ヒルダとレベッカの就寝準備
ヒルダに押し切られる形で、ヒルダと一緒にテント泊をする事になったレベッカはウッキウキで用意をしていくヒルダを、なんともいえない表情で見守っていた。
「ふんふんふ~ん」
「……」
「ここはこうして……こっちはこうで……と……」
「……」
「それからそっちはそうなっていて、と……」
「……あの~、なにか、お手伝いしましょうか? ヒルダ様……?」
「え? ああ、そうですねぇ……それじゃあレベッカさんには寝袋の準備を始めてもらいましょうか?」
「……寝袋、ですか……? でもどこにある……って、ああ、あの……なんとかかんとかの中にあるんですね?」
見守るだけでは何もやる事がなく、暇になってしまったレベッカがヒルダに何かやる事は無いか? と尋ねていく。
この質問にヒルダは少し考えて、寝袋の準備をしてほしいと頼んでいった。
するとこの頼み事を受けたレベッカが寝袋はどこにあるのか? と尋ねようとしたところで、マジカルストレージの中にあるのか、と言おうとする。
しかしマジカルストレージという名前を覚える事が出来ておらず、なんとかかんとかと発言してしまう。
そんなレベッカの言葉にヒルダは優しく頷いていき、マジカルストレージから寝袋を取り出すとレベッカに手渡していった。
「なんとかかんとかとは、マジカルストレージの事ですかね? レベッカさん?」
「あ、そうそうそれです! ……で、実際のところどうなんですか? その、マジカルストレージの中に寝袋はあるんですか?」
「ええ、その通りです。それでは寝袋を取り出していきますから、少しだけ下がっていてくださいね?」
「わかりました、ヒルダ様」
「ありがとうございます。それでは……えいっ! マジカルストレージ、解放!」
「おお、何度か見た光景だ……」
「ふふ……。さて、寝袋、寝袋っと……」
「……」
「……う~ん……おっ、見つけた! レベッカさん、これが今日私とレベッカさんが眠る用の寝袋になります」
「へぇ、なるほど、これですか。ではこれを使えるようにすれば良いんですね?」
「ええ、お願いします」
マジカルストレージか寝袋を取り出したヒルダは、レベッカに渡して使えるようにしてほしいと頼んでいく。
このヒルダの頼みにレベッカはすぐに頷いて応じていき、寝袋を使えるようにしていった。
「わかりました! それではすぐに使えるようにしていきますね!」
「はい、頼みました。それでは私は引き続き、テントを張っていきますからね?」
「了解です、ヒルダ様!」
ヒルダの声掛けにレベッカは元気に返事をしていった。
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