ジャパンカップ予想とビックフレンチハニートースト
登場人物
桜花(16)ほわほわ天然JK 新人
菊花(17)元気いっぱいJK 桜花の師匠
皐月(17)いたずら好きJK 菊花の友達
秋華(19)司会型強振系JD 皐月の姉
??(17)ウエイトレスJK
土曜日 17:10 ファミレス
ピロピロピロ~
桜花「遅くなってすみませんでした~」
皐月「気にしなくてもいいのよ桜花ちゃん~」
桜花、皐月と「イエーイ」とハイタッチ
菊花「10分くらいなら大丈夫じゃよ」
何故か踏ん反り返る菊花
秋華「そんなに急がなくても逃げはしないわよ」
微笑みかける秋華
菊花「んじゃー適当に頼んどくけどOK?」
皐月「OK~ドリンクバー忘れないでよね?」
菊花「大丈夫じゃい!!」
ピンポーーーンと手のひらサイズの呼び鈴を押す
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秋華「さあ、料理も頼み、ジュースも持ってきたとこで・・」
菊花「んじゃ、ジャパンカップ予想会でもやりますかぁ!!」
桜花「わーいパチパチッ」
皐月「今回から桜花ちゃんも予想に参加してもらうから・・予習してきた?」
桜花「はい!!ほーむぺーじで枠順見ました!!」
皐月「おーえらいえらい~」
皐月、桜花をなでなで
菊花「皐月・・えらく甘くないか?私にはとても厳しいのに・・」
皐月「桜花ちゃんかわいいしフニフニできるし・・・菊花は・・ねえ?」
桜花のふかふかボディを堪能しつつ、菊花の慎ましい胸を見る
菊花「何言ってんだい!!私は完全にシュっとしたスマートレイアーなんだよ!!」
桜花「???」
皐月「要はね「私は胸がない痩せ型だ」って言ってるの桜花ちゃん」
桜花「あーなるほど~」
菊花「なるほどじゃねー!!」
秋華「若い女の子がいちゃつくのは最高ね・・」
秋華はコーヒーを一口そうつぶやく
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秋華「では、いつも通り菊花ちゃんからお願いね」
菊花「えいよ!!えー私の◎は・・ウインテンダネスで〇がミッキースワローで▲キセキこれで勝負だい!!
皐月「へーウインが本命なんだ?」
菊花「おう!!理由は簡単だよ先行馬の中でどいつがJC標準だったか・・サトノもいいんだけどどうしても人気先行な感あるし、それならシュバルなんだけどジョツキーが思惑通りじゃない点が気になる」
皐月「ノーブルマーズは?」
菊花「これこそ本番は有馬記念だろ?頭数割れするだろうし。距離も非根幹距離の方が合いそうだし」
桜花「ヒコンカン?」
皐月「400m区切りじゃ無いレースの事よ。1200、1600、2000、2400・・と言うようなレース以外の事ね1800とか2200とか」
桜花「おおーなるほど~」
皐月「謎なのがミッキースワロー・・前厨の菊花がどうして?」
菊花「後方組なのはわかってるんだが、左回り初めては未知な魅力なのと良い時は最後の直線前で捲って先団にいるし、なにより1度も奇襲していない横山の馬ってだけで魅力ある・・」
皐月「それは前に行く可能性もって事?」
菊花「可能性はありよりのあり!」
秋華「それで前走逃げたキセキってところかしら?」
菊花「うん!!先行馬だけど逃げたくない馬が多いし楽に前に行けそうなんだけどなぁ~」
秋華「OK-菊花ちゃんはその3頭BOXワイドって感じね?」
菊花「それでおねしゃす!!」
??「・・・・・お待たせいたしました・・ビックフレンチハニートーストです・・」
桜花「わーあまあまだー」
皐月「・・・いやまあ適当に頼めって言ったけどコレ?」
菊花「4人前って書いてあったから丁度いいだろうと・・」
4人掛けテーブルの4分の1は占めるような真っ白な皿に国語辞典くらい厚みあるトーストが4枚重なり合いその周りにはふんだんに使われた生クリームと数種類のミニアイス・・その全てにかかっているたっぷりのハニーシロップ・・見ているだけでお腹が膨れそうだ・・
菊花「まあまあ、そうなると見越してフライドポテトもあるからそれで味を交互に楽しめば・・」
皐月「私達をデブらせる気かっ!!」
桜花「すごいですねぇーいいですねー」
秋華「・・・桜花ちゃん凄いわね」
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秋華「さて次は皐月の番だけど」
皐月「うん・・◎スワーヴリチャード〇シュヴァルグラン▲アーモンドアイ・・かな?」
