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魔王(俺  作者: hokuhoku
1/1

始まり

仮想世界


仮想世界が現実となった世界で

プレイヤー人数9万人を超えた

リアルタイムオンラインRPG「REAL」

RPGとは言ってもプレイヤーに決められた

職業はなく、冒険者や騎士、戦士、行商人、

研究者、魔法使い、自分の好きな職業を

選ぶことができる。


そしてその中でも特に人気なのが

冒険者&戦士関係である。

この職業はおよそ全プレイヤーの1/3

を占めるほど人気があり

発売から2年がたつ今もその人気は衰えず

その人口は増え続けるばかりである。


そんな中、最も熱いと言われる

PvPトーナメントのランカー

を維持し続ける一人の少年がいた

ソロを基本としチーム参加ありの

トーナメントを勝ち抜いた猛者である。

そんな彼の元に不思議な通知が舞い込んだ。





ジョブチェンジ


:最新通知 アップデートのお知らせ

.new job 追加

ハルト様へ


「ん? new job?」

最新通知がメールに届いた。

少年の名はハルト(16歳、PvPランカーである。

彼こそがソロでトーナメントを

勝ち上がって行った猛者である。


通知を開くとそこには

アップデートの内容が記載されていた。

「:newjob ・魔王・勇者

*魔王 闇の力を操りしもの、

すべての闇を支配する存在。

*勇者 聖なる力を宿しもの、

闇を討つ力を持つ存在。


モンスター、食材、武器防具、

魔法、その他....に

:U<unknown>ランク追加

C<B<A<S<SS<U←new」


「アップデート?そんな予告あったっけ?

まぁUランクは大歓迎だが。

....魔王、勇者、こんな職業作っていいのか?

魔王は一人だし、勇者も複数いるとしても

特別な地位に違いない。」


ハルトは考えたが今回のアップデート

についてはよく理解できなかった。

それから数分後


「実力があればその職業でトップを

目指せるのがこのゲームの醍醐味....

!?わかった、またPvPマッチングをやって

魔王、勇者を決めるのか!」


「そ、そしてその勇者と魔王には

固有武器が与えられる的な?

まぁREALは今までのゲームとは違う

すごいゲーム内容が特徴だから

ありえないことはないと思うけど....。」


そう言って 、ハルトはジョブチェンジ

メニューから魔王を選択した、


:テストクエスト

開始

はい いいえ


目の前に文字が浮かび上がる、

ハルトは迷わずハイを押した。


「テストクエストをクリアしないと

ジョブチェンジできないからな

負けられないぜ!

しかし、面接とはよく言ったもんだよな〜」


テストクエスト=ジョブチェンジ時の面接

いつからこう呼ばれるようになったかは

不明だがプレイヤーがその職業になる資格

があるか試されるクエストであることから

そのように言われるようになった。


:クエスト開始 now loading@


目の前に仮想世界とは思えない、

世界が広がる、雲ひとつない空に三日月が

浮かぶ ステージは夜。

スキル・夜目を発動し敵プレイヤーを探す

しかし


「っ!....なんだよこれ」

ハルトの目の線の先には死んだプレイヤー

達が山となっていたすべてNPCの攻撃による

ものでPvPによるものではない、


このゲームではリアリティのため

クエストが終わるまでは、

やられたプレイヤーは意識だけになる設定だ

しかし、彼らは死んでいた。

「マジかよ」

一言ハルトは呟いた。


転送された先は

地獄<DEATH GAME>だった。


つづく


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