表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

洋楽を語ろう

Jeff Beck's Guitar Shop(ジェフ・ベック ギター・ショップ)

作者: Tanaka-KOZO

 89年にテリー・ボジオ(Dr)、トニー・ハイマス(Key)とのトリオ編成で制作されたアルバム。

トリオだからベースが居ないんだけど、キーボードのハイマスが、シンセベースでカバーしている。


コレどうやって演奏してるんだぁ!?、と思わせるジェフ・ベックらしい変態ギタープレイのオンパレード!


CDジャケットのイラスト通り、ギターを車のような大型のマシンという架空の設定をして、それを工事している様子を再現しているのが、1曲目の「ギター・ショップ」である。


ドリルを回す音、ネジを締める音をギター音で再現。

スパナを落とす音、工場でのガッタンゴットンという作業音はドラムが表現している。


当時はプロもリスナーも、このアルバム聴いて度肝を抜かれたんだよね。

グラミーでは「ベスト・ロック・インストルメンタル・パフォーマンス」を受賞してます。


ジェフ・ベックもこのアルバムを作る時、相当気合入ってたんだろうね~。

思えば前作が、85年に制作された「フラッシュ」で、ベック本人が「忘れ去りたいアルバム」と言っているからね。


なんで忘れ去りたいんだろう…?

歌モノアルバムで、自身も歌ってるからかね…?


前作「フラッシュ」では第一期ジェフ・ベック・グループのボーカル、ロッド・スチュワートが「ピープル・ゲット・レディ」で歌って、結構話題になったんだよね。


まあその前に、前年84年にロッドが出したアルバム「カムフラージュ」の1曲目、「Infatuation(お前にヒートアップ※邦題)」で、ベックがソロだけ弾いてたから、ケンカ別れしたロッドとの共演も、僕はそんな驚かなかったんだけどね。


「フラッシュ」でも、「エスケイプ」というインスト曲(このアルバムでも数少ないインスト曲)で、グラミーの「ベスト・ロック・インストルメンタル・パフォーマンス」を受賞してるんです。


ベックは「フラッシュ」以降、現在のフィンガーピッキング奏法を多様し始めたから、やっぱ「フラッシュ」なくして、現在のジェフ・ベックも、アルバム「ギター・ショップ」も語れないのだ。


僕は当時、横浜アリーナでベックの生演奏を観ました。 ^^/


やっぱ3人で演ってましたね。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