勇者クタローと泉の妖精(勇者の証をゲットだぜ!編)
この作品は、「ドラえもん」の「木こりの泉」の話をアイデアに書いたモノです。
CS「テレ朝チャンネル」で「ドラえもん」を放送していて、地上波では流れていない「番組宣伝スポット」が毎回流れています。「道の真ん中でこけるドラえもん」「ドラえもんだらけ」「台風フー子」「木こりの泉」の映像が使われ、泉の妖精が「ご褒美に、このキレイなジャイアンをさしあげましょう!」のシーン。CS「テレ朝チャンネル」で「ドラえもん」を見ている私は、刷り込まれている状態なのだ!
ちなみに、不定期で深夜に、「大山のぶ代さんバージョン」も流れています!
それでは、本編をどうぞ!
「ぼくは・・・勇者の・・・ケタローだーっ!」
こう言っている「勇者ケタロー」。実は、正式な「勇者」ではない!時を前日に戻そう!
ここは「ヤマグチ国」にある「ヤマグチ城」の「王宮の間」。
「ケタロー!ついに『15歳』になりましたね!」
「・・・は、はい!お、お母様・・・」
「王宮の間」の壇上には、「王家の者」だけが座れる「豪華な椅子」が三脚並んでおり、
中央の椅子には王妃の「ヤマグチリホコ」が座っており、息子である「ヤマグチケタロー」は
檀上の下で、見上げている。
「・・・ケ、ケタロー・・・お、おめで・・・おぇぇぇぇ~っ!」
「お父様!昨日の『ケタロー誕生日パーティー』で・・・飲みすぎましたね!」
王妃「ヤマグチリホコ」の左側にいる、長女「ヤマグチルルミ」が、父親である王様「ヤマグチトキオ」に注意をする。
「あなた!下がりなさい!この『王宮の間』を汚したら・・・」
「お父様といえども・・・痛い目にあわせますよ!」
サッ!「ヤマグチルルミ」は椅子から立ち上がり、右手を「グーパンチ」にして、王様「ヤマグチトキオ」に見せた。
「・・・う、うぅぅぅぅっ!」
「お父様・・・」
側近とともに王様「ヤマグチトキオ」は、「王宮の間」を退場。息子の「ヤマグチケタロー」は、心配をする。
「さぁ~て、ここからが本題です。我が息子・・・ケタロー!」
王妃「ヤマグチリホコ」は威厳を込めて、息子の名前を叫んだ!
「はっ・・・はっ・・・はい!お、おかあ・・・さま・・・」
威厳ありありの王妃「ヤマグチリホコ」の口調に、ケタローは直立不動!
「あなたも・・・15歳になりました」
「・・・は、はい!15歳に・・・なりました」
「そして、『勇者の証』を得ることができる年齢になりました」
「・・・は、はい!お母様・・・」
直立不動で、母であり王妃である「ヤマグチリホコ」と会話する「ヤマグチケタロー」。
「我が『山口大国』の王室の者は・・・『勇者の証』か?『魔導士の指輪』を自力で・・・
得なければならないのです」
「ケタロー!『勇者の証』は・・・これよ!」
バサッ!豪華なドレスを脱ぐ「ヤマグチルルミ」。
「うわーっ!」
「どうだ?ケタローよ!」
ドレスの下は、「ブラトップ」「スパッツ」を着用している「ヤマグチルルミ」。「フワフワなオッパイ」でなく、「カチカチの筋肉質の胸」。お腹は「板チョコ」みたく割れていて、下半身はさらに鍛えられた「お尻」に「太股」。
「どう、ケタロー?『勇者』は・・・これくらいの身体じゃないと・・・」
「ヤマグチルルミの身体」。例えるなら、「女格闘家の身体」。ケタローが驚くのも無理はなかった!
「・・・・・・・・・・・・・・」
それに対して、弟の「ケタロー」は見るからに身体の線が細く、戦えるか?どうか?も不安な状態。
「そして!これが・・・『勇者の証』だーっ!」
「ガチガチの筋肉質の胸」といえども?谷間があって、「勇者の証」がポコッ!出て、例えるなら、
「魔進戦隊キラメイジャー」の「キラメイピンク」みたく、「ピンクの光」が輝いた!
「たとえ・・・『勇者の証』をゲットしても・・・光らせないと・・・ダメよ!」
「そう!ケタロー‼」
バサーッ!王妃「ヤマダヤマコ」もドレスを脱ぎ、「ブラトップ」「スパッツ」の姿になり、胸の谷間に
ある「勇者の証」を見せた!ルルミのモノとは違って、「白の光」が輝いていた!
「ケタロー!私は・・・ここ数年は・・・モンスターを倒していないけど・・・これでも・・・現役の勇者なのよ!」
年齢は「40歳」の王妃ヤマグチリホコ」。時間が空けば、身体を鍛えている「女勇者」でもある。
「どこぞの男は・・・鍛錬をしなくなって・・・光らせることができなくなったけど・・・?」
「ひぇ~っくしゅん!おぇぇぇぇっ!」
「王様!大丈夫ですか?」
くしゃみした後に、また吐く王様「ヤマグチトキオ」。側近が背中をさすっている。
「・・・だ、だ、だいじょーぶだ・・・おぇぇぇぇっ!」
王様「ヤマグチトキオ」。一応、「勇者の証」を持っているが?2人みたく、光らせることはなかった。
パッ!「ヤマグチルルミ」は右手を広げて、「ヤマグチケタロー」に見せた。
「ケタロー!私は・・・『魔法』も使えるわよ!」
パッ!パッ!パッ!パッ!パッ!右手の5本の指に、『魔導士の指輪』が出演した!
