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二十二話

 そもそもどうやって魔法を覚えるのでしょうか。以前白ちゃんに聞いた時も擬音ばかりで分からなかったですが、とりあえずステータスにある魔力が関係はしていますよね。

 魔力とは何でしょう。まずはそこからですね。

 魔力それは少し前まで世界には存在しなかったもの。唐突に現れたもの。ならば無かったものが突然現れたもの。じゃあ私の中にある違和感を探せ。

 人間を強化するステータスによれば最初からオールFはあった。じゃあ魔力がない訳では無い。魔法を使うように魔力を出せれば魔法を使えるかもしれない。


 「白ちゃん魔力を出せる?」

 「出せるにゃーよ」


 白ちゃんは得意げに魔力を放出します。その魔力は半透明でうっすら白色が混ざっています。

 これを出せれば変わるはず。

 私は何とか体にある今まで無かったのに唐突に現れた違和感を探します。けれどもステータスを得てしまい、体全体が想像よりキレがよく違和感の塊です。この体の動きのギャップが解消されればまた強くなれるでしょう。でも今回は違います。

 

 「白ちゃん魔力送ったり出来る?」

 「それも出来るにゃーよ」


 白ちゃんは私の手を優しく触れて魔力を送り出します。流れ込む魔力それは暖かく全身に広がっていきます。

 分かりましたこれが魔力ですね。


 私は白ちゃんの魔力を手から押し出してみました。すると白ちゃんが最初に見せてくれたように半透明の魔力が流れでます。

 じゃあ今度は私の魔力でやってみましょう。

 白ちゃんの魔力が教えてくれた全身にある魔力の流れそこだけに集中します。よくライトノベルでは、心臓の横に魔力の核のようなものがあったりしますが無いですね。

 全身を巡る魔力難しいですね。


 ですが一度は体から出したのです。ならば分かるはず。

 全身に力を入れたり抜いたりして、白ちゃんから貰った魔力が通った道に何かないかと出来るだけステータスで増幅された色々な力に頼らず素の私の力と今の私との違いを探します。すると今まで感じなかったものを感じ違和感を覚えます。

 体を巡る違和感を指の先から出ろ出ろと念じてそれを出そうと違いヌルッと細長い魔力が流れ出ました。

 

 「出たー!」

 「おーおめでとうにゃー」


 やっと魔力が出た事に私はとても喜びます。

 あれ?でも魔法が覚えた感じがしないですね。魔力を出すだけでは魔法は覚えないみたいです。

 今度は指の先ではなく手のひらから出してみます。

 すると白ちゃんの出した魔力と同じものが出てきました。

 

 きっと魔力の操作にステータスの器用などが影響しているのでしょう。感じたものを動かしたいように考えるだけで簡単に動きます。

 白ちゃんが近接攻撃の時に使っていた全身の魔力量増やして身体能力を強化をしたり、体の一部分の魔力を増やして強度を上げたりと、先生がいる事で魔力の習得の副産物がいっぱいです。


 そもそも魔法を覚えたい目的はなんだったでしょうか?

 牽制が出来れば良かったはずです。実際に代用として戦闘中石投げたりしてますしね。

 その石を拾う時間を無くしノータイムで牽制を出来ればなんでも良いのです。

 それならさっきやってた魔力を出して飛ばせば目的達成では?

 

 あっ解決ですね。

 これからの戦闘はまず魔力を飛ばし牽制しついでに全身の魔力量を増やして身体能力強化し一撃で叩き切る。

 しばらくはこれでやっていきましょう。

 魔法は覚えられなかったですがゆっくりと覚えていきましょう。

 早く魔法使えるようになりたいな。やっぱり魔法は憧れですからね。


 よし!じゃあ実戦してみましょう。

 軽く歩き回りうさぎさんを探してみると見つけました。今回は三匹です。

 白ちゃんに足止めを二匹お願し一匹は私が相手をします。


 さっき考えたていた作戦通り、うさぎさんが私達の方へ攻撃する前に魔力を飛ばして牽制をし動けていない間に近寄り全身を魔力で強化し叩き切ります。

 そのまま残りの白ちゃんに氷漬けにされていたうさぎさん達も氷の上からたたききりました。

 楽勝ですね。やっぱり石を拾ったりせずに済むのは楽ですね。

 よしどんどんと進みましょう!


 そこからは私がどんどんと調子に乗り魔力を飛ばしたり身体能力強化に使っていると、次の階層に行く階段を見つける前に魔力切れで気持ち悪くなり倒れかけてしまいました。

 なのでうさぎさんを避けて階段までよたよたと進み九階層へ一歩だけ入ります。するとまた草原が広がっていました。

 気持ち悪かったので九階層をほとんど見ず転移魔法陣で一階層の入口まで転移します。

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