10年目のデート(200文字小説)
結婚して10年。
もちろん妻を愛している。
子供たちを祖父母に預けて久しぶりのデート。
二人で食事をしながら少しだけお酒も飲んだ。
「ちょっと酔ったね。 タクシーで帰る?」
「星がきれい。 せっかくだから歩きましょう」
そう言って、妻がボクの手を突っ込んだコートのポケットに手を滑らせてきた。
オリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶ冬の大三角形に見守られながら夜の道を歩いて帰った。
結婚して10年。
もちろん妻を愛している。
子供たちを祖父母に預けて久しぶりのデート。
二人で食事をしながら少しだけお酒も飲んだ。
「ちょっと酔ったね。 タクシーで帰る?」
「星がきれい。 せっかくだから歩きましょう」
そう言って、妻がボクの手を突っ込んだコートのポケットに手を滑らせてきた。
オリオン座のベテルギウスとおおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンを結ぶ冬の大三角形に見守られながら夜の道を歩いて帰った。
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