三十四話
「ママー今日友達できたー」
「あら!良かったわね。学校じゃ友達出来ないって言ってたもんね。どんな子なの?」
「んーなんかずっとオドオドしてる子ー」
私の名前は発 明学校では眠り姫と言われているけど実際は入学して数日の間、パパにおねだりしていた高校の教科書を買ってもらいお家で全部暗記し学校で寝る生活をし、暗記が終わって中学生活を満喫しようと乗り出してみるといつの間にかクラス内でグループが出来ており、孤立してしまい仕方なく今まで通り学校では寝たり寝たフリをして過ごし、家では実験室で色々な実験や発明をしているぼっちな女の子。
話すのは心配してくれる担任と家族のみ。
そんな私にも友達が出来たの。
その子は不登校の桜さん。
クラス内では天才で話が合わなそう、話しかけて迷惑かけないほうが良いよねと言われて避けられてる私に対して、クラス内で唯一偏見を持っていないというか偏見が出回る前に居なくなった女の子。
一応友達作る気まんまんでクラスメイトの自己紹介を全部暗記して眠気が限界になり、眠ってしまった私ナイス!
友達がいない私は速やかに夏休みの宿題を終わらせ、次の研究対象をダンジョンに決めていざダンジョンの中に入ろうとしてみたけど命をかける場所という事で覚悟が決まらない中ダンジョンに潜ろうとしている見知った顔を見つけた。
「もしよければ一緒に入らない?」
直ぐに居なくなってしまいそうだったので急いで話しかけに行った私。
ちょっとした知り合い的に話しかけるように行ったけど桜さんは全然私の事を全然知らなかったよう。
けどその方が良い。ずっと寝てるクラスメイトとして覚えられてすらなかったのは以外だったけど、偏見なく話してもらえるなら願ったり叶ったり。
「あきらあんたいい加減にその子供みたいな話し方辞めなよ。友達の前でも出ちゃうわよ」
「はーい」
「もう言ってる側から」
私は気を抜くと癖でついつい子供のような話し方をするけど、これが私の素なのでなかなか修正出来ないのよ。
「ママーいつかショッピングモール行こー」
「んーじゃあ明日は雨だから明後日に行こうか」
「やったー!」
私は実験室に入り初ダンジョン帰りだけど早速の実験をしようかな。
まずはフィクションでおなじみの収納魔法を魔石に付与してみよう。
まずはクリエイティブを起動して四次元ポケットを想像して付与。
テッテレーマジック収納(〇ラエモン風)。
このマジック収納を付与した魔石にさらにクリエイティブを使ってシャーペンの芯を小さく折ったサイズにして手のひらに差し込む!
微妙に痛い!
けどこれで実質収納魔法ゲット!
便利だし友達になったら桜さんにもしてあげようかなー。
よし!次はなんの実験しようかな




