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一般常識選手権……とでも言うのかな 前編
当地のお子様たちには五年生からクイズ大会、というのがあるらしい。一般常識についてどんだけ正しく答えられるか、学年別学校代表に選ばれ、地区大会、地方大会、やがては全国区へと。
次女はこの学年別学校代表に選ばれたいと、がんばっていた。
その選抜試験が終わり、結果が出たらしい。
「私、きっと選ばれるよ。五位までが代表で、三位だったもん」
ほほう、すごいじゃん。
前学期にはスペリングコンテストの学年別学校代表に選ばれたり(うちの学校は玉砕)
次女は「学校代表」に妙なこだわりがある。
0年生から8年生までで、250人くらいの小さな田舎の学校なので、学年代表といっても、30~50人中のトップを狙うのは、日本のワタクシの母校1200人中、学年200人という小学校時代に比べれば、それほど難しくはなかろうと心の中では思いますが。
親として、いちおー誉めておきます。
「で、日本の首都は?」
「トーキョー」
「中国の首都は?」
「えっとぉ……」
「ロシアの首都は?」
「わかんない」
こんなんが代表で、うちの小学校、大丈夫か?