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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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村人達からの質問

ヒルダから許しをもらった村人達が、まだ若干恐る恐るではあったが質問を始めていく。


「ありがとうございます、ヒルダ様……」


「あはは……どうぞどうぞ」


「……それでは質問させていただきます。ヒルダ様は、どのような修行をなされていたのですか?」


「……ああ、私の修行内容が知りたい、と。なるほどなるほど」


「……あの、駄目、なんでしょうか……?」


「え? いえいえ、そんな事はありませんよ、大丈夫です」


「ほっ……コホン、そうですか。それではどのような修行をしていたのか、話していただけますね、ヒルダ様?」


「はい……今すぐに話していっても大丈夫ですか?」


「ええ、お願いします」


村人達の質問は、ヒルダの修行内容を聞いてみたい、という物だった。

この質問にヒルダはクスクスと笑いながら問題無く答えられると話していく。

ヒルダのこの言葉を聞いた村人達から安堵の溜め息が漏れた後、村人達はヒルダにその内容を話してほしいと、改めて頼んできた。

このお願いをすぐに聞き入れたヒルダは、すぐに話していっても大丈夫なのかと問い掛け、村人達が大丈夫だと答えるとヒルダはすぐに修行内容を話し始める。


「わかりました。ですが修行と言っても、そんなに変わった事はしていないと思いますけどねぇ……」


「え? そうなのですか?」


「ええ。魔法の修行は座学を一日一時間、実践講義を一日一時間の合計二時間までと決まっていましたし……」


「ええ? 一日二時間?」


「そ、それなら、魔法の修行以外の時間は、どのような事をして過ごしていたのですか……?」


ヒルダが小島で行っていた魔法の修行が、一日二時間程度の物だと聞かされた村人達は、困惑しながら魔法の修行以外の時間はどうしていたのか? と尋ねてきた。

これにヒルダは、当時の様子を思い出しながら答えていく。


「そうですねぇ……畑を耕したり、果物や木の実を採ったり、動物の狩猟をしたり、魚を釣ったり、お師匠様と一緒に料理をしたり、後はそれから……」


「あ、いえ! わかりました、どうもありがとうございました、ヒルダ様!」


「え、そうですか? まあ、それならそれで良いんですけど……」


「え、ええ……」


師匠との修行の日々を話していたヒルダは、村人達からもう大丈夫だと言われ、軽く首を傾げながら説明を止めていった。

そんなヒルダを、村人達は楽そうな修行だな……と思うと同時に、聞かされた修行の内容から、物凄く恵まれた土地で暮らしていたんだなぁ……とヒルダの境遇を羨ましく感じていく。

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