英語版の初代宇宙戦艦ヤマト
バトンで年齢を訊かれたので、初代ヤマトをリアルタイムで観ました(かなり小さかったので、ストーリーの全容を知ったのは映画劇場版でしたけど)とお応えしましたところ、「初代の主題歌良かったですね~」と感想をいただき……聴きたくなりました。
で、ゆうちゅうぶ。
ふと思い立って、英語版がないかと探してみました。始めは見つからなかったのですが、紹介欄に英語説明のあるのを拾って再生しましたところ、ありました。それも初代のが。見つからなかったわけは、英語タイトルがぜんぜん違うからでした。
「Star Blazers」って、意味ワカリマセン。「星の制服組???」スターブレイザーですが、ブレイザーはブレザー、あの制服のブレザーで。
で、冒頭のあの筆書きの宇宙戦艦ヤマトのタイトルが情けないゴシックみたいな「Star Blazers」でもう。もうちょっと画面いっぱいにタイトル入れて欲しい。
何が哀しいって、名前がみんな変えられていることです。まあ、輸出されたアニメはほとんどそうなんです。日本人の名前は聞き取りにくく、発音が難しく、覚えられないから。セーラームーンもポケモンも、英語に近い発音の名前はそのまま使うようですが、ほとんど英語名に変えられてしまいます。例外はドラゴンボールくらいです。
沖田艦長はキャプテン・アバター
古代進はデレック・ワイルドスター
島大介はベンチャー
古代守はアレックス ワイルドスターだそうです。
あと、ガミラスはガメロン
あのな~、宇宙戦艦ヤマトには日本人しか乗れないんだぞ!
みたいな。
子供のとき不思議だったんですよね。
地球を救うための旅なのに、なんで日本人しかいないんだろう、って。
戦艦大和とその運命について知ったのは大人になってからです(恥)
英語コメを見ると、アメリカで放映されたのは1981年~(日本は74年~)。
かなり人気があったようで、毎日飛ぶようにして家に帰って観た、学校に行く前にかじりついて観ていた、仮病つかって遅刻してでも観ていた、というようなコメントが。
日本のアニメだということは知っていた人や、当時は知らずに観ていた、など。
38歳から52歳くらいまでの海外アニメファンに昔と同じ熱さで愛されている模様。
WW2オタがいて「これは大日本帝国の戦艦がモデルになっているんだよ」と垂れている人がいましたね。おかげで兵器オタになったような言い方みたいでした。
兄弟喧嘩しているお隣さんに申し上げたいですね。
「ぼくたちは殺し合うべきではなく、愛し合うべきだったんだ!」って。
皆殺しにする前にね。
英語版ヤマトの主題歌をお聴きになりたい方はこちらへ
http://www.youtube.com/watch?v=gVAtfbEUTko&feature=related
沖田艦長の声がなんかお下品で嫌。