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うちの三女は「ラブハンター」

ブロ友のおひとりが、ラブラドールの子犬を家族に迎えられたそうで。

おめでとうございます~。

子犬のうちは可愛いんですが、大きくなるんですよね。

しかもたいへん力が強くて。

後ろ足で直立すると人間と同じ高さになって、「遊んでー」と前足を肩や胸を置かれると、あっさり押し倒されて危ないです。

本犬ほんにんに悪気はないので叱るに叱れませんが。

「駄目!」と言われてしょげてしまうデカ犬もまた可愛いものです。

 今日は、うちの三女「ルー:夫が好きな女優、ルーシー・ルーより命名」のお話。

 ラブハンターと、カタカナで書くと「愛の狩人」みたいですね。


 違います。


 「Labrador cross Huntaway」


 ハンタウェイがそもそも、それまでの牧羊犬にラブラドールレトリバーとの掛け合わせで作り出された新しい犬種なのですが。

 片親がラブラドールということで、犬種を聞かれるとラブハンターと答えることにしています。


 以前飼っていた小型犬に比べると、非常に賢く、忠誠心が強く、しつけやすいです。

 ラブラドールも、ハンタウェイの先祖のひとつ、ジャーマンシェパードも、盲導犬や警察犬として活躍しているせいでしょうか。気質は穏やかで能力は非常に高いです。


 室内犬でもあります。

 うちは日本人(半分)の家庭にしては珍しく、家の中でも靴で生活しています。

 まあ、借家でカーペットもぼろぼろだし。

 こちらはたいていの家では、どんだけ大型犬でも室内で飼います。今までの例外では、毛長種で家の中が毛だらけになるという理由でガレージに飼われていた犬がいましたが。一番の理由は、緯度が高いので、犬も屋内で飼わないと凍え死んじゃうかもしれないからでしょうか。

 犬好きの人は犬と一緒にベッドで寝てますしねぇ。

 夫はもしかしたら犬に添い寝したいんじゃないかという気がします。

 当のワンコは油断していると長女のベッドに上がりこんで寝てます。

 姉妹で二段ベッドなんですが。

 上のベッドでは次女が飼い猫と。

 下のベッドでは長女が飼い犬と。

 寝てます。

 まずいんじゃないかなぁ。二人ともアレルギーがあるのに。


 犬を飼ってなかった頃は、よその家や車の犬臭さが耐えられなかったのですが。

 今では何も感じない……。

 

 ラブハンターだからというわけでもないですけど。

 とっても人懐っこいです。ラブラドールは全体的にそうらしく、番犬には向きません。

 彼女にとっては、世界中の人間が自分の頭を撫でてくれて、優しい言葉をかけ、えさをくれるかもしれないお友達に見えるらしいです。

 通行人が通りかかるたびに、吠えかかったりせず、尻尾をふってすり寄っていきます。


 こっちで犬猫を飼っていて楽なのは、シャンプーとかしたことないことでしょうか。

 猫の爪も切ったりしません。切ったら木登りできなくなるし。

 毎日朝から晩まで近所を放浪している猫なので、爪は本猫ほんにんが必要な長さを維持しているようです。

 犬にいたっては、散歩のときに川や湖で泳いでいるので充分きれいみたいです。

 どちらも大小は外で勝手に済ませるので、トイレの手入れも必要なし。(さすがに犬のは後で回収しますけど)

 

 賢いはずのラブハンター、何故か私の言うことは聞かない気がするんですが。

 娘に言われました。

「お母さんの発音が悪いから」

 『伏せ:lay』

 『落とせ:drop ボールや小枝の回収のとき、自分の足元に落とせと指示』

「『ドロップ』じゃないでしょ。『drop』って言ってごらん、ママ」

 ムッカー。

 犬でさえ「L」「R」や子音のみの発音が聞き取れるというのに。


 悔しい。

うちの子供たちはそろって筋肉質(長女はこのごろはそうでもないけど)。

定期健診で訪れた獣医さんが「このお嬢さんはとっても筋肉質で健康なんですが」

「どっかいけませんか」

「もう少し太らせてもいいんじゃないでしょうか。アバラが全部浮いているのはちょっとどうかと思いますよ」

「実はよく言われるんでエサの量を増やしてるんですが、本犬ほんにんが食べないんですよね。夫が狩りにつれていくから、運動量がものすごいし」

「それは太れませんねぇ」


 太れない悩み……悔しい!

 無駄に脂肪分の高い安いエサに変えてやる。

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