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しつこくブロンズねた。『ブラス』について

『青銅:bronze』はその配合や色にかかわらず「銅」と他の金属の合金を指すわけですが、青銅に含まれる黄銅(亜鉛との合金)には一方でずばり『brass:ブラス:真鍮』という単語が日英ともにあるんですよねぇ。

ややこしいなぁと愚痴を言ってしまったり。


『ブラスバンド』のブラスって、金管楽器は真鍮でできていたのかとか。

どうも私は真鍮ブラス白銅ニッケルを勘違いしていたようで。

真鍮を白っぽい金属と思い込んでいました。


こうしてあまり日常ではかかわりのない物の名前や意味を確認していくのも、新鮮です。


で、昔は溶接工をしていた夫に訊ねてみました。

私:「What colour is bronze?」

夫:「Yellowish copper.(黄色っぽい銅)」


私:「What colour is brass?]

夫:「Yellowish bronze.(黄色っぽい青銅かな)」


どうちがうねん。

ほっとくと、わたしがすでに日本語ウィキで調査済みの金属配合について、滝のように英語で説明を始めそうなので話題を変えました。


私:「博物館の売店でさ、オオカマキリの青銅の置物があったんだけど、黄色っぽかったから、長女にこれは『brass』なのか『bronze』なのか、訊いたわけさ」

夫:「で、長女はなんて答えたんだ」

私:「『copper』だって答えたんだよ」


そこへ長女が割り込む。

長女「だって、溶接部に青錆が浮いていたから、銅じゃん」


夫:「黄色っぽい銅がブロンズなのかブラスなのかは、素人にはわからないかもなぁ。どっちも酸化すると青緑色になるし」

私:「保証書には何も書いてなかったんだよ」

夫:「青錆が浮いても黄色なら、ブラスかもなぁ。材料の種類や配合率にもいろいろあるから一概には言えないけど」


うちには夫の造ったカッパーの薪桶がありますが、できたての時はキラキラと目映い赤金色だったけど、年月が経った今では赤黒く、底のほうには緑青が浮いてます。

これはこれで趣があります。

長女は技術科の時間に木工や金属加工などもあり、アルミ板や銅版、スチール加工などでペンギンみたいな梟や、魚、踊る猫を板金で造って持って帰ります。次女のほうはまだ木工ばかりのようで、万華鏡や潜望鏡を造って帰りました。イマドキの子供は男女別に家庭科・技術科に分かれてないので羨ましい。

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