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三車線

作者: りょう亭

林の中の獣道を

竹籠を背負って歩くひと

山仕事を終えての帰り道



木が伐採されて道幅が広がり

道の両側に家が建ち始め

人の往来も以前より増えた



人の往来が増えた道の両側に

茶屋 宿屋などが出来始めた

人だけじゃなく

馬車も通りはじめ

道の両側にはガス灯がある


砂利道からアスファルトに

変わった道の両側に電柱が出来て

電線がぶら下がり街灯が出来た



道に線が引かれて

線の中を自動車やオートバイ

走っていく


どんどん道幅が広がっていく

道路が街と街を繋ぎ

人と人を繋いで

過去から未来へと繋がる道



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― 新着の感想 ―
 道という言葉がたくさん出てくることによって、独特のリズムを生み出し、詩全体を面白くしているような気がします。そしてその、道という言葉に連れられて読み進めていくことにより、その道の歴史をしみじみと感じ…
木が伐採され、広くなっていく道幅と、増えていく人々の往来、移りゆく町の姿の描写が、とても印象的です。 道が街と街を繋ぎ、人と人を繋いでいく、という言葉が心に響きました。それは、過去と現在、そして未来…
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