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笑いものにしちゃいけないと思う名前

 民族的な揶揄があって、あまり大きな声では言えない名前ネタ。


 スコットランド系の姓の頭に、マック(Mc、Mac)がつくのをよく見かける。

「~の息子」という意味だ。家族姓のない中世以前の時代に、父親や出身を名前に添えていた当時の名残だろうけど。

「ジェームズ・マクドナルド:James MacDonald:ドナルドの息子、ジェームズ」

「リチャード・マックリーン:Richard McLean:リーンの息子、リチャード」

といったふうに。だからMcのあとは大文字になる。


 ここまでは多少英国に知識のあるかたには周知のことと思いますが。

 アイルランド系では「Mc」の変わりに「Fitz」がつきます。

「Mark FitzGerald:ジェラルドの息子、マーク」

な、わけですが。


 名前が男子の場合はブラックなジョークに使われる。

 なんとなく会話の流れで、その人の名をフルネームで出すタイミングで。

"Mark FitzGerald."

"Does he?"


という、さりげなくイジワルなやりとりで揚げ足を取られる。

これは

"Mark FitzGerald"「マーク・フィッツジェラルド君だよ」

が脳内変換されて、

"Mark fits Gerald."「マークとジェラルドはデキているんだ」

となり、それに対する返答 "Does he?"「そうなのか」

で変換確定になってしまう。

(蛇足説明:マークもジェラルドも、男子名につき。つまり、腐なジョークですね)


 イングランドのアイルランドに対する上から目線の庶民レベルなんだろうけど。

 まあ、ブラックなんで、あまり大きな声で読まないでくださいね。

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