「火・水・雷・風・回復・・・どう?」
「・・・・・・・・・・・」
「どう?」と言われても・・・ケタローは、「魔導士の指輪」も持っていなかった。
「5種類しか使えないけど・・・こうゆうことは・・・できるのよ!」
「ヤマグチルルミ」は右手を「グーパンチ」にし、「拳」が炎に包まれた!
「ファイヤーパンチ!」
「正拳突き」のポーズを取る「ヤマグチルルミ」。
「この技で・・・オニザルを軽く倒したことも・・・あったのよ!」
「・・・・・・・・・・」
「オニザル」を見て、逃げたことがある「ヤマグチケタロー」は何も言えなかった。
「ほい!」
「ヤマグチルルミ」は「炎の拳」から「小さい火球」を出し、ケタローめがけて発射した!
「うわっ!うわっ!うわーっ!」
「小さい火球」が逃げるケタローを追っかける!だ円に、ジグザグに、全速力で逃げても「小さい火球」
は、ケタローを追っかける!
「ケタロー!そのくらいの『火球』を消さないと・・・『勇者の証』を取ってくることは・・・できないわよ!」
「うわぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」
姉のルルミにそう言われても、ケタローはどうすることもできなかった!
「ケタロー!」
ビュワ~ン!シュゥゥゥゥゥゥ!母親の「ヤマグチリホコ」が「水のブーメラン」を出し、「小さい火球」めがけて発射!「小さい火球」は消えてしまった!
「お母様・・・なんて?甘いことを・・・」
「困っている息子を助けることは・・・母親の義務なの・・・」
「ふ~ん!汗かいたから・・・お風呂に入ってくるわ」
「ヤマグチルルミ」は「拳の炎」を消して、その場から去っていった!
「ふぅぅぅ~っ」
バタン!「王宮の間」の床に尻餅をつくケタロー。姉の攻撃で本当に「恐怖」を感じて、母が助けてくれて、少し「安心」を感じた。
「明日の朝に・・・我が息子のケタローが・・・『勇者の証』を手にいれに行きます!」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「ミーナ!」
「はい!王妃リホコ様!」
王妃「ヤマグチリホコ」の後ろにいた、侍従メイドが返事をした。
「夜遅くまで・・・ケタローに『剣術』『槍術』『柔術』の基本を教えなさい!」
「了解しました!」
スパッ!メイド服を脱ぎ、「軽装な鎧」を身に付けている「ミーナ」。
「トゥ!」
大ジャンプして、尻餅をついているケタローの前に立った「ミーナ」。
「ケタロー様!私、ミーナが・・・死なない程度に・・・『戦闘の基本』を教えてあげますわ!」
「・・・ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
王妃「ヤマグチリホコ」の侍従メイドの中で、一番強いことを知っているので、ケタローは怯えて、おもわず悲鳴をあげた!
「さぁ、『武術室』へ行きましょうね!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
ケタローは、また悲鳴をあげた!
あっという間に一日が経ち、「ヤマグケタロー」が「勇者の証』を得る為に、旅立つのであった。
「はぁ~っ、はぁ~っ、はぁ~っ・・・」
ケタローは終日、「武術室」で侍従メイドの「ミーナ」の特訓を受けて、疲れが取れずに肩で息をしている。
「ケタロー!疲れが取れてないの?」
「まぁ、ミーナの武道の教えは・・・厳しいからね?」
ケタローを見て、会話する「ヤマグチリホコ」と「ヤマグチルルミ」。
「ほれ!ケタロー!回復しな!」
ポン!ルルミの右手の人差し指から「回復魔法」が出て、ケタローめがけて一直線!
「うわぁぁぁぁ!あれ?疲れが・・・」
「回復魔法」を受けた「ヤマグチケタロー」。体を動かし、疲れがなくなったことに驚く!
「ケタロー!今、お前が装着している鎧は、どうじゃ?」
「・・・は、はい!動けます!動きやすいです!」
王様「ヤマグチトキオ」が、質問をする。
「その鎧は、ワシが『勇者の証』を手に入れた時の鎧じゃーっ!」
王様「ヤマグチトキオ」は、ちょっと威張る。
「私からは・・・これを・・・あげるわ!」
ヒューン!「ヤマグチルルミ」は、指輪をケタローめがけて投げた!
「うわぁぁぁぁ!」
自分めがげて、ルルミが投げた「指輪」をチャッチできそうもなく、悲鳴をあげるケタロー。
「おっと!」
ケタローの横にいた、兵士が「指輪」をキャッチ!どんな種類の指輪を確かめる。
「この指輪は・・・『火系指輪』ですな?ルルミ様!」
「そう!それも・・・ヒトケタレベルのみが使える指輪よ!」
サッ!ルルミは右手の人差し指を見せ、赤く輝く『火系指輪』を見せた!
「これは・・・『レベル20の指輪』。まだまだ・・・赤い指輪をつけるわよ!ハッハッハ!」
壇上で威張る「ヤマグチルルミ」。
「ケタロー様。指輪をどうぞ!」
「・・・は、はい!」
兵士から『火系指輪』を、ケタローは受け取った。
「ケタロー!腰にある『小袋』の中のモノを出しなさい!」
「・・・は、はい!」
この「王宮の間」に入る前に、侍従メイドに付けられた「小袋」。母親の「ヤマグチリホコ」の言うとおり、手を入れて取り出した。
「・・・あっ!水晶だ!」
「そう!私が最初に使っていた『万能水晶』よ!」
ピンポン玉サイズの「万能水晶」。ケタローは、指で持っている。
「いろんなことができる『万能水晶』。旅をするには、不可欠なアイテムよ!」
パチン!指を鳴らす「ヤマグチリホコ」。とたんに「万能水晶」が、ソフトボール大に大きくなった!
