中学生~出逢い~
中学3年生。雨宮 優衣。
もう今は受験真っ只中…
だからといって勉強もそんなにしてないけどね。
それでも毎日、朝早くから勉強頑張ってるんです。
中3になると、部活を引退しちゃうから、
朝の練習と午後の練習があった時間が暇になる。
私はその時間が大好きだった。
部活だけが生き甲斐だった。
部活をする為に学校へ行ってるようなものだった。
だって好きな人を見れるから。
だって好きな人と話せるから。
大好きな仲間達と心から笑いあえる時間だから。
そう、好きな人。
いつから好きになったんだろう。
もう思い出せない。
それも違う学年で。
私の方が上なんて…中学生の普通はね?
『イケメン先輩との恋…♡』
って感じでしょう?中高校生とかは尚更。
それがなによ。
───後輩に恋をするなんて。
でも…この人はきっと私の運命の人。
“運命の人は2人いる。
1人目は人を本気で愛することを教えてくれる人。
2人目は永遠の愛を感じることのできる人。”
そんな話を聞いたことがある。
あまりそういうのを信じない私だけど、
これだけは信じれる。
だってそうとしか思えない。
きっと勘違いとかじゃなくて、
私の中でだけの…運命の人。
出会いは二年生になった頃。
二年生になって、
部活に一年生──新メンバーが入った頃。




