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鎖と女の子

初めてまして!さいらです。

もう一度初心に帰りたいと思いやり直します!

 「こん……こん…こん……ふふ…………どうなるかな……」

 


苦い痛みと書いて、苦痛。

激しい痛みと書いて、激痛。

 

「痛いって……なんなんだろう」

暗闇の中、手錠をつけられた女の子が言い放つ。

 

 女の子はしばらく黙って、こう呟いた。

 

 「……今わかっているのは、」

ジャラ……と音を鳴らし、繋がれた手錠同士を胸の前に持っていく。

 

 


「愛は怖くて美しい」

愛のあの字を言い終わる前に手錠同士をガンッとぶつけて手錠を壊した。

 

その『愛は怖くて美しい』という言葉は手錠がぶつかる音で、

 

 

聞こえなかった……────。

 

 

 

 


 


 


ここまで読んで下さり、ありがとうございます!✨

今回はプロローグ的なもので短いですが、

次から本編なのでよかったらお気に入り登録して続きも読んでくださると嬉しいですー!!

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