朝食終了、そしてこれからの予定
ヒルダの保存食で簡単な朝食を終わらせたヒルダとレベッカが、これからの予定について話し合いを始めていく。
「……ふう、ご馳走さまでした」
「……ご馳走さまでした……ありがとうございました、ヒルダ様……」
「気にしないでください、レベッカさん。私としてはいつか食べきらないといけない保存食を減らしてくれた事に感謝したいぐらいなんですから」
「……そう言っていただけると、助かります……」
「はい。それでレベッカさん、これからどうしますか? さっきのレベッカさんの話だと、まだまだ修行を続けたいと思っているのでしょうけど……?」
「……そうですね。修行はまだまだ続けようと思っています」
「ふむ……それなら私から一つだけお願いしたい事があるのですが、修行はその後から、という事にしていただけませんか?」
「え? ヒルダ様が、私にお願い、ですか……?」
「はい」
「……まあ、聞ける範囲のお願いなら聞きますよ。なんといってもヒルダ様のお願いですから」
これからの予定についてヒルダから修行で良いのか? と尋ねられたレベッカがその予定だと答えて頷いてくる。
そんなレベッカの返答を受けたヒルダがレベッカに、あるお願いをしたいと話していった。
このヒルダの言葉にレベッカが、ヒルダのお願いならば、と言ってヒルダのお願いを可能な限り聞き入れると答えていく。
このレベッカの答えを聞いたヒルダがそれならば、と言ってお願いを話していった。
「そうですか。ではお願いを話していきますけど、レベッカさん」
「は、はい」
「一度村に戻りましょう」
「……え? で、でも、あの、修行は……?」
ヒルダから行われたレベッカへのお願いは、一度ダンジョンを出て村に帰ろう、というものだった。
このお願い事を聞いたレベッカが動揺しながら修行はどうするのか? とヒルダに聞き返していく。
こうしてレベッカから修行について逆質問をされたヒルダが、なぜ村に戻ろうと言ったのか、その理由を話していった。
「もちろん修行は行います。ですがレベッカさん、あなたは私だけじゃなくて村の人の誰にも何も言わずにここに来ましたよね?」
「……え……? あ、はい……」
「やっぱり、そうですよね? それを今のまま、誰にも何も言わないまま修行を続けるのは良くないと思うんです。村の皆さんが余計な心配をしそうな気がするんです」
「……あ、あう……」
ヒルダから村人達を不安な気持ちにさせてしまうから、と言われたレベッカが思わず返答に詰まってしまう。
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