マイルチャンピオンシップの回顧と新人JK
登場人物
桜花(16)ほわほわ天然JK 新人
菊花(17)元気いっぱいJK 桜花の師匠
皐月(17)菊花の友達JK イタズラ好きクール
秋華(19)皐月の姉JD まとめ落ち込み系クール
??(17)ウエイトレスJK
月曜日17時00分頃 某ファミレス
ピロピロピロ~
菊花「ちぃーすっ!」
皐月「ちーす」
秋華「こんばんは菊花ちゃん」
菊花「秋華姉ぇこんちわーすっ!!」
秋華「・・菊花ちゃんの隣にいる子は?」
菊花「あーこの子は桜花って言ってあたしの弟子」
皐月「・・?菊花に弟子とか詰んでない?」
菊花「酷い事言うんじゃないよ!!」
桜花「あのぅ・・はじめまして桜花って言います」
皐月「はじめまして桜花ちゃん・・そのリボンは1年生?1つ後輩ちゃんかな?」
桜花「はい!・・そうです!よろしくお願いします!!」
皐月「はははっそんなに固くならなくてもいいんだよー」
秋華「そうだよ・・可愛い顔が引きつっているよ」
桜花「あわあわ・・ははは・・ありがとうございます」
菊花「とりあえず桜花は私の隣に座りなよ!」
桜花「はい師匠」
秋華・皐月「ほんとに師匠って言ってるよ・・」
料理など注文した後・・
秋華「ではさっそくだけど先週のマイルチャンピオンシップの回顧をしますよ」
菊花「あいよー」
皐月「はいはいなー」
桜花「わー本当に競馬の話をするんですねー」
菊花「そらそうよ」
皐月「桜花ちゃんは競馬とかわかるの?」
桜花「初心者です~師匠に教わりました~」
秋華「仲間が増えてくれるのは歓迎ねそれじゃ雰囲気だけ感じてね」
桜花「は、はい!」
秋華「それではおのおのどうだったか発表してください」
菊花「あたしは◎ロジクライ〇アルアイン▲レッドアヴァンセでいつも通りワイド3頭BOXなんでダメでした!!」
秋華「もちろんだけど私たちは未成年なので馬券は買えません。いつか買える時までに馬券力を高め、いざ買うときに自分のファクターを見失わないように買い方を身に付けて行くのよ」
桜花「ほえ~すごいしっかりしてるんですねー」
菊花「そらそうよ」
皐月「まあ、かなり変な女子会だと思ってくれればいいわよ、桜花ちゃん」
桜花「了解です~」
皐月「それでは前厨の話を聞きましょ」
菊花「前厨言うな!!」
桜花「まえちゅう?」
皐月「ああ・・指名した馬が全部前に行くの馬なのよ菊花のポリシー」
菊花「あたしのポリシー、前に行けば行くほど勝つ!!」
桜花「おおー前に聞いたことありますーさすがー師匠」
皐月「今回負けたけどねぇ」
菊花「グヌヌ・・」
秋華「まあ菊花ちゃんは展開次第みたいなとこあるし・・その分嵌ればでかいのよ」
桜花「ほへー」
菊花「んーロジクライは直線前で終わってたし、アルとアヴァンセは一瞬夢見たけどね・・」
??「・・・・・・お待たせいたしました・・・・ミラノ風ドリアと・・チョコレートサンデーです」
菊花「おー注文きたよーん!!マイネルミラノ風ドリアはあたしだよー」
秋華「はい桜花ちゃん・・甘いもの大丈夫?」
桜花「ええ・・大丈夫ですけど・・いいんですか?」
秋華「桜花ちゃん歓迎・・には安すぎるかもだけどどうぞどうぞ」
桜花「ありがとうございます~」
秋華「今日はお姉さんが奢ってあげるからね」
桜花「秋華さん天使のようですね・・」
秋華「なかなか安いコストで天使になれたわね」
皐月「ふっふっふっ・・」
菊花「あたしのドリアボケが潰れた件について・・」
秋華「さて・・次は皐月の番ね」
皐月「うん、私は◎ステルヴィオ〇ペルシアンナイト▲アルアイン△レッドアヴァンセ、ケイアイノーテック・・ね買い方は◎ー4頭の馬連とワイド・・まあ、当たったかな」
桜花「わーわー凄いですね!大当たりですね~」
