こんなうさぎとかめは嫌だ
足の遅さをバカにしたウサギさんと競争することになったカメさん。ウサギさんは競争の途中に居眠りをしてしまいましたが?
ポカポカ陽気に思わず眠り込んでしまったウサギさん。日が傾いてきて肌寒くなってきたので目が覚めました。
はっ、しまった!
大慌てのウサギさんが駆け出そうとしたその時です。
「カメさん、いくらなんでも遅すぎ(呆れ)」
ちょうど、カメさんがウサギさんに追いついたところでした。
「でもでも、あいつは私よりももっと遅いです。私が世界一足が遅いというのは間違いです」
何故だかナマケモノさんの登場です。
<<天の声>>
ナマケモノ 哺乳綱有毛目ナマケモノ亜目に属し中南米に生息する哺乳動物。生涯の殆どを木にぶら下がって過ごす。
ウサギさん、カメさん、ナマケモノさん(・・・天の声ってなんなんだ?)
ウサギさんとの競争と同じ距離だといつまでも終わらないのでぐっと短い距離で競争することになりました。
さて、レースが始まるとカメさんが言ったとおりに先行します。
「どうです、ウサギさん。私のほうが速いでしょう」
ウサギさんは五十歩百歩だろうと思いつつも「あーはいはい」お座なりに相槌を打ちうちました。
カメさんはウサギさんに向き直って一休み。「ナマケモノさんも頑張れー」
ウサギさんが言いました「カメさんカメさん、ナマケモノさんならもうゴールしましたよ」
この物語の後半部分は、体験型ふれあい動物園【ノースサファリサッポロ】様が発信している動画をヒントにしております