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純愛ギャップ  作者: 柊秋人
3/8

3話

 次の朝、私は仕事場へ行く。



「おはようございま~す!」



 会社で飼っているペットの猫が奥からでてくる。



「お~、レッド~。いつもかわいいね~」



 私は、レッドとイチャついていると、同期で幼稚園からの幼馴染である、さとしが出勤してきた。



「めぐみ、おはよう。さかきさんが亡くなったのは俺も悲しいよ」

「うっ、うん……」



 私のおじいちゃんの名前は「さかき」という。



「なんじゃ、さとしか。久しぶりに見たの~」

「ちょっと、おじいちゃん。勝手にでてこないでよ!」

「うん? どうしためぐみ?」

「なんでもないよ」

「早く、デスクに着こうよ」

「わかった」



 デスクに着いてわたしは仕事をし始めるとおじいちゃんが話かけてくる。



「めぐみ、なんの仕事をしているのじゃ」

「デザインの仕事をしてるって前に言ったじゃないですか」

「ほぉー。なんのデザインをしているんじゃ?」

「家のデザインだよ。家の外観のデザインをしてるの」

「それはすごいの~」

「へへっ、すごいでしょ」



 おじいちゃんと話していたら、パソコンの画面がいきなりおかしくなった。



「えっなにこれ?」

「どうしたんだ、めぐみ」



 話しかけてきたのは、さとしだった。



「ちょっと待ってろ、なおすから」



 そういって、さとしが私の距離がとてつもなく近くなる。



「ちょっと、さとし近いって」



 私は赤面しながらいう。



「あっ、ごめんごめん。でも、もう直ったから」

「あっ、本当だ」

「なんか、あったら言ってくれ」

「わかった。ありがとう」

「な~に、イチャついとるんじゃ、わしが死んだと思って、めぐみに近づきおって。知らぬ間に三角関係状態ではないか」



 おじいちゃんのほうを見たら、おじいちゃんが不機嫌になっていた。



「まぁ、しょうがないよ。人それぞれ好みはあるなんて」

「でも、デルタ状態なんじゃぞ」

「よくあるでしょ、三角関係なんて」

「めぐみは嫌じゃないのか?」

「人に好かれるのは嫌ではないかな」

「そうか」



 そういって、おじいちゃんはどっかに消えてしまった。おじいちゃんを傷つけてしまっただろうか? あとでフォローしないといけないな。そう、思って仕事に戻った。


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