「うわっ!お、おもい!」
「ケタロー!その『万能水晶』で・・・できることを教えてあげるわ!」
王妃「ヤマグチリホコ」の代わりに、侍従メイドが「万能水晶」について説明する。
「行きたい方向に、矢印が出る」「物やアイテムを出し入れすることができる」「自分や他人のステータスを知ることができる」「魔法力が上がる度に、さらに色々なことができる」・・・等なことを言った。
「それじぁ!ケタロー!『勇者の証』を取りに行ってきなさい!」
パチン!パチン!王妃ヤマグチリホコ」は両手の指で鳴らしたとたん!ピカッ✩と!ケタローが持つ「万能水晶」が光った!そして、ケタローの体も光った!
「・・・お、おい!リホコ!」
「・・・お、お母様!」
ざわざわ!ざわざわ!王様「ヤマグチトキオ」や姉の「ヤマグチルルミ」。「王宮の間」にいる人達は、「万能水晶」が光ることは、「ワープ魔法」ということを知っていた!
「うわーっ!」
そして「ヤマグチケタロー」は、「王宮の間」から、姿を消した!
「二人とも!私も急に・・・母親に・・・飛ばされて・・・『勇者の証』を取りに行ったわ!」
「王妃リホコ様!」
ケタローに戦闘の基礎を教えた「ミーナ」が自らの「万能水晶」を出し、光らせる。
「ミーナ!ケタローを頼みます。死んだら・・・遺体を持って帰ってくるように・・・」
「はっ!」
ピカーッ✩シューン!「ミーナ」も全身、光に包まれて「王宮の間」から消えた!
「死んだら・・・それまで!それまでの運命よ!ふふふ・・・」
王妃「ヤマグチリホコ」は、非情なセリフを吐いた!
「ヤマグチ王国」。例えるなら、日本の「四国」と面積がほぼ同じ。大陸内部ではなく、「島」が国。
草木が茂る「ジャングルゾーン」。人間が住み、王宮がある「住居ゾーン」。
「オメガストーン」。「ヤマグチ王国」の中央にある「謎で不思議な巨大な岩石」。
約1000年前!武具や生活道具を生産や売買で生計を立てていた「キャラバン」。旅の途中で「オメガストーン」の噂を聞きつけて、この「島」にやって来た!
「・・・な、なんだ!この岩は!」
「オメガストーン」を調べた「キャラバン」のメンバーの「石細工職人」は、この「オメガストーン」から、「金」「銀」「ダイヤモンド」・・・等の色々な鉱物が含まれることが判明し、驚いた!
そして、「怪物」「モンスター」を生む石も含まれることも判明!
「うぉりゃーっ!」
「キャラバン」の中には、「戦士」「狩人」「魔導士」もいて、「怪物」「モンスター」を倒すこともできるのだった!
「こいつが・・・オメガストーンの怪物か?」
「私の魔法力で・・・イチコロよ!」
「キャラバン」は世界各国を旅をしてきた為に、ネットワークを構築。より強い「戦士」。より強力魔法を使う「魔導士」。より使いやすい武器を製作する「武器職人」・・・等。そうゆう人も集まってきた!
「キャラバン」が定住して10年。リーダーがこう発言した!
「この島を・・・『国』にする!」
島の人口が1万5000人を超えて、一番最初に来た「キャラバン」の人達では「統制」ができなくなり、
また元「王子」・元「王女」・元「外交官」・・・等人達もいて、意見を聞き、「国化」をした!
「国の名前は・・・ヤマグチ・・・『ヤマグチ国』だーっ!」
「キャラバン」のリーダーの名前が「ヤマグチ」。そこから命名をした!
「はっ!」
ここは「ジャングルゾーン」。急に「ミーナ」が姿を現した!
「ケタロー様。いや?ケタロー様が持っているリホコ様の『万能水晶』の位置がわからなくなった!」
パッ!ミーナは目を閉じ、その場にしゃがみ、右手の人差し指を額に当てて、「万能水晶」の位置をより深く探した。
「たとえ・・・ケタロー様が・・・『万能水晶』を手放しても・・・リホコ様の強力な魔法力が詰め込まれているから・・・位置がわかるのに・・・」
パチリ!目を開けるミーナ。地面に落ちている石ころを見る。
「ケタロー様が・・・『移動石』に触れたなら・・・それは問題だ!」
キラキラ✩少し光っている石ころを見るミーナ。
「過去に『移動石』触れて・・・島の外や他の国。別次元の世界に行ったことがある者の報告書を読んだことがある」
立ち上がるミーナ。周りを見渡した。
「まぁ、それが起こることは・・・低確率!ケタロー様は、このジャングルにいるでしょう!」
シューン!ミーナは例えるなら、「サイボーグ009」の009の「加速装置」みたく、高速移動でこの場を去った!
「うわぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」
「王宮の間」からジャングルに飛ばされたケタロー。眼下には、ジャングルの地面。地上1メートルの所で出現してしまった!
「・・・お、おちるーっ!」
ストーン!バーン!ケタローはそのまま落下!顔・体・足を地面に叩きつけられた!
「・・・うぅぅぅぅっ!・・・かぁ、かぁさんは・・・い、いつも・・・こうだ・・・」
ケタローは、土まみれの顔を上げた!
