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義妹2

二回戦はあっという間に終わった。

壮士よりも弱かった。ソニックブーム対策をしてきたようだが

あの程度なら修行してなくても勝てていたと思う。


三回戦以降は午後にあるので渡を誘って今は昼飯を食べているところだ。


「健也、どうだった?模擬戦のほうは。

俺は観客席に行かなかったから結果を知らないんだよ。」

「一回戦の相手は壮士って名前でそこそこ強かったようだが

不意打ちで勝ったからあまり実力を見てない。

あとちょっと仲良くなった。

二回戦の相手は対策はされていたが壮士より弱かったから楽勝だった。」

「要するに勝ち抜いたんだな?俺も突破したぜ!

じゃあ当たる可能性もあるんだな。そんときはお互い本気でな?」

「当り前だ。」

「それにしても健也本当に変わったな。

しばらく見ないうちにと言いたいところだけど。

いつも会ってたしな。土日も、はさんでないしな。どうしたんだ?」

「別に何もしてないさ。あえていうならちょっとハードな練習を毎日

してたぐらいさ。」


しばらく沈黙があったが

「まあそういうことにしておこう。」と渡が答えた

あまり深いとこまで聞いてこないな。まあいままでで一番付き合い長いし

引き際も俺の表情で察知してるんだろうな。


「そういえば夕暮 鈴って知ってるか?」

「えっ!?お前逆に知らないのか!??この学校で一年ながらにして実力がベスト8に入り、さらに勉強面に関しても一年で一番頭がいいらしいぞ。

容姿もすばらしくて性格もいいらしい。

しかし残念なのが重度のブラコン。近づく男は多いらしいがすべて粉砕されているってさ。」

ベスト8か。確か渡でベスト16.

それより上となるとあの時起こったことの説明ができる。なるほど

そういうことか。



あの時起こったこととは、壮士と飲み物を買っていたときである。

っていうかあの時しか鈴と会ってないしな。

俺はビアンカに修行をつけてもらってある程度気配を感じとれるようになっていた。しかし鈴が壮士に抱きつきにかかるまでまったく気配がしなかった。ビアンカがいうには

「気配を感じ取ることも出来るけど

逆に気配を消すことも出来るわ。これは気配を感じ取ることよりも

難しいの。だから健也には教えない。しかも実戦になると殺気、闘志がもれて気づかれるからあまり役に立たない。特に公式的な試合には。

暗殺とかの時にこそっと忍び寄るために使われることが多いわ。

このことを健也に言ったのは気配を消すことが出来る相手には要注意ってこと。ほとんどの可能性でそれが出来る相手は強敵よ。」

と言っていた。本当はもっと長いことを言っていた気がするが、途中から覚えていない。

けっこう編集したりしてるので見直しなどしていただけると嬉しいです。


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