レベッカ対ゴブリンの群れ
ゴブリンの群れに取り囲まれているレベッカは、ヒルダがやってきた事に気付かないままゴブリン達との戦闘を継続していた。
「さあどうした!? もう掛かってこないのか!?」
「キシャー! キシャー!」
「……掛かってこないのなら……またこっちからいくわよ!」
「キシャーッ! キシャーッ!?」
「そりゃあっ!! そしてそこぉっ!!」
「ギシャ!? ギッシャーッ!? ……ギ、ギシャ……」
「……おお、まずは足を狙ってゴブリンの動きを止めて、次の一撃で止めを刺していく、と。見事な連続攻撃ですね、レベッカさん……」
囲まれているレベッカの攻撃で、ゴブリンの一体が倒れていく。
その光景を見ていたヒルダがレベッカの戦い方を褒めていると、レベッカの周囲を取り囲んでいるゴブリン達の一体がヒルダの存在に気付き、そのままヒルダに襲い掛かってきた。
「ギ、ギシャー……」
「ギシャ、ギシャー!」
「ギシャ! ……ギッ? キシャ、ギシャー!」
「……あら? 私の存在に、気付いた、かな……?」
「ギシャーッ!! ギシャーッ!!」
「……はい、これは完全に気付きましたね。そして、気付いたゴブリンが私に襲い掛かってくる、と。これは迎撃しないといけませんね。と、いうわけなので、いきます! ファイアレーザー!」
「ギシャ!? ギ、ギシャーッ!?」
「よし!」
「……キシャ?」
「ギシャシャ!?」
「……へっ? ファイアレーザーって……まさか!?」
ヒルダが襲い掛かってきたゴブリンにカウンターでファイアレーザーを炸裂させると、直撃を受けたゴブリンが断末魔の叫びを上げて消失する。
それに仲間のゴブリン達が気付いてレベッカとヒルダのどちらを優先して攻撃していくかで悩み始めた。
その一方でレベッカは、このダンジョン内で聞こえるはずの無い声が聞こえてしまった事に動揺し、ヒルダの事を大声で呼んでみる事にする。
「……ヒルダさーん!! いるんですかー!?」
「ええ、いますよー!!」
「……うわぁっ!? ヒルダさん!? やっぱり来てるんですか!? というかどうしてダンジョンに入ってきてるんですか!?」
レベッカはヒルダの名前を呼ぶ時、多分いないだろうけど、もしかしたらいるかもしれない、と半信半疑の思いであった。
そうして実際にヒルダの名前を呼んでみたところ、ヒルダから返事がきた事に驚き、どうしてダンジョンに入ってきているのか? と尋ねていく。
この質問にヒルダは、朝目覚めた時にレベッカがいなかった、だから心配になって村人達に話を聞いて、ダンジョンにいるのではないか? と言われたので確かめにきた、と答えていこうとした。
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