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Z症  作者: 六十一
1/6

第1話

Z症


 『Z症についてのお知らせ』


 最近、市内全域において“Z症”なる疾患が流行しているという流言が飛び交っている模様ですが、これは全く無根拠な噂に過ぎません。

 心身の不調を訴え、ご自分がZ症ではないかとご心配なさる方々が、急激に増えている現状を鑑みて、当市役所が調査、確認したかぎりでは、かぜ症候群及び、流行性感冒いわゆるインフルエンザのことですや、心因性の無気力症を勘違いなされていると思われるものが全てであり、当市において流行が噂されているZ症とは、ズーノーシス等現存する病気の略称とは全く違い、架空の病気であるという結論に達しました。

 そもそもZ症なる疾患に関して伝え聞く諸症状は、荒唐無稽で甚だ存在を認めがたく、その流言は一部心身症患者に対する、ひいては当市民全員に対する悪意ある嫌がらせに他なりません。

 当市役所といたしましても、当問題につきましては引き続き調査し、事態の収拾に尽力させていただく所存ですが、市民の皆様方におかれましても、十分にご留意いただき、ご家族、ご近所の方々の不安感を悪戯に煽る事がございませんよう、何卒ご協力お願い申し上げます。


 地方紙『水無瀬新聞』折込

 水無瀬市役所発行『水無瀬だより』より抜粋


 1


 暑い日だった。

 信号待ちで立ち止まった大通りの十字路の空気は、立ち上る熱気によって揺らめいていた。

 4車線ある車道の両脇に植えられた、背の高い木々の影も、正午を1時間ばかり過ぎただけの今、疎らに、小さく、歩道を歩く人々の脇に落ちるのみで、頭上から降り注ぐ強烈な日差しから、僕達を守る余裕なんて、とても無さそうに見えた。

 僕、新田賢一にったけんいちは、来年春に高校受験を控えた受験生で、中学最後の夏休みをの一日を、不本意ながらも勉学に捧げるべく、市の中心部にある、『水無瀬中央図書館』へと向かっていた。

 東の一部を太平洋に面し、他方を峻険たる山々に囲まれた僕らの町『水無瀬市』は、いわゆる盆地で、熱気が内にこもり易い地形をしている。海風が吹けば、いくらか凌ぎ易くはなるものの、今日のような風の無い夏の日の苛烈さは、筆舌に尽くしがたいものがあった。

 額から流れ顎を伝う汗を、半袖シャツの袖口で拭う。それでもすぐそばから、額に新たな汗の珠が浮いてくる。

 早く冷房の効いた屋内に逃げ込みたい。

 その一心で、十字路の向こうに見えている図書館の入り口を見つめた。

 あそこまでたどり着けば、この暑さともさよならだ。

 その時、ふと視界の隅に、見覚えのある顔が見えた気がした。

 吸い寄せられるようにそちらを向いた途端、僕の心臓が跳ね上がった。

 ――彼女、だ。

 夏の日差しのせいではない熱で頭に血が昇る。十分過ぎる程の発汗が、まだ足りないとばかりに勢いを増す。

 僕が渡ろうとしている横断歩道と平行しているもう一方の横断歩道で、彼女は同じように信号待ちをしていた。

 向かう方向は同じ――もしかしたら彼女も図書館に行くのかもしれない。

 そう思うと心が躍った。

 そうであれば図書館の入り口あたりで、丁度鉢合わせになる。

 急に自分の格好が気になりだす。

 シャツが汗のせいでぴったりと背中に張り付いている。頭の天辺からつま先まで汗まみれだ。

 まずい――清潔感ゼロ。

 カンカンと照り付けている太陽が恨めしいが、夏の暑さを呪っても始まらない。

 とにかくこの汗をなんとかしないと・・・・・・

 僕は急いで自分のリュックの中を探って、スポーツタオルを見つけ出した。

 これでさっと汗を拭いてしまおう。

 おもむろに取り出そうとして、そのことにはたと気づき、手を止める。

 ちょっと待て、突然人前でタオルで体を拭きだしたら、おかしくないか?