「・・・こ、攻撃魔法は・・・百発百中なのに・・・」
ゆっくり立ち上がるケタロー。簡易の鎧も土まみれになっている。
「移動魔法は・・・10回に1回しか・・・成功したことがない・・・いたたっ!」
スック!叩きつけられたので痛みが走り、おもわずその場にしゃがんたケタロー。
「・・・と、ところで・・・ここはどこだ?」
ジャングルを見渡すケタロー。自分の背丈より大きい植物が生い茂り、目印になるようなモノは無かった。ケタローは立ち上がる。
「・・・こうゆう時には・・・母さんの・・・『万能水晶』だ!」
ベルトの小袋の中にある「万能水晶」。ケタローは取り出そうとしたが?
「・・・ん?」
ガサガサ!風も吹いてもいないのに、少し草木が動いたことに気付く。
「グローッ!」
突然!鳴き声が、ジャングルに響く!
{ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
その鳴き声で、「やばいモンスター」がいると察知したケタロー。悲鳴をあげたが?
「キュ~ン!」
「小さいうさぎ」ぽい、小動物が出てきた。
「・・・な、なんだ・・・『ミニマムウサギ』か?」
ドスン!安心して、地面に尻餅をつくいたケタロー。
「キューン!キューン!」
前足で、自分の顔を拭いている「ミニマムウサギ」。
「キューン!キューン!グローッ!」
「・・・えっ?」
最後に「グローッ!」と鳴いた「ミニマムウサギ」。最後に「やばいモンスター」の鳴き声をしたので、ケタローは疑いを持った!
「グローッ!」
可愛い顔の「ミニマムウサギ」は、「ドクロ顔」に変化した!
「ギャーッ!」
ビューン!「ミニマムウサギ」の「ドクロ顔」に驚き、その場からすぐに逃げたケタロー!
「グローッ!グローッ!」
逃げだしたケタローを鳴きながら、「ミニマムウサギ」は追っかけた!
5分後、ヘラヘラ状態のケタロー。逃げても逃げても・・・「ミニマムウサギ」が追いかけてくる。
「グローッ!グローッ!グローッ!」
その「ミニマムウサギ」はケタローを追いかけながら、足は太股がパンパン!腕は筋肉質。
「・・・なんだ・・・あの・・・大きさは・・・?」
逃げながら、「ミニマムウサギ」を見たケタロー。その体は、例えるなら、金髪で「斧爆弾」の異名をとる「アックスボンバー」の必殺技を持つ、プロレス界のスーパースター「ハルク・ホーガン」みたいな「マッチョボディ」になっていた!
「うわぁぁぁぁあぁぁぁぁぁっ!」
自分の実力では、倒すことを無理と判断したケタロー。悲鳴をあげた!
「・・・そ、そうだ!」
ケタローは、姉「ヤマグチルルミ」からもらった「火系指輪」のことを思い出して取出した。
「ウゴーッ!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
マッチョボディの「ミニマムウサギ」の遠吠えに、ビビるケタロー。
「・・・た、た、たおすぞ・・・えいっ!」
ポイ!右手の手袋を脱ぎ捨て、右手の人差し指に「火系指輪」をはめて、「ミニマムウサギ」にパンチ!
フワフワ!フワフワ!「火系指輪」から火の玉が軽く飛び出した!
「ウゴーッ‼」
ポン!「ミニマムウサギ」は火の玉をよけることなく、胸に直撃したが?シュン!と消えてしまった!
「ウゴーッ!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
やっぱり、「ミニマムウサギ」を倒すことができないと理解したケタロー。遠吠えする「ミニマムウサギ」から悲鳴をあげて、その場から逃げた!
(・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・)
メイドのミーナは、「光戦隊マスクマン」で谷隼人さん演ずる「姿長官」みたく、座禅を組み空中浮遊!
「・・・ダメだ。『万能水晶』の位置がわからない!」
メイドのミーナは、王妃「ヤマグチリホコ」が息子「ケタロー」に渡した「万能水晶」がどこにあるか?感じて探索しているが?全然わからない状態だった。
「・・・『万能水晶」の欠点は・・・使用しないと・・・位置がわからないことだ!」
メイドのミーナは、さらに神経を全集中して、ケタローが今どこにいるか?を探している。
(・・・ケタロー様。『万能水晶」を使ってください‼)
メイドのミーナは、心の中でケタローのことを願った。
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ~ん!」
ケタローは、さっきより涙を流し、大声をあげて、さらに高速で逃げている!
「・・・お、おかぁさまーっ!はっ!?」
ケタローは幼き日から、母親の王妃「ヤマグチリホコ」から口癖の様に言っていた言葉を思い出す。
「ケタロー!『勇者』とは?『勇気ある者』なんですよ!」
スーッ!タタッ!逃げることをやめたケタロー。
「ウゴーッ!」
遠吠えしながら、ケタローを追っかけてきた「ミニマムウサギ」。目つきがさらに鋭くなっていた。
「・・・お、お母様から託された・・・万能水晶!」
ケタローは、ベルトに付いている小袋から「万能水晶」を取り出すと・・・念を込めた!
「・・・ぼ、ぼくも・・・『勇気がある者』だ」
ピカッ✩ケタローは、「万能水晶」を光らせた!
「・・・はっ!今、ビビッ!ときた!」
座禅を組み、空中浮遊するメイドのミーナ。ケタローが「万能水晶」を光らせた為に、魔力をキャッチ!
「・・・でも?王妃ヤマグチリホコ様が込めた魔力。ちょっと・・・微弱すぎる」
パッ!空中浮遊から地面に立ったメイドのミーナ。魔力を感じた方向へ走りだした!
「ケタロー様!ミーナが・・・今、行きまーす!」
「ウゴーッ!」
「・・・い、い、いくぞーっ!」
遠吠えしながら、ケタローに迫ってくる「ミニマムウサギ」と、王妃ヤマグチリホコから受け取った「万能水晶」に念を込めるケタロー!
