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プリクラデビュー

 「まだショッピングモール空いてないし私の家でも来る?」


 スマホで時間を確認したふくよさんから、早すぎる時間を潰すために自宅へとお呼ばれしました。

 初めての友達の家へお呼ばれなのでとても緊張します。


 「はい、お家ですね。お邪魔させてもらいます」


 私達は来た道を戻りふくよさんのお家向かって少し歩き到着し上がらせて貰いました。

 ふくよさんのお家は白を基調としており清潔感がありとても居心地が良さそうです。

 ふくよさんの部屋に案内され中に入るとぬいぐるみがいっぱいありとても可愛らしいお部屋でした。

 

 適当に座ってと言われたので机の前に座り待っているとお茶を持って来てくれました。

 夏の暑さにやられて喉がとても乾いていたのでとてもありがたいです。

 コップの半分くらいを飲み干し机に置くとおしゃべりタイムが始まります。


 ふくよさんは私についてグイグイ聞いてきます。

 おうちでは何しているかや小学校の頃の事など。言われるがまま私について語るとふくよさんは満足そうな顔をしています。

 一体私の事を知って何が面白いのでしょうか。

 

 そこからしばらく時間が経ちダンジョンについてのお話になりました


 「順調に進んでるけどそろそろ厳しくなってくるかな。前回もカエル達結構強ったし。白ちゃんが居たから何とかなってるけど」


 ぺろぺろと私のコップに顔を突っ込み一生懸命お茶を飲むシロちゃんは飲むのをやめ、顔を濡らした状態で真剣な顔をして机の上で座ります。


 「白をあてにするのは程々にした方が良いにゃー。今は成長出来なくなるから全力じゃにゃくて程々に魔法使ってるけどにゃー。でもやられそうになったら絶対助けるから死ぬギリギリまでがんばるにゃー」

 「はーい。白ちゃんに頼らないように頑張ります」

 

 私はしっぽの付け根をトントンしながら言うと、白ちゃんはとても気持ちよさそうににゃーにゃーと鳴きほお箱座りになります。

 私は全力で撫で回し抱っこしてチューしてあげます。

 はぁとても可愛い。

 白ちゃん足の上に乗せてしばらく喋っていると、時計は九時五十分をしてしておりそろそろショッピングモールに向かう事にしました。


 ふくよさんお家を出てショッピングモールに向かうと夏休みだからか沢山の人がおりとても賑わっていました。

 ちなみに白ちゃんは私達にだけ見えるように透明化して私の頭の上に乗っています。

 いやはや白ちゃんはなんでも出来ますね。


 「まずはどこに行きます?」

 「んーじゃあまずはゲームセンター行こう!」


 私の手を取りふくよさんは真っ直ぐゲームセンターに進みます。

 ゲームセンターは時々好きなキャラが景品になったりするので、よく一人で行っており私のテリトリーです。なんでもござれ。


 「まずはプリクラ撮ろう」

 「え!?はっはい!」


 早速私のテリトリー外のものが出ましたね。

 プリクラと言ったら陽キャがやるもので私とは縁のないものではなかったでしょうか。

 急にプリクラデビューが決定してしまいました。

 緊張と陽キャデビューが同時に来てソワソワしてしまいます。


 お金を入れて筐体の中に入ると色んなポーズを指示されました。

 指でハートを作ってね!

 私は支持に従って両の指でハート型を作ってポーズを決めます。


 「そのハート古くない?」


 ふくよさんは絶賛デビュー中の私へ精神への攻撃をしてきます。

 ふくよさんを見ると人差し指と親指で小さなハートを作っていました。

 なるほどそうやるのですね。

 私は真似て笑顔で指でハートを作ります。


 パシャっと音がなり私達が撮影されて次に進みます。

 最後は二人で頭をくっつけて手を握って撮影を終えました。

 なんだかとても疲れましたね。


 筐体から出てプリクラにペンで落書きをします。ハートを書いたり色々書きまくり無事プリクラを終える事が出来ました。

 出来た物を見るとなかなかよく出来ているのではないでしょうか。

 特に良い所は透明化を解いた白ちゃんが、空中浮遊して色んなところで写っているのがとても可愛いです。

 

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