同行
宿で健也と、宿主が話していた。
「カーティスさん、ちょっと相談があるんですが。」
「マスターでいいよ、みんなそう読んでいる。」
「じゃあマスター、今日狩りに行ってるときに
飛行しているモンスターに出会ったんだがあれってどう狩るんですか?」
「ああいうモンスターは、剣士であればモンスターに気づかせて、下まで降りてくるのを待つしかない。でもこの街をから遠いほど、飛行型で遠くから狙ってくるやつも現れるから、弓とか、鞭とか使える仲間を作るしかないな。」
「仲間か。ここに来たばかりだし、それは難しいそうだな。」
「いや、大丈夫だ。アリスが、多少だが弓がつかえる。
この機会にもうちょっと上達してきてもいいんじゃないか?」
ぎくっと、アリスが驚く。
「いえ、でも宿のほうは?」とアリス。
「一人で出来るさ。少し大変になるがね。」と苦笑
「でも、もうしわけないです。」
「いいんだよ、気にしないでいっておいで。本当に大変な時は、手伝ってもらうから。」
「わかりました!。」
目をキラキラさせている。本当は行きたかったのだろうか。
「マスター、本当にすいません、いろいろ迷惑をかけてしまって。」
「いや、気にすることは、ないよ。自分も健也くんが、強くなるのは、
楽しみだから。」
「ありがとうございます!。」
深々と頭を下げてお礼を言った。
そして明日からは、アリスも同行することになった。
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