「・・・い、いけーっ!」
ポン!「万能水晶」から出たのが、さっき「火系指輪」から放った火の玉と同じ様な「火の玉」。
「ウゴーッ!」
「ミニマムウサギ」は逃げることなく、遠吠えしながら火の玉攻撃を受けたが?しょぼく、火の玉が消滅した!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
さっきと同じ結果に、ケタローは絶望感が満杯。また、この場から逃げようとするが?
「ウゴーッ!ウゴーッ‼」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!こ、こわいーっ!」
「ミニマムウサギ」の遠吠えにまた驚き、「万能水晶」を手放した!それも後ろの方へ!
コロコロ!コロコロ!コロコロ!コロコロ!チャポーン!
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!
「万能水晶」が転がって、水に落ちる音がして、さらに深い絶望感をケタローが感じた!
「うぅぅぅっ!」
正面から来る「ミニマムウサギ」を警戒しつつ、ケタローは涙を流しながら、後ろに振り向いた。
「あぁぁぁぁぁっ!」
頭の中が「絶望感」に満ちた。「万能水晶」が落ちた場所は、周囲の草木は腐りまくり、底がみえない程の「小さな湖」。プ~ン!と悪臭も漂っている。
「ウゴーッ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ミニマムウサギ」が徐々に迫ってきている。ケタローは全身が「絶望感」に侵食され、もう声を出すことができなかった!
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
突然!「小さな湖」から、「光の柱」が出現した!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
「光の柱」の迫力に、ケタローは驚く!
「・・・・・・・・・・?」
「光の柱」の中に「人影」があり、ケタローは気づき不思議がる。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
「・・・な、なに?あれは・・・何?」
ケタローがいそうな所へ移動中のメイドのミーナ。「光の柱」が目に入る。
「・・・確信した。あそこに・・・ケタロー様がいる!」
メイドのミーナは、「光の柱」の方へ向かった。
ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
「・・・なんじゃ?こりゃーっ!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
「光の柱」の「人影」がしゃべり、ケタローは、さらなる「モンスター」だと感じて大声を出した!
「ウゴーッ!ウゴーッ!」
「ミニマムウサギ」は舌なめずりしつつ、遠吠えしながらケタローに近づいてきた。
「おぉぉぅ!これは『万能水晶』。だれのだ?う~ん?これは・・・?」
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
「光の柱」の「人影」は「万能水晶」を持って、顔に近づけた。
「こいつの持ち主は・・・『ヤマグチリホコむのやろーだ!」
「ひぃぃぃぃぃぃぃっ!」
「光の柱」の「人影」が、自分の母親にして「ヤマグチ国」の王妃である「ヤマグチリホコ」の名前を呼び、また悲鳴をあげた!
さっ!「光の柱」の「人影」が、ケタローの方に振り向く。
「おい!お前?『ヤマグチリホコ」と関係があるのか?」
「・・・は、は、はは・・・でーす!」
ケタローは噓はつけないと思い、「光の柱」の「人影」に正直に言った。
「ふ~ん!母親か?」
スーッ!パッ!人影が小さな湖の中に入り、「光の柱」も消えてしまった!
「・・・ちょ、ちょ、ちょっと!」
人影は「万能水晶」を持って、小さな湖の中へ入った為に、ケタローは「最後の頼りになるアイテム」を持っていかれた為に、涙を流しながら叫んだ!
ブワーン!再度、小さな湖から「光の柱」が出て、その中に「人影」ならぬ「女性」が出てきた。
「あなたが落としたのは?この『万能水晶』ですか?それとも・・・対戦アクションゲーム『ボンバーマン』に出てくる爆弾ぽいモノですか?」
「・・・ば、ば、万能水晶・・・で、です」
「小さな湖」から出てきた「女性」。頭には「ティアラ」「水色のドレス」「謎のペンダント」・・・等が装備されていて、右手に「万能水晶」。左手に「爆弾ぽい」を持っていて、ケタローはすぐにでも「万能水晶」を取り返したかったので、「万能水晶」に指をさした!
「・・・あなたは『正直者』です。御礼に両方をあげましょう!ほい!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ケタローは頭の理解が追いつかず、黙って「万能水晶」と「爆弾ぽいモノ」を受け取った。
サッ!スーッ!女性は小さな湖の中へ入り、またスーッ!と出てきた!
「リホコの息子よ!爆弾をウサギやろーに・・・投げつけろ!」
「・・・は、はい!」
女性の命令で、マッチョボディな「ミニマムウサギ」に「爆弾ぽいモノ」を投げようとするケタロー。
「ウゴーッ!」
「ミニマムウサギ」は、もうすぐそこに迫っていた!
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ぽい!ドカーン!ケタローは悲鳴をあげつつ、「爆弾ぽいモノ」を投げて、「ミニマムウサギ」は、爆発!
「よーし!偉いぞ!リホコの息子よ!」
「・・・うわわわわわっ!」
「ミニマムウサギ」をやっつけたケタローをほめる「謎の女性」。人生初!モンスターを倒し、爆弾の爆発を見たケタローは、放心状態になっていた。
「・・・な、何?爆発音は?」
ケタローがいる場所へ移動中の「メイドのミーナ」。さらに早く走った!
「・・・万一。ケタロー様が大怪我をされても・・・」
ミーナはベルトに付いている小袋に手を当てる。
「薬草に、『治癒の魔導リング』。それに・・・私の水晶は『完全蘇生』ができるのよ!」
サァーッ!「メイドのミーナ」は、ケタローがいる場所へ向かった!