菊花「まあ、皐月らしい充当な前走負け組・・おい!!アイちゃんいるじゃねーか!!」
皐月「仕方ないじゃないのよ!逆になんで外さないといけないのよ!」
秋華「まーあれくらいの人気馬は流石に入れないと怖い・・か」
皐月「斤量は軽い、実績もある、東京に強いルメール騎手、ローテももともとJC狙い・・レールが引かれすぎてるのよ・・」
秋華「1枠1番は揉まれるから嫌だとかいってたけど14頭立てだしよっぽどじゃなければ大丈夫だろう。オークスの競馬をすればいいだけだ・・」
皐月「・・まあアーモンドアイについてはそんな感じ。スワーヴは前走が完全に度外視できるし東京2400がベストだと思う・・多少出遅れても前走ほどの影響はなく馬券内は確実だと思う」
菊花「どちらかといえば出遅れよりタックルの影響が心配だな」
皐月「それこそ考えても分からないから気にしないで実績を買うわ・・シュヴァルは昨年と同じローテでJC標準だし、騎手も先行馬に強いC・デムーロ騎手に代わるのも大きいわね」
菊花「私もそう思って先週ロジクライを買いましたが?」
皐月「それはそれ、これはこれ」
秋華「その3頭で◎から〇▲に馬連の2点と馬単裏表4点・・て感じね」
皐月「うんそれでお願いします」
秋華「なら次はわたしね・・・」
菊花「秋華姉ぇのは◎が1着、〇が2着、▲以下が3着っていう買い方だからわかりやすいよなぁ」
秋華「ふふ・・まあね・・◎はアーモンドアイ!〇サトノダイヤモンド!▲スワーヴリチャード!△キセキ、サウンズオブアース、ノーブルマーズ、ウインテンダネス以上!!」
菊花「流石安定の1、2着。ダイヤモンドは初めてでてきたな何でなんすか?」
秋華「モレイラマジック!!復活の兆し!!これね!!」
皐月「・・うん特に深いわけは無くモレイラだからなのねお姉ちゃん」
秋華「そういう事。3着は配当狙いだから好走歴がありそうなところから」
菊花「3着スワーヴがきたらも赤字になりそうな布陣だなぁ」
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秋華「・・・・・ゴメン・・もう無理・・」
菊花「ちょっと秋華姉ぇ!まだ2枚も終わってないよ!!」
秋華「だって甘すぎ・・」
皐月「私も少しペースダウンするわね・・・」
菊花「なんだいなんだい!!姉妹揃って情けない!!桜花を見ろ!!何一つ落ちないペース配分」
桜花「わー見てくださいクリームにチョコアイス乗せるとまた違った味わいがでますよ~」
菊花「見なさい!!あんな心強い発言がまだ出るんですよ!!」
秋華「あれだけ食べれればナイスバディになるわ・・」
皐月「桜花ちゃん・・ゆっくり食べてもいいのよ」
桜花「はい!せっかくなんで今も味わって食べてますよ~」
皐月「・・・・・あのペースでスローなんて・・」
菊花「流石弟子じゃ、ハニートースト界のサイレンスススカとは奴の事じゃ」
桜花「?」
ほっぺにクリームをつけこちらをキョトンと見つめる桜花
それに苦笑いの2人と、頷き踏ん反り返るのが1人
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秋華「さて食べきったところで桜花ちゃんの予想を聞こうかしら」
桜花「はいー」
菊花「凄いな・・無限胃袋」
皐月「よく食べたわね・・」
桜花「甘いものは別腹ですよー」
菊花「別胃だろうよ・・」
桜花「えーと皆さんの意見を参考にしまして・・・◎アーモンドアイさん!!から・・・・えーとスワーヴリチャードさんにーキセキさんにーウインテンダネスさんでお願いします~」
皐月「どうしてこの馬達になったの?」
桜花「はい!!お父さんの競馬新聞を少しみたらこのアーモンドアイさん強い!!って書いてありましたし、皆さんも良いって言ってたので・・・あとはー皆さんの予想の中でお名前が出ていた方を選びました~」
秋華「買い方はどうするの?」
桜花「うまれん・・というのでお願いします!!」
菊花「よく勉強してきたな!!桜花!」
桜花「そうなのですよ師匠!!」
そう胸をはる桜花
秋華「さあ、もういい時間になってきたわね・・」
菊花「それじゃ答え合わせはまた来週だな!」
皐月「ええ、そうね」
桜花「今日はありがとうございました~」
秋華「あれだけ食べれれば大食いでもいけそうね?」
桜花「あわわっそんな食べられないですよ~」
いや食べてたよ・・そう思う3人だった
次は、ジャパンカップの回顧と・・どうしよう