表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/94

甘い言葉

 風邪で咽喉が痛いので、ちょっと値段が張りますが、咳止め効果の高いタイムという香草の花からとった蜂蜜ハニーを「ママ専用だよ~」と買ってきました。


 帰ってすぐに寝込んでいましたが、咳が出てきたのでさっそく蜂蜜を舐めようと台所へ。

 夕食を作ってくれている夫の横で、邪魔にならないように戸棚を覗いてみましたが、タイムの蜂蜜が見当たりません。

 次女(十歳)が買い物を片付けてくれたのを思い出して、居間でテレビを見ていた次女に訊いてみました。


私:"Where is my honey?"

横から返事が返ってきました。


夫:"I'm here."(ボクはここだよ~)

私:……無言……


いい年をしてこういう応酬ができるあたりが、西洋人だなと思いました。

とっさに何も気の利いたことが言い返せなかった私は、どうしようもなく日本人だと思いました。

蛇足の説明

ハニー:蜂蜜、かわいい人

マイ・ハニー:私のいい人 夫婦間での呼びかけ。

ちなみに70歳を越えた義両親は「マイ・ラブ」と呼び合っていた。

我が家では名前で呼び合うのが普通。

あまり英語風に「マイ・ラブ」「ハニー」「スウィートハート」とか呼び合わない。

恥ずかしいから。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