 ――おかしい・・・・・・と思う。

 ちらりと周りを見ると、僕のそばにいるのは4、5人ほど。信号を渡った向かい側には、幸運にも一人もいない。

 チャンスだ。

 僕はさりげなく最後尾に後退した。これで大丈夫。素早く済ませれば誰も気づかないだろう。

 念のため、向こうの信号で待っている彼女の方を確認すると――。

 目が合ってしまった。それも、ガツンと頭の中で音がする程に。

 彼女との距離は十数mほどだろうか。それでも視線が交錯したことは、はっきりと分かった。

 彼女はすぐに視線を前に戻したが、きっと向こうも僕を見つけたはずだ。

 ・・・・・・まあ・・・・・・ただの自意識過剰かもしれないけれど。

 はっと自分の不自然な格好に思い至る。

 スポーツタオルを胸の前で握り締めて、ぼんやり立っている中学生男子。

 やってしまった・・・・・・ちょっと格好悪い。

 僕は彼女の方を意識しながら、タオルで顔の汗を拭った。とりあえず第一段階終了。

 ・・・・・・一体何をやってるんだろう。

 彼女の姿を見て、完全に浮き足だっている自分に辟易して、目を閉じて溜息をつく。

 瞼の裏に、彼女の姿が浮かんだ。


 ――彼女を初めて見たのは、中学一年の夏休みだった。

 今から丁度二年前のこと。

 その時の光景は、いまでもはっきりと思い出すことができる。

 やはりこうして図書館に通う途中だった。

 その日は今日のように暑い日で、体が溶け出してしまいそうな炎天下、僕は堪らず大通りのファーストフード店に飛び込んだ。

 鼻腔を通り抜ける、冷たい店内の空気にホッと息をつき、炭酸飲料を注文して、一階の窓際の席に着く。

 微かな優越感とともにボンヤリと通りを眺めながら、冷たい炭酸飲料をストローで喉に流し込む。

 炭酸が弾ける爽快感に力が抜けて、深く背もたれに体を預けた瞬間、その姿勢のまま、僕は固まってしまった。

 全てが熱せられ、歪んで見える通りを、まるで温度を感じていないのかと思うほど涼しげに――。

 彼女が歩いていた。

 白い、ただ白く光るワンピースの裾を、やわらかくなびかせて。

 長く癖の無い黒髪が、歩を進める度に背中で弾み、たっぷりと含んだ太陽の光を辺りに散らす。

 手足がしなやかに交差していく。

 挑むように陽光を透かし見る、細められた双眸。長く伸びた睫毛が、すっきりとした下瞼に影を落としていた。

 彼女が通った後の空間が、透き通っていくような不思議な感覚。

 日傘も帽子も無く、火そのもののような日差しも、煮えたぎる湯のような湿気を含んだ空気もなにもかも、自分を害することなどないのだ、とでもいう歩き方。

 その姿を目にして、得体のしれない衝動が湧き上がった。

 目の奥で火花が散ったようだった。

 強烈な、抑えがたい心の躍動。

 息をするのも忘れて、僕は彼女を見つめ続けた。

 時間にすれば、それこそほんの数秒のことだったろうと思う。

 けれどその数秒は、僕の中に決して消えない光景として残ることになった。

 ――その後、理解不能な混乱を収めるため、僕は食べたくも無いハンバーガーを、二つも胃の中に詰め込んだ。


 後日それとなくそのことを話した友人は、いとも簡単にそれを断定した。

「その子のこと、好きになったんだろ」と。

 なるほど、と思うと同時に、僕は慌てた。平静を装って、その友人には「そうなのかな」と返したが、心臓はこれまでにないほど鼓動を早めていた。

 頬が紅潮して、胸が高鳴った。きっとうまくごまかせていなかっただろう。

 そして思った――これが、人を好きになる、ということなのだと。

 恥ずかしながらも、僕はその時まで、恋愛という感情を持ったことが、自覚したことがなかった。

 僕が彼女を見たときの、あの激しい感情のざわめきは、いわゆる恋愛感情と呼ばれるものだったのか。

 そう考えると自分が陥った収集不能な混乱も、確かに納得がいった。

 なにかがすっきりとどこかに収まったように、僕の気分は晴れ渡った。

 その感覚を、どこかで良く知っているはずなのに、自覚できずに苦しんだことが、まるで嘘のように。


 全くどこの誰なのかも分からない女の子。

 僕はその女の子を一目見て、そして恋をした。

 これだけなら、どこにでもあるいわゆる「青春」の一コマだったのだろう。

 やがてはそんな女の子を見たことも忘れて、また別の恋が始まる。

 大抵の「一目惚れ」というものは、そんな終わり方をするものらしい。

 僕のこれも、その程度のことだったはずだった。

 しかし、僕のこの恋は、そのまま消えることはなかった。

 僕は、程なくして彼女と再会することになった。