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
「ちぃーっ!こいつは・・・たった『1ウピョピョ』の価値しかないのか?」
爆発した「ミニマムウサギ」の跡に、キラリ✩と光る金属が残っており、女性はその価値を知り苦虫を嚙んだ!
*「ウピョピョ」・・・「ヤマグチ国」の通貨単位。「日本円1円=1ウピョピョ」と同じ価値。
「キャラバン」のメンバーに、人一倍お金にうるさく、稀少価値が高い金属や鉱物に目がなかった男「ゲンダ」の口癖が「ウピョピョ」だったので、通貨単位になったと言われている。
「ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!」
「・・・ひっ!」
放心状態だったケタローは、「ミニマムウサギ」の遠吠え。それも数体分が聞こえて、我に帰った!
「リホコの息子!やって来るウサギやろーどもを倒すぞ!」
「・・・おぉぉっ!」
女性の言うことにつられて、小声で雄叫びをあげたケタロー。
「よ~し!お前の両手首にある・・・腕輪を湖に投げな!」
「・・・いぃぃぃっ!」
女性の命令に、ケタローは戸惑った。
母である王妃「ヤマグチリホコ」から送られた「腕輪」。この「腕輪」にも魔力が込められていて、両手首の保護や魔力攻撃もできるアイテムなのだ!
「ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!」
「・・・うぅぅぅっ!えぃ!」
チャボーン!チャボーン!ケタローは小さい湖の方に向き、2個の腕輪を小さい湖の中へ投げ入れた!
「よっしゃーっ!いいぞ!リホコの息子よ!」
スーッ!女性は小さい湖の中へ、また入ってしまった!
キラキラ✩キラキラ✩小さな湖の湖面が光り、女性が出現した!
「あなたが落としたのは?この腕輪ですか?それとも・・・『流星人間ゾーン』の『流星ミサイルマイト』ぽいモノですか?」
「・・・う、腕輪・・・」
「あなたは正直者です!ご褒美に『流星ミサイルマイト』ぽいモノをあげましょう!
「・・・・・・・・・・・・・・」
腕輪と「流星ミサイルマイト』ぽいモノを受け取ったケタロー。「流星人間ゾーン」が何なのか?の疑問はあるが?「ミニマムウサギ」の集団が迫っているので、倒すことが優先を選択したケタロー。
スーッ!スーッ!女性は小さい湖の中へ引っ込み、また出てきた。
「・・・その『流星ミサイルマイト』ぽいモノを腕に装着して・・・」
「・・・う、うぅぅん!」
ポイ!腕輪を地面に投げ置き。筒状になっている「流星ミサイルマイト』ぽいモノを両腕にはめたケタロー。心臓がバクバク状態!
「ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!」
10数体の「ミニマムウサギ」がもう迫ってきている!
「よ~し!リホコの息子よ!腕を前になれにしろ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
ケタローは女性の命令で、「流星ミサイルマイト』ぽいモノを装備した両腕を前になれ!にした。
「撃てーっ!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
ズキューン!ズキューン!ズキューン!ズキューン!ズキューン!ズキューン!ズキューン!
筒状から、その名のごとく!ミサイルが連射され、ケタローは悲鳴をあげた!
「ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!・・・・・・・・・・」
次々とミサイルが命中!「ミニマムウサギ」達は、一撃で消えていった!
「よ~し!ウサギやろーをやっつけたぞ!ヒッヒッヒ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
不敵な笑いをする「小さい湖の女性」。さらに興奮と衝撃で、前になれ状態で直立不動なケタローだった。
「ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!ウゴーッ!・・・・・・・・・」
さらに「ミニマムウサギ」が迫って来た!
「撃てーっ!」
ズギューン!ズギューン!ズギューン!ズキューン!ズギューン!ズギューン!
「流星ミサイルマイト』ぽいモノが、さらに「ミニマムウサギ」わ攻撃!
「・・・あぁぁぁぁぁっ!」
攻撃する威力がすごく!前になれしているケタローは、両腕が辛くなってきた!
「ウゴーッ!」
「ミニマムウサギ」は最後の一体。だが?・・・・。
シュン!「流星ミサイルマイト』ぽいモノは、発射されることがなかった・・・・。
「・・・ん?弾切れか?おい!やばいぞ!」
小さな湖の女性はあせることなく、冷静に「弾切れ」をケタローに知らした。
「・・・うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
絶体絶命を感じたケタロー。絶望的な悲鳴をあげた!
タッタッタ!素早い足音が近づいてきている!
「ウゴーッ!」
最後の「ミニマムウサギ」が、ケタローに近づいてきた!
「ケタローさまーっ!」
シューン!縦一筋に、「ミニマムウサギ」の「光る線」が入った!
「ウゴーッ!」
真っ二つになった「ミニマムウサギ」は、左右に分かれて倒れて、中央にメイドのミーナがいた。
「ミーナ!うわ~ん!」
「ケタローさまーっ!」
ゴトン!ゴトン!ケタローは両腕に装備された、「流星ミサイルマイト』ぽいモノを地面に落し、目から涙を流しながら、ミーナの元へ駆け寄り、メイドのミーナもケタローを抱き寄せた!
「ケタロー様。『勇者の証』はここにはありません。さぁ、一緒に行きましょう!」
メイドのミーナは、ケタローを「勇者の証」がある所に連れていこうとするが・・・?
バサーン!突然!ケタローとミーナに水がかかった!
「おい!こら!待てや!リホコの息子よ!」
小さな湖の女性がドスをきかせた。
「・・・ん?リホコ?」
「王妃ヤマグチリホコ」を呼び捨てする「小さな湖の女性」に、メイドのミーナは「火系指輪」を向けた!
