待ち時間
健也は傷を負っていた。爆発にまきこまれてっていうのはおかしいか。
健也自身が爆発を起こしたのだから。
男性の先生が目の前に現れた。
「けがはないか?」
「重症ってほどのけがはありません。」
そうか、といってむかい側へむかった。しかしすぐ戻ってきた。
「むこうの少女は気絶をしているようだ。
衝撃で壁にぶつかったらしい。目立った外傷はないから大丈夫だろうと。
あと試合は相手が気絶しているからお前の勝ちだろう。」
そういうとすぐまたいなくなった。
ここは保健室。普通の学校より設備は整っているため、たいていのけがは
病院に運ぶ必要はない。
すぐ目を覚ますだろうとのことだったので、目を覚ますのをカーテン一枚はさんでまっていた。
自分が起こしてしまった爆発でこの女性を気絶させてしまったのだ。それぐらいの礼儀はあるつもりだ。
すると起き上がる気配があった。目を覚ましたようだ。
カーテンを開けて女性が出てきた。
「あ、対戦相手の....」
「永島 健也です。先ほど自分のせいで被害を与えてしまい申し訳ないと思いまして謝りに来ました。」
「いえいえいいんですよ。勝負に危険はつきものですし、逆に謝られても困ります。それにあれは不可抗力のようなものですし。」
その後何回かやりとりをしたのち、なんとか謝って教室に戻るために部屋をあとにした。
なんで教室に戻るのかというと四回戦目までの待ち時間が異様に長いのだ。
爆発がおきたので念のために余分に時間をとったらしい。
教室に戻るとみんながいっせいにこちらをみた。
気にせず席につく。渡が話し掛けてきた。
「お前かなり有名人になったな。魔剣士とか呼ばれてるしよ。
さっきの戦いの動画がアップされてるぜ。まあ、俺はいつも通り接するからがんばれよ。」
「はっ?」
状況が理解できない。有名人になった?どこがだよ!なんか変な視線あびせられてるだけじゃないか!動画アップとか仕事はやすぎんだよ!まだ十分もあれからたってないぞ!基準はしらないけど!最後のがんばれよ。も意味わかんねーよ!なにをだよ!
はあぁ。嫌な予感しかしないな~。
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