傷だと思えば、それさえも勇者に相応しいとすら思える。


 さすがに下衣に手をかけたときは、礼儀として視線を逸らした。


 ところが、レスターはシャロンの手を取り、緩めた下衣から取り出した肉茎に誘導し、そっとあてがわせた。


「あっ……」


 シャロンの驚きに、レスターは平然と、そして悠々とした顔で対応した。


 初めて触れる男性器にためらわないわけがない。


 シャロンは、手中でこれでもかと存在感を主張する硬く隆起した男根を、どうすればいいのか考えあぐねていた。


 太くて大きくて、赤黒く血管が浮き出る雄々しい男根は、屈強な男の証であり、まるで別の生き物のようにも見える。


 シャロンは少しばかり、恐怖を感じてしまった。


 だがこれはレスター自身。


 硬く熱が滾るこれを、どうすればいいのだろう。


 どう愛せばいいのだろう。


 張った筋が脈動する度、そんなことを考えた。


 レスターはシャロンの逡巡を悟ったのか、優しい声音でこんなことを言い出した。


「私自身を、シャロンの可愛い唇で愛してほしいのだが、……できるだろうか。

 嫌なら無理強いはしない」


(口で?

 驚くほどの大きさなのに?

 上手くできるとは思えない)


 手で触れることも初めてなのに、口に刺しいれると、どのようなことになるのか、シャロンにはその結末が想像できない。


 だが、どくどくと生命を象徴するレスター自身に、不思議な愛おしさがこみ上げてくる。


 その感情を信じてシャロンは前かがみになり、両手でそっと愛おしむようにくるみ込んだ。


 顔を寄せ、伸ばした舌先を、そっと肉棒の先端につけてみる。


 シャロンの唇が割れ目の部分に吸いつくと、悦びを証明するようにふるふると震え、透明の液が漏れた。


 思いのほか恐ろしいものではないと知ったシャロンは、猫がミルクを飲むように透明の液を舌に載せては口腔に戻し、こくんこくんと飲み込むという行為を何回も繰り返した。


 触れるまでは怖くて仕方がなかったのに、実際に舌の上に載せてみると不思議な愛着と情感が沸き上がり、男根の鎌首あたりまで唇で覆って、ちゅうちゅうと強く吸い上げた。


「ふっ……」


 レスターが短い喘ぎ声を漏らす。


 シャロンの拙い口技で、感じてくれているのだと知ると、喜びが恐怖心を凌駕した。


 もう少し踏み込めるかと考え、亀頭の先端にある鈴口に舌を差し込んでみたり、包皮の隙間に沿って舌を回してみたり、思いつくままの行為を繰り返した。


「んっ……、んっ……、うんっ……」


 ところが甘い吐息を放つのはシャロンだけで、当のレスターは先ほど一声零しただけで、それ以降一切声を漏らさなくなった。


 吸いがよほど下手なのかと心配になり、目線を上に向けると、困り果てた切実な表情がシャロンを見下ろしていた。


「シャロン、その中途半端な刺激は私を困らせる。

 できればもう少し強めに……」


「は、はい……、で、でもどうすれば……、わたくしには……」


 シャロンの幼い問いに、レスターは優しく答えた。


「一度口を離してから、大きく唇を開いて、そのまま奥まで頬張りなさい」


 指示通り大きく口を開けて肉茎を頬張ると、舌を蠢かして唾液を絡めながら、裏筋を何往復も舐め上げた。


 すると、突然肉棒がぐぐっと体積を増し、その先端が喉をつつくほど伸びた。


 大きすぎて口に収まらない。


 仕方なく少し顔をずらし、先が頬の内側に当たるよう位置を変えてみた。


 だがレスター自身は大きさを増すと同時に、上へそびえようと向きを変えてくる。


 シャロンはそれに追いつこうと、必死で顔を動かし、唇と舌を使った。


 肉棒はますます硬く大きく、何をどうしようとも、口に入りきらない大きさにまで育ってしまった。


 もうシャロンの口では全てを収められそうにない。


 それでもレスターに悦んでもらいたいと、懸命に頬張っていたら、あやすように頭をぽんぽんと叩かれた。


 シャロンが顔を上げ、口を離すと、男根は勢いよく割れた腹筋にまで反りかえった。


 赤々と筋を立たせて隆起したそれを目にすると、シャロンの欲情にも火が灯される。


「レスター様、なんて大きくて……、逞しい……」


「もうよい、熱くて蕩けるような心地よさだったよ。

 いい子だ、シャロン」


 シャロンが見せる、仄暗く淫らな欲望に気がついたレスターが、次の展開へと進もうとした。


 ところが当のシャロンは、なぜか少しばかり名残惜しい気持ちになり、その怒張を両手で挟み込むと、すりすりと頬ずりした。


「お願いでございます、もう少しだけ……。

 もっと上手にやりますから……」


「構わないが、私としてはシャロンにも気持ちよくなってもらいたい」


 シャロンの物問う瞳に、レスターは苦笑を浮かべ新しい提案をした。


「では、こうすることにしよう」


 レスターが、膝に引っかかっていたショーツに手を伸ばしてきたので、思わず身をよじって抵抗した。


 秘所はもうしとどに濡れている。


 それどころか、あられもなく丸見えの状態だというのに、それがまるで最後の砦のように感じられた。


「お許しください、わたくしのここは……、はしたなくも濡れております。

 レスター様に見られては生きてゆけません」


 大仰に答えるシャロンに、レスターは驚いた顔を向けた。


「濡れて当然だ。

 私のここがシャロンを想って大きくなるように、シャロンも私を想うと、そこが熱く濡れる。

 愛し合う同士ならば当たり前の現象だ、恥じる必要などない」


「でも……」


「構わない、私に全てを見せなさい」


 レスターの手によってショーツを脱がされると、途端に心もとない気持ちになった。


 たった一枚の小さな布を脱がされただけで、含羞に心が制されてしまう。


 ところが、本当の羞恥はこののちに訪れた。


 レスターがベッドに仰向けになると、シャロンの小柄な身体をひょいと動かした。


 ちょうどレスターの胸当たりを、反対側を向いて跨ぐ体勢になる。


「レスター様?」


 問いかけるシャロンに、レスターは労るように背を撫でた。


「そのまま顔を落として」


「は、はい……」


 そのまま上半身を倒し、レスターの腰が目の前にくるような姿勢を取らされると、シャロンの開かれた下肢が、レスターの顔前に晒される。


 あまりに淫らな体位になってしまい、シャロンは真っ赤な顔で抗議をした。


「だ、駄目です。

 この恰好は……」


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