甘い言葉
風邪で咽喉が痛いので、ちょっと値段が張りますが、咳止め効果の高いタイムという香草の花からとった蜂蜜を「ママ専用だよ~」と買ってきました。
帰ってすぐに寝込んでいましたが、咳が出てきたのでさっそく蜂蜜を舐めようと台所へ。
夕食を作ってくれている夫の横で、邪魔にならないように戸棚を覗いてみましたが、タイムの蜂蜜が見当たりません。
次女(十歳)が買い物を片付けてくれたのを思い出して、居間でテレビを見ていた次女に訊いてみました。
私:"Where is my honey?"
横から返事が返ってきました。
夫:"I'm here."(ボクはここだよ~)
私:……無言……
いい年をしてこういう応酬ができるあたりが、西洋人だなと思いました。
とっさに何も気の利いたことが言い返せなかった私は、どうしようもなく日本人だと思いました。
蛇足の説明
ハニー:蜂蜜、かわいい人
マイ・ハニー:私のいい人 夫婦間での呼びかけ。
ちなみに70歳を越えた義両親は「マイ・ラブ」と呼び合っていた。
我が家では名前で呼び合うのが普通。
あまり英語風に「マイ・ラブ」「ハニー」「スウィートハート」とか呼び合わない。
恥ずかしいから。