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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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この日最後の修行

ヒルダとレベッカが後一回戦ったら村に帰ると話し合い、魔物を探してダンジョン内を歩き始めて三十分が経過した。

ここまでで一体の魔物とも遭遇しなかったヒルダとレベッカは、後一回戦うという前言を撤回してこのまま帰ろうかと悩み始めていく。


「……魔物がいませんねぇ……」


「……う~ん……普通に探索してる時は嫌って言うぐらい遭遇するのに、探している時に限って全然遭遇しないんですよねぇ……」


「どうしましょうか? このまま先ほどの予定通りに後一回戦って帰りましょうか? それとももう帰りましょうか?」


「……う~ん……でも今帰っちゃったら、今まで探して歩いた時間が無駄になっちゃいますから……」


「……では、予定通り後一回戦ってから帰る、これで良いですね?」


「はい、ヒルダ様」


もう一度の話し合いで、やはりもう一回魔物と戦ってから村に帰ると確認しあったヒルダとレベッカ。

そうして決意を新たにした二人が改めてダンジョン内を歩き回り始めると、今度は数分歩いただけで今回最後に戦う魔物と遭遇する事に成功した。


「……あっ、魔物だ! ようやく見つけました!」


「スライムが四体か! 今日の修行の締めくくりにはちょうど良い相手ですね、ヒルダ様!」


「そうですね。それではレベッカさん、氷属性付与……頑張ってきてくださいね?」


「ヒルダ様……わかりました、ありがとうございます! 行ってきますね!」 


「はい」


ヒルダから応援してもらえたレベッカが、本日最後になる戦いに挑んでいく。

そんな感じでスライムの群れに突撃しようとするレベッカの剣にヒルダが氷属性を付与していき、頑張って戦ってくるように、と声を掛ける。

この声掛けにレベッカがヒルダへ感謝の言葉を返した後でスライムの群れに突撃していった。


「さあスライム達、覚悟しなさい!! 全員すぐに氷漬けにしてやるわ!!」


「……」


「……」


「……やっぱり、スライムだとなにも反応がないから、叫んでも気合いが入らないなぁ……」


「いけませんよ、レベッカさん。ちゃんとまともに、頑張って戦わないと……」


「だ、大丈夫ですよ、ヒルダ様。ちょっと言ってみただけですから……」


「……それならまあ……良しとしましょうか……」


「ええ……それでは、はああっ!」


「……」


「次っ!」


「……」


「そりゃあっ!」


「……」


「そして、これで……終わりっ!」


「……」


「……ふう、これで、終わりですね!」


「はい。お疲れ様でした、レベッカさん」


「ありがとうございます、ヒルダ様!」


スライム四体を次々と斬りつけ、あっという間に四体すべてを氷漬けにしたレベッカへヒルダがお疲れ様、と声を掛けていく。

この声掛けにレベッカが嬉しそうに反応したあと、ヒルダと二人でダンジョンから脱出していった。

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