皐月「ありがとう・・・まあ、今回は嵌っただけよ」
菊花「そうだよなー前走敗退組で1、2、3着だからなぁ~」
皐月「私は前走敗退組から良さそうな馬を選ぶ感じ3~5頭くらい・・かな」
桜花「それが嵌ったんですか~」
皐月「うん、ステルは前走上がり目が少ないレースで唯一追い込んできてたし、ペルシアンナイトは59キロの斤量に不利があった。中距離実績が良くペルシアンナイトに負けたことがないアルアインに、好走が多いのに人気が低いアヴァンセ、ステルほどではないけど追い込んできたノーテック・・ざっくり言えばこんな感じかな?」
菊花「エアスピはだめだったの?」
皐月「んーあれだけの不利があったペルシアンナイトに僅差なら妙味は少ないかな~てあと外だったし」
桜花「???」
皐月「ん?・・あー少しづつわかっていけばいいからね?後でかみ砕いて教えてあげるね」
桜花「私にリカイ出来るかなぁ~」
菊花「だいじょーぶ!!だって!!桜花も馬が好きなんだからな!!」
桜花「は・・はい!!師匠!!」
菊花「あれは?モズアス」
皐月「それもなんだけど京都が得意とは思えなくて・・勝ちきれない感じが・・それなら未知数の魅力の方が勝った感じかな?今回は」
秋華「なるほどね・・いい感じに決まったところで桜花ちゃん一緒にドリンクバー行かない?」
桜花「あ、はい!」
秋華「皐月はウーロンで菊花ちゃんはコーラでいい?」
皐月・菊花「はーい」
秋華「おけー行きましょう」
桜花「あっお姉さん、コップもちますよ~」
菊花「ゴクゴクゴク・・ぷはーっ最強炭酸過ぎるー」
皐月「おおげさ・・」
菊花「んじゃ秋華姉ぇはどうだったの?」
秋華「・・◎モズアスコット1着固定のアエロ・ロジ・ロークエ・ミッキー・アルアインの2・3着流しの3連単なの・・なんだか恥ずかしいわね」
菊花「秋華姉ぇは1番人気1着固定の中穴流しみたいな買い方だから仕方ないんじゃない?」
秋華「うん・・最後の直線でぶつけられてあの位置だからもう無理だな・・って思ってたよ」
皐月「お姉ちゃんは1、2、3位を着順通り当てる3連単っていうのをやってるの」
桜花「へー凄い難しそうですねぇー」
皐月「そうね・・リスクが大きい分リターンも大きいやり方ね」
秋華「なかなか当たらないけど理屈をつけて当たった時の気持ちよさがたまらないのよね」
桜花「クールな感じなので1頭に絞って複勝に・・みたいな感じかと思ってました~」
秋華「人間たとえクールな見栄えでも馬券の捉え方は意外と違うものよ?ふふ・・」
桜花「奥が深いなぁ・・」
秋華「さて、そろそろ良い時間だし帰りましょうか?」
菊花「ゲッ・・もう3時間くらい経ってる・・」
皐月「そうね、桜花ちゃんどうだった?」
桜花「はい!!競馬の事ばかりかと思ってたらそれ以外のお話もできたので良かったです!・・いやっ違いますよ!?競馬のお話も面白かったですし!」
秋華「ふふふ・・そんなに焦らなくてもいいのよ、大丈夫みんなわかってるわよ」
皐月「桜花ちゃん・・楽しかったよ学校でも会ったらよろしくね」
桜花「はい!皐月さん!」
皐月「まだ固いわよ~・・ほれっ」
桜花「キャっ・・・胸を急に触らないでください~~」
菊花「おい!!あたしもまだ触ってないビッグアーサーを許可なく触るんじゃないよ!」
桜花「うー・・師匠もいずれは触ろうとしてたんですか?」
菊花「そらそうよ」
20:15分 某ファミレス前
秋華「終わったわーさて次は土曜日だけど・・」
桜花「はい!行ける限りは来ようと思います」
菊花「また連れてくるからな!」
皐月「待ってるからね桜花ちゃん」
桜花「はい!」
秋華「土曜日はジャパンカップの予想だから、桜花ちゃんも考えといてね?」
桜花「あっ・・・はい!」
次は土曜日にジャパンカップの話かと・・