宿にて
とりあえずあの少女がもってきてくれたパンと飲み物をたいらげ
とりあえず下に降りてみようかなと、考えた
下の階に降りると、部屋がいくつかありその先にまた階段が見えた。
なるほど、俺がいたのは、屋根裏部屋か...
もうひとつ階段を下りると、ここの宿主と思われる、髪は、黒。
結構ごつい体つきをしているが、顔が優しそうな30~40代の男性と、
先ほどパンと飲み物を持ってきてくれた少女がいた。
「ああ、健也くんだね?私の名前は、カーティス。
アリスから、いろいろ聞いたよ。
昨日の夜、この宿屋の裏に倒れていたらしいんだがね?どうしてあんな
ところに倒れていたんだい?」
宿屋のうらの倒れていただって!?
「えっと、わかりません。まったく心あたりがありません」
「そうか、服以外なにも持ってなかったらしいが...
あんな格好でそうしてあんなところに、と聞いてもわからないだろうから。
とりあえず、宿代は、払わないでいいよ。あとほかに住むあてがないなら
しばらくこの宿にいたってかまわないからな」
本当に優しい性格のようだ。
「ありがとうございます、
お言葉に甘えてしばらくここにいようと思います。
しかしお金は、なんとか貯めてあとで払います。」
「そうか。聞くところによると、この王国、世界についてあまりしらないらしいが、ほんとうか?」
「はい、いろいろとわけありなもので。」
「そうか。じゃあアリスを連れて街を回ってみるといい、その服じゃ目立つから
ここにある服を着ていくといい。おいアリス?」
「はい、じゃあ服があるところにお連れしますね?」
アリスに連れられて部屋に向かった。
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