「我が師匠にして・・・私が尊敬する『王妃ヤマグチリホコ様』を呼び捨てする・・・お前は何者だ?」
「ふふふ・・・わたしは・・・」
ケタローは、この「小さな湖の女性」の名前を聞いていなかったので、知りたいと思った。
「私の名前は『イズミマキ』。いつ?どこで生まれたのか?誰も知らない・・・」
「・・・モンスターか?」
「違う!『女神様」じゃーっ!ワッハッハーッ!」
小さい湖の女性・・・「イズミマキ」は、ミーナの突っ込みに怒り、いばり笑いをした!
「いいや?お前は・・・モンスターだーっ!」
メイドのミーナは、「イズミマキ」に襲いかかろうとするが?
「おい!リホコの息子が、『ミニマムウサギ』を倒せたのは・・・ワシのおかげだぞ!」
「・・・ん?」
メイドのミーナは、地面に落ちている「流星ミサイルマイト』ぽいモノや「1ウピョピョ」の価値しかない10数枚の金属を見た!
「イズミマキ」は続けた。
「それに・・・リホコは昔・・・ワシと会って・・・今回みたいに・・・助けたことがあるんだぞ!」
ユラユラ揺れていた小さい湖の湖面が、鏡みたいになり、幼き日の王妃ヤマグチリホコを移した!
「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!かわいい♥」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
王妃ヤマグチリホコを尊敬するメイドのミーナは、両目を「♥」状態!ケタローは、初めて見た「幼き母親」に衝撃を受けて、声が出なかった!(リホコが昔の写真を見せなかった)。
「久しぶりにリホコの話題にしたから・・・リホコに会いたいぞ!」
イズミマキは、2人におねだりをする。
「・・・まぁ、リホコ様を知っているみたいだし・・・ケタロー様を助けたみたいだし・・・いいわよ!」
メイドのミーナは、独断で「イズミマキ」を王妃ヤマグチリホコに会わせることを約束した。
「所で?どうやって?王宮へ行んだ?湖は持っていけないぞ!
「ふふふ・・・お前が持っている水筒を・・・湖に投げいれろ!」
スーッ!イズミマキは、小さい湖の中へ引っ込んだ!
「ミーナさん。ぼくも腕輪を入れたら・・・あれが・・・出てきた」
ケタローの言葉に、ミーナは「流星ミサイルマイト」ぽいモノを見た。
「はいはい!入れたら、いいんでしょ?」
ポイ!ミーナは、自分のベルトの右側に付けている「水筒」を小さい湖の中へ投げ入れた!
キラキラ✩キラキラ✩キラキラ✩小さな湖が、光りだした!
「・・・うわぁ!うわぁ!うわぁ!」
色々な経験をしている「メイドのミーナ」。湖が光るシーンを見て興奮!イズミマキが出てきた!
「あなたが落としたのは・・・?この『普通の水筒』ですか?それとも?『金ピカ水筒』ですか?」
「・・・き、きん・・・」
「・・・ふ、普通の・・・す、水筒です」
ミーナが「金ピカ水筒」と言いそうになったので、ケタローは、すぐに「普通の水筒」を言った。
「あなたは正直者です。両方差し上げましょう!」
ケタローが「普通の水筒」と「金ピカ水筒」の両方を受け取り、イズミマキはスーッと湖に引っ込んだ。
「・・・それじゃーっ!リホコの所へ行こーぜ!」
「うわぁ!」
急に「金ピカ水筒」からイズミマキが出てきたので、ケタローは驚いた!
「ケタロー様。私がこれを持ちましょう!」
メイドのミーナは、ケタローから「金ピカ水筒」を受け取った。
「おい!妖精!リホコ様に会う前に・・・ケタロー様の『勇者の証』の授与式だ!」
「へいへい!『ヤマグチ国』の王宮は・・・『勇者』だったな!」
「ケタロー様。『勇者の証』がある祠に行きましょう!」
「うぅぅん」
自分が「ジャングルゾーン」で迷子になったことに恥じるケタロー。さっさと「勇者の証」を手に入れようと思い、ミーナの後についていった。小さい湖の妖精「イズミマキ」を連れていき・・・。
スーッ!ボトン!イズミマキがいなくなった「小さな湖」に、「何か」が落ちてきた!
「ふふふ・・・」
「小さな湖」から、不気味な声がした。
ケタロー・ミーナ・イズミマキの3人は、ジャングルゾーンの「勇者のほこら」にやってきた。
「この『勇者のほこら』は・・・キャラバン隊の中で、一番強かった者が・・・」
「たまたま・・・この地で『勇者の証』を手に入れて・・・戦闘力がパワーアップ!」
「ケタロー様。あなたも『勇者」になるんです!」
「勇者の証」がある「勇者のほこら」の周りにいる、兵士2名とメイドのミーナが説明。
「ケタロー様。この『勇者の証』は・・・胸に付けます!」
「うぅぅん・・・」
鎧を脱ぎ、胸をはだけているケタロー。恐る恐る「勇者のほこら」に近づき、「勇者の証』を手にした。
「さぁーっ!『勇者の証』を天に掲げて・・・あのセリフを言うのです!」
「うぅぅん!ゆぅ、ゆぅ、ゆうーしゃのあかし!ゲットだぜーっ!」
パッ!ケタローがそう言いながら、「逆五角形で、中心に丸い宝石が埋め込まれている『勇者の証』を胸に付けた!