 再会の場所は、僕の通う学校の廊下で、だった。

 僕と同じ学校の制服を着て歩く彼女の姿を見たとき、僕は心臓が止まりそうなほどに驚いた。

 こんな偶然が、本当にあるなんて。

 実は彼女が、僕と同学年で、二つとなりのクラスの女生徒だと知って、何か運命めいたものを感じずにはいられなかった。  

 そんなばかな、と笑われるかも知れないが、その時は本当にそう感じたのだ。

 それから僕の視線は、知らず知らずのうちに、彼女の姿を探すようになっていた。

 運動場で、食堂で、廊下で。

 クラスの違う僕と彼女の接点は、多いとはいえなかったが、僕は彼女の姿を見つけるたびに、涼やかな、けれどしかし、決して弱々しさを感じさせないその姿に見入った。

 彼女の名前は「若宮 加奈」(わかみや かな)成績は優秀。運動は普通。容姿は、ごく個人的には、文句なし。

 では性格はといえば、物の言い方がストレートで、人によって評価が分かれていた。

 冷たいという者もいれば、裏表がなくていいという者もいた。

 有体にいってしまえば、女子よりも男子の人気の方が高いタイプ。

 それが今までに僕が知り得た、彼女に関する情報の全てだ。

 今まで彼女とは、挨拶もしたことが・・・・・・ない。

 時折目線が合うような気がする程度。それもきっと僕の思い過ごしに違いない。

 自分でもなんだかどうしようもないと思うけど、僕には、彼女に話しかける勇気が、どうしても持てなかった。

「何が不安なんだよ?知り合いでもない状態から悪くなる関係なんてないだろ」

 そう友人は言う。

 僕もそう思う。

 ではなぜ話しかけることが出来ないのかと考えてみればそう――多分、怖いのだ。

 友人が恋愛だと言い切ったあの感情を完全に受け入れたら、その流れに押し流されてしまいそうなことが、なぜか――怖い。

 彼女に話かけてしまえば、いやでもその感情の濁流に飲み込まれ、自分が今の自分とは違うものになってしまいそうで――怖い。

 だからといって彼女に対する感情の全てを、自ら放棄してしまう勇気もない。

 ――だめな人間なのだと、自分でも思う。 

 そして、そんな自分でい続けたくないとも、強く思っていた。


 開いた目に、痛みすら伴って光が飛び込んでくる。

 目を凝らさなければ信号の色すら分からない程の日差しを、手のひらで遮りながら思う。

 今が、もしかしたら初めて彼女に話しかける、最大のチャンスなのかもしれない。

 たった十数メートル向こうで、僕と同じように信号待ちをしている彼女を意識する。

 中学生最後の夏。卒業まで、あと半年を残すばかり。

 長いようで、きっと短いだろう半年。

 それが過ぎれば、僕と彼女は、学校を卒業する。

 彼女の今後の進路を僕は知らないが、きっともう会う機会も無くなることだろう。

 それまで僕は、彼女と一言も言葉を交わさないまま、この気持ちを持て余しながら、過ごしていくことになるのだろうか?

 それが過ぎた後、僕はそうやって最後の半年を過ごしたことを、後になって後悔したりはしないだろうか?

「こんにちは、もしかして中央中の人ですよね?」「こんにちは、僕、中央中の新田です。はじめまして」なんでもいい、話しかけさえすれば、とにかく何らかの変化が、僕と彼女の間に起こるはずだ。

 その後にどうなるのかなんてわからないけど。

 けれどこのまま過ごしていくよりは、きっといいはずだ。

 ――よし、決めた。

 もし彼女の目的地が、僕と同じ図書館だったなら――。

 思いきって、話しかけてみることにしよう。

 ふと見上げれば、信号はすでに青に変わっていた。

 結局体を拭くことはできなかったな、と思いながら、僕は慌てて横断歩道に足を踏み出した。

 唐突に、甲高い、耳障りなブレーキ音が、交差点に響き渡った。

 鼓膜を破らんばかりの大音響のクラクションに、体が硬直する。

 反射的に音源を探して、筋肉の引き攣った首をギリギリと廻らす。

 皮の弛んだ太鼓を叩くような鈍い音が、間髪入れずに続いた。

 背筋のゾッとするような、嫌な音だった。

 交差点の中央に、大型のトラックが、車体を斜めにして止まっていた。

 夏の日差しを照り返すアスファルトに残った、黒々としたブレーキ痕が、やけに目につく。

 それは、右に左に蛇行しながら、向こうの横断歩道のほぼ中央を突っ切っていた。

 先程のクラクションに負けない程の大きな悲鳴が、辺りに響く。

 あまりの突然の出来事にボンヤリと眺めた向こうの横断歩道の様子は、今自分が立っている場所から然程離れてはいないというのに、まるで映画のワンシーンか何かのように、どこか遠く、作り物めいて見えた。

