表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
82/94

重箱の隅をつついてみたり

実家でテレビを見てました。

今日はとても興味深い番組を観ました。


築200年の古い住宅を改築して、町に残る江戸時代の景観を損なわないように、しかし現代人にとって住みやすい家に変えましょう、という。


特に屋根裏に打ち付けてあった板に、200年前の大工さんが書き付けた設計図とか。

大工さんの名前は十兵衛さんで、CADのない時代に非常に正確な図面を残されていたんです。

次にその家を改装する大工さんのために残したんでしょうが。

200年も経ってますよ。

炭で真っ黒になって、赤外線カメラで見ないと読めない状態でしたが。


未来への遺産って言葉にふさわしくて、十兵衛さんの職人魂ってやつに感動しました。


どんな家になるんだろう、と母とわくわくして見ていたら


「次週に続く」


がくぅっ。


母にボールペンを手渡され「カレンダーに書いておいてよ。忘れないように」と頼まれたので、カレンダーに向かって番組名を書きながら「ううむ」と思った。


『古住宅のリフォーム』


カタカナ日本語を見ていて、いろいろ気になることがあるんだけどな。

住宅の改築は『reform:リフォーム』じゃなくて『renovation:リノヴェイション』

なのだがな。


日本語として定着してしまった和製英語を、そのまま英語圏で使おうとすると意味が通じないことがよくある。

とくに上の二つは旅行に持っていくポケット辞書には、どちらも同じような意味が載っているだけで、状況による用法までは書いてないので要注意だ。


しかし、次のはちょっと許せないなぁと思う。


先日、テレビのCMを見ていて、茶を噴きそうなった。


店の名前だったのか、大特売という意味だったのか『マンモス』という言葉がでてきて、それはともかく。

背後の文字が『Manmos』


『マンモス』って、あのマンモスしかないよな、と思った。

あの、毛の長い氷河期の象さん。


あのマンモスなら『Mammoth』


受験生が混乱するからね。

外来語をテレビで放映するときは、辞書を引いて、つづりを確認してから使うのが大人の義務だと思うんだな。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