二十三話
換金所に向かい今日集めた魔石を全部出して換金してもらうと一つ百円の六十三本で六千三百円でした。
今回はステータスカードに入れてもらい帰宅します。
そしてお風呂やご飯など諸々《もろもろ》終わらせて部屋でゆっくりしながらステータスカードを見ます。
するとそこには大きく変わったステータスがありました。
体力E力E耐久E魔力E器用E知力E敏捷EとオールEになっていました。前回は力と器用に敏捷がEだったので体力と耐久に魔力さらに知力が上がった感じです。
ゴブリンの上のうさぎさんから攻撃受けたり魔力を使って色々考えたからステータスに影響したのでしょう。
コツコツ頑張っていけば白ちゃんに追いつけるはずです。
白ちゃんのステータスを見せてもらうと私と同じように魔力を除きオールEで魔力がSになってました。
私のように攻撃を受けたりしていないのに体力と耐久が上がったのはなんででしょうか?
ダンジョンにステータスと分からない事ばかりですねーとベットで脱力しながら考えているとスマートフォンから通知音が鳴りました。
画面を見るとメッセージアプリから通知が入っており、ふくよさんからのメッセージでした。
私は今まで無かった友達からのメッセージにニヨニヨしてしまいます。
メッセージが来た時はどうしたら良いのでしょうか?すぐに返信するのかしばらく待ってからが良いのでしょうかと考えていると通知を触ってしまい既読をつけてしまいました。
しまったと思いながらメッセージの内容を見ると明日暇ですか?もし良ければダンジョン攻略を一緒に出来ませんか?だそうです。
私は直ぐに了承の返信をして十三時から行くことになり、早く魔力切れから回復するために早めにおやすみします。
翌朝目覚めご飯を食べ動きやすいジャージに着替えリュックにマジックバックを入れて白ちゃんとダンジョンに向かいます。
待たせたら悪いとダンジョンに三十分余裕を持って到着するとふくよそんが先に待ってました。
以前の時とは違いオシャレな服装ではなく学校のジャージを着ており地味なジャージなのに美人なふくよさんが着ている事でオシャレな気がします。通る人々はふくよさんをチラ見しており周りからの評価がよく分かります。
そんなふくよさんは私を見つけ安心したような表情をしてトコトコと近付いて来ます。
「良かった!私だけジャージかと思った」
そういえば前回は全員オシャレな服装でしたね。でもあのゴブリン見たら私服じゃダメだと分かりますよね。私は元々入る予定じゃなかったですし。
「事前に連絡してれば良かったですね」
「私も聞こうとしたんだけど着替える時に思いつちゃったから聞いたら間に合わないかもって思って」
そこから軽く雑談をして私達はダンジョンの六階層に向かいました。
ちなみにふくよさんは昨日六階層へ上がる許可を取っていたそうです。
剣をふくよさんに貸し六階層を歩いていると角のあるうさぎさんを見つけます。
ふくよさんは私の時のように油断することなくしっかりと剣を構えて突撃していきます。
剣はうさぎさんの体をきりましたが一撃では倒れず大きく下がって行きました。
そしてうさぎさんは足に力を貯めて急加速して来ます。
私はふくよさんの前に出て身体能力強化をしてうさぎさんを受け止めます。
捕獲され隙だらけになったうさぎさんの耳を持ちふくよさんに渡しました。
ふくよさんは無抵抗の目をうるうるさせ情に訴えかけるうさぎさんを無惨に切り飛ばし魔石に変えました。
私は魔石を拾いマジックバックに入れ油断しませんでしたねとふくよさんに近付くと、ゴブリンがかなりのトラウマらしくそれより強いモンスターに油断なんてしないと言われました。
うん、ふくよさん私と違って真面目で優秀ですね




