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魔法使いヒルダのお仕事 ~ダンジョン探索と居住地の発展期~  作者: 篠原2


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修理後の試運転

核の取り替え作業が完了した魔道具を持って、ヒルダがクラドの家を後にする。

そんなヒルダの姿を見た村人達が、ヒルダに駆け寄っていき、魔道具の修理が完了したのか? と次々に問い掛けていった。

この問い掛けにヒルダは、試運転をして問題無く動けば修理は完了だと答えていく。


「……うん? ヒルダさんが出てきたぞ?」


「という事は、魔道具の修理は終わったのかな……?」


「ヒルダさん! 魔道具の修理は終わったのですか!?」


「ああ、皆さん。一応は終わりました」


「おおっ!」


「残すは試運転をして、そこで問題が起きなければ修理は完了です」


「おおおっ!!」


「というわけで試運転に行くんですけど、皆さんも見に来ますか?」


「は、はいっ!」


「行きます行きます!」


ヒルダから試運転の見物に来るか? と誘われた村人達が、我先にと賛成してくる。

そんな村人達の様子に苦笑いしたヒルダが少しだけ後悔しながら、魔道具が設置してあった場所に向けて歩き出していった。

これに村人達もぞろぞろとついていき、村人達の見守る中で魔道具の試運転が始まったのである。


「……魔道具が設置されていたのは、ここですね?」


「はい。ここでその魔道具は村の水源になっていました」


「わかりました。それではここに設置して、と……」


「……」


「続けて魔力を核に込めて……」


「……」


「……よし……これで後は実際に動かしてみるだけですね……皆さん!」


「は、はいっ!」


「少しだけ後ろに下がっていてください! どれだけ水が湧き出るかがわからないので!」


「わ、わかりました!」


ヒルダの注意に従って後退していく村人達。

そうして村人達が充分に下がったところで、ヒルダは魔道具を動かし始めていった。


「……うん、そのぐらい離れていてもらえれば大丈夫でしょう。それでは皆さん!」


「はい!」


「今からこの魔道具を動かしていきます!」


「はい、わかりました!」


「それではいきます! 魔道具、始動!」


「……」


ヒルダは自身が発言すると同時に、魔道具を始動させていく。

その様子を村人達が固唾を飲んで見守る中、魔道具から水が吹き出してきた。

その光景に村人達が大歓声を上げていき、ヒルダはすぐにその場から離れていく。

そうして村人達の所まで移動したヒルダが村人達に、これで大丈夫なのか? と尋ねていった。


「……おおっ!? いきなり勢い良く吹き出しましたね!?」


「おおっ!! 水だ!!」


「水だ!! 水が吹き出したぞ!!」


「やった!! これで村は助かる!!」


「ありがたやありがたや……」


「……ふう、ここまで離れれば大丈夫ですね。皆さん!」


「はいっ!」


「これで魔道具の修理は完了という事で、よろしいですか?」


「はい!」


「ありがとうございます、ヒルダさん! いえ、ヒルダ様!!」


「……あ、あははは……ヒルダ様、ですか……」


村人達の反応に、ヒルダはまたしても苦笑いを見せていく。

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