「おぉぉっ!さすがは・・・勇者の血を引くケタロー様。血を引かない者は・・・絶対に付きません!」
「勇者の証』を胸に付けたケタローを見て、感心するメイドのミーナだった。
「・・・宝石は・・・どんな色?」
「・・・・・・・・・・・・・・」
「勇者の証」にある宝石の色で初期レベルがわかり、その後の「レベル上げ」のモンスター討伐が決定される。
「・・・はい?」
「・・・・・・」
メイドのミーナは、目を丸くした。宝石が光るらないのだ!ケタローもも押し分けなさそうに、黙りこくっていた。
「・・・な、なんで?宝石が光らないの?」
「当たり前だ!」
「金ピカ水筒」の吞口から小さな体を出している、「イズミマキ」が叫ぶ!
「あのウサギやろーをやっつけたのは・・・私のアシストがあったからじゃーっ!」
「・・・うぅぅっ! 」
ミーナは悟った。「勇者の証」を手に入れる最初の戦闘は、自力でモンスター一体を倒すさないと・・・宝石に色が付かないのだ!
「あのリホコのことだ!怒り狂うことは・・・目に見えてる!えっへん!」
イズミマキは、ケタローが宝石を光らせなかったことに、なんか?いばっている。
「・・・ど、ど、どうしたらいい?」
「よ~し!私、イズミマキにいい考えがある」
「よし!言ってみろ!この際、仕方ない!」
「それじゃあ?お前の『火系指輪』を水筒に入れろ!」
スーッ!イズミマキは水筒の中へ引っ込み、ミーナは指にはめてあった「火系指輪」を水筒の中へ入れた。
キラキラ✩キラキラ✩「金ピカ水筒」が、光り輝いた!そして、イズミマキが出てきた。
「あなたが落としたのは・・・この『火系指輪』ですか?それとも『七色宝石カバー』ですか?」
「それは・・・『火系指輪』です」
「あなたは正直者です。両方を差し上げましょう!」
ミーナは、イズミマキから「火系指輪」と「七色宝石カバー」を受け取り、間髪入れずに「七色宝石カバー」をケタローの「勇者の証」の宝石めがけて投げて、カバーした!
「うわっ!うわっ!うわっ!」
光らなかった「勇者の証」の宝石が、七色に光り声をあげた!
スーッ!イズミマキが引っ込み、スーッ!また「金ピカ水筒」から出てきた!
「おい!リホコの息子。お前はあくまで『レベル0』。例えるなら・・・アニメ『とある魔術の超電磁砲』シリーズの『佐天涙子』と同じだからな!」
「うぅぅん!」
イズミマキが何を言っているか?わからないが?ケタローは、自分が「レベル0」と自覚する。
「おい!兵士達!」
ミーナは短剣を取り出し、兵士達に見せる。
「このことは・・・絶対に・・・リホコ様に言うなよ!言えば。。。。後がひどいぞ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・」
何気に兵士達を脅す、メイドのミーナ。
「さぁ~て、超久しぶりに・・・ヤマグチリホコに会いに行くか?!」
フワフワと浮かぶ、「金ピカ水筒」から出ている「イズミマキ」が吠えた!
ケタロー・メイドのミーナ。・イズミマキ・兵士達が去ってから3分後。「勇者のほこら」から目のようなモノが光った✩
「ちぃぃぃぃぃっ!」
さらに「勇者のほこら」から女性の声がした!
「イズミマキ!イヤなやろーが・・・復活してきやがった!」
「おぉぉっ!」
王様「ヤマグチトキオ」が、声をあげた!
「本当に・・・モンスターを倒したの?」
長女「ヤマグチルルコ」が、疑問を持つ。
「まぁいいわ!ケタロー!あなたも・・・『勇者」の仲間入りね!」
「ヤマグチ城」の王宮に戻ったケタロー。胸に付けた「勇者の証」を見せた!「七色宝石カバー」を付けた状態で・・・。
「・・・こ、こ、これから・・・がんばります・・・」
本当は「レベル0」なのに?本当のことがいえないケタロー。内心は複雑の状態だった。
「リホコ様。トキオ様。ルルミ様。」
メイドのミーナが、王宮の間の椅子にすわる3人に声をかけた。
「何、ミーナ?」
王妃ヤマグチリホコが、返事をする。
「是非とも会いたい者がいたので・・・連れてきました」
「会いたい者?誰じゃ?」
「鍛冶屋じゃないの?拳に付ける武器を注文したし・・・」
王様「ヤマグチトキオ」と長女「ヤマグチルルミ」が、何か言った。
「兵士達!用意を!」
パチン!指を鳴らしたメイドのミーナ。兵士達が「金ピカ浴槽」を運んできた!
「何々?お風呂に入れと・・・?ケタローと一緒に入ってもいいわよ!」
「・・・・・・・・・・・・」
長女「ヤマグチルルミ」の言葉に、ケタローが顔赤らめる。
「それでは・・・出てきなさい!」
「ミーナ!出てきなさい・・・って?あぁぁぅ!」
何かを思い出した、王妃ヤマグチリホコ。額に汗が出た!
キラキラ✩キラキラ✩「金ピカ浴槽」が光りまくる!
「オー!久しぶりやの!リホコよ!ワイは・・・泉の妖精イズミマキじゃーっ!」
モノを落とした場合と違って、口悪く出現した・・・「イズミマキ」だった!
一応、おわり
ども!本編は楽しめましたでしょうか?色々アイデアはありますが?今回はここまで!
「小さな湖」や「勇者のほこら」に「いる者」は何者か?
この作品は、「少年ジャンプ」の「友情・努力・勝利」。「異世界転生で、過酷な冒険」
「女の子キャラがいっぱい!ワチャワチャ!水着にお風呂♥」「ほのぼの擬人化」・・・等みたいな作品ではなく、「わかりやすく・・・バカバカしくな作品」なので、軽く読んでください!以上!




