始まり
仮想世界
仮想世界が現実となった世界で
プレイヤー人数9万人を超えた
リアルタイムオンラインRPG「REAL」
RPGとは言ってもプレイヤーに決められた
職業はなく、冒険者や騎士、戦士、行商人、
研究者、魔法使い、自分の好きな職業を
選ぶことができる。
そしてその中でも特に人気なのが
冒険者&戦士関係である。
この職業はおよそ全プレイヤーの1/3
を占めるほど人気があり
発売から2年がたつ今もその人気は衰えず
その人口は増え続けるばかりである。
そんな中、最も熱いと言われる
PvPトーナメントのランカー
を維持し続ける一人の少年がいた
ソロを基本としチーム参加ありの
トーナメントを勝ち抜いた猛者である。
そんな彼の元に不思議な通知が舞い込んだ。
ジョブチェンジ
:最新通知 アップデートのお知らせ
.new job 追加
ハルト様へ
「ん? new job?」
最新通知がメールに届いた。
少年の名はハルト(16歳、PvPランカーである。
彼こそがソロでトーナメントを
勝ち上がって行った猛者である。
通知を開くとそこには
アップデートの内容が記載されていた。
「:newjob ・魔王・勇者
*魔王 闇の力を操りしもの、
すべての闇を支配する存在。
*勇者 聖なる力を宿しもの、
闇を討つ力を持つ存在。
モンスター、食材、武器防具、
魔法、その他....に
:U<unknown>ランク追加
C<B<A<S<SS<U←new」
「アップデート?そんな予告あったっけ?
まぁUランクは大歓迎だが。
....魔王、勇者、こんな職業作っていいのか?
魔王は一人だし、勇者も複数いるとしても
特別な地位に違いない。」
ハルトは考えたが今回のアップデート
についてはよく理解できなかった。
それから数分後
「実力があればその職業でトップを
目指せるのがこのゲームの醍醐味....
!?わかった、またPvPマッチングをやって
魔王、勇者を決めるのか!」
「そ、そしてその勇者と魔王には
固有武器が与えられる的な?
まぁREALは今までのゲームとは違う
すごいゲーム内容が特徴だから
ありえないことはないと思うけど....。」
そう言って 、ハルトはジョブチェンジ
メニューから魔王を選択した、
:テストクエスト
開始
はい いいえ
目の前に文字が浮かび上がる、
ハルトは迷わずハイを押した。
「テストクエストをクリアしないと
ジョブチェンジできないからな
負けられないぜ!
しかし、面接とはよく言ったもんだよな〜」
テストクエスト=ジョブチェンジ時の面接
いつからこう呼ばれるようになったかは
不明だがプレイヤーがその職業になる資格
があるか試されるクエストであることから
そのように言われるようになった。
:クエスト開始 now loading@
目の前に仮想世界とは思えない、
世界が広がる、雲ひとつない空に三日月が
浮かぶ ステージは夜。
スキル・夜目を発動し敵プレイヤーを探す
しかし
「っ!....なんだよこれ」
ハルトの目の線の先には死んだプレイヤー
達が山となっていたすべてNPCの攻撃による
ものでPvPによるものではない、
このゲームではリアリティのため
クエストが終わるまでは、
やられたプレイヤーは意識だけになる設定だ
しかし、彼らは死んでいた。
「マジかよ」
一言ハルトは呟いた。
転送された先は
地獄<DEATH GAME>だった。
つづく