 頭を抱えて悲鳴を上げている人。

 腰を抜かして座り込んでいる人。

 そしてある人は、こちらの横断歩道を指差していた。

 しかし、それは違っていた。

 その人が指を差していたのは、僕のいるこちらの横断歩道ではなかった。

 その指先はもっと、上を向いていた。

 周囲に何かを撒き散らしながら飛んでくる、黒い影があった。

 投げやりな放物線を描いた“それ”は、べちゃりと水っぽい音を立てて地面に落ちると、2度程低くバウンドして、僕のすぐ目の前まで転がって、止まった。

 ゆっくりと視線を下げて、“それ”に焦点を合わせる。

 膝から急激に力が抜けた。

 誰かの悲鳴も、怒声も、いらだったような車のクラクションも、全てが――。

 目の前の異常な光景に溶けた。

 それを見て最初に頭に浮かんだのは、糸の切れた操り人形だった。

 手も、足も、てんでバラバラにでたらめな方向を向いている。

 くたり、と崩れ落ちた、あやつり人形に似ていた。

 違っているのはそれが、本物の人間の体であるということだった。

 小さく纏まった人間の体で作られた小山。

 その裾野から、湧き出す泉のように、血溜まりが広がっていく。

 へたり込んだ僕の視線より尚低い場所、小山の頂点には――彼女の顔があった。

 ――意味が分からない。なぜ、彼女の顔が、ここに、僕の目の前に、あるのか。

 彼女は確か、向こう側の、今、何人かの人が泣いたり叫んだりしている、あっちの信号を渡っていたはずだ。

 それに変だ。

 彼女の顔の下についている体は、こんな形をしていない。

 夥しい血に塗れた、元がどうだったかもわからない様な体。

 そんな人間はいない。

 こんな状態では、人間は生きていられない。

 ――生きていられない?

 早く輸血とかをした方がいいんじゃないかな?

 だってこんなに沢山、血が出ちゃっているんだし。

 鳩尾の辺りがヒクリと脈打つ。

 信号無視の大型トラック。

 のたうつ蛇のようなブレーキ痕。

 横断歩道を渡っていたはずの彼女。

 ――思考が、うまく繋がらない。

 腹筋が痙攣しているのが分かる。

 それが吐き気でないことが分かり、全身に鳥肌がたった。

 笑いの気配が迫っていた。大きな大きな笑いの気配。

 だめだ。

 がたがたと体が振るえだす。短い笛のような呼吸を繰り返す。

 今はだめだ。

 僕の心の中のどこかで、警鐘が聞こえていた。

 そうだ、きっと今笑ったら、もう“戻って”来られなくなる。

 感覚の鈍い唇をきつく噛んで、その衝動をやり過ごす。

 頭が真っ白になってなにも考えられないのに、見えている光景だけは、鮮明に網膜に焼きついた。

 目を逸らすことも、叫ぶこともできず、僕はただ、変わり果てた彼女の姿を見つめ続けた。

 体は、その部分がかろうじて判断できるといった程に崩れてしまっているのに――なぜか顔には、傷一つなかった。

 だから僕は、この無残な肉塊が彼女だとわかったのだ。

 小さく開いた口の端から溢れ出す血の泡と、乱れて絡みついた髪の毛以外、先程ちらりと遠めに見た彼女と、なにも変わったところはない。

 顔の表情は安らいでいて、微笑みを浮かべているように見えた。

 こんなにも柔らかな彼女の表情を、僕は見たことがなかった。

 僕が見た中で、きっと、もっとも自然な、彼女の表情。

 その中で瞳の輝きだけは、失われていた。

 本当は一目でわかっていた。

 ――彼女は、死んでしまったのだ。

 信号無視をしたトラックに跳ね飛ばされて、彼女は死んでしまった。

 彼女の顔を、改めて見つめる。

 最後の瞬間、彼女は何を見て、何を思っていたのだろう。

 きっと自分の身になにが起きたのか、少しも分からなかったに違いない。

 ――信号を渡り終えたなら、話をしてみようかと。

 そんな言葉が頭の中に浮かんできた。

 先程まで僕が抱いていたその夢想は、もう叶わない。

 むせ返るような血の匂いに混じって漂ってくるゴムタイヤの焼けた匂い。

 何故かそれが、これが今実際に起こった現実の出来事なのだということを、強く僕に意識させた。

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