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モブの聖女に転生したのですが、18禁BLの主人公を私が癒してもよろしいのですか?  作者: 矢間カオル


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24/46

24話 資格

「私にいろいろしてくれたのは……、仮説を実証するためだったのですね……」


そう口にする自分が悲しくなって、私は涙を一粒零してしまった。

泣くつもりなんてなかったのに……。


「あっ、すまなかった。あなたを傷つけることを言ってしまったようだ。それも確かめたかったことではあるが、俺はあなたに悦んでもらいたかったのだ。それはわかってくれ……」

シューク様は、言い訳も優しい。


「私の神聖力が強くなるってわかって、良かったです」

私は無理して笑顔でそう言った。


窓を見ると、カーテンの隙間からうっすらと朝日が差し込んできた。

もう、夜明けだ。


「私はいったん家に戻ります」


「エクレーヌ、ここから神殿に行っても良いのではないか?」


「いえ、着替えも必要ですし……。シューク様はここにいてくださいね」


私はシュミーズとドレスを着ると、部屋を出てドアを閉めた。




隣の部屋には、フリュイ様がソファに座って待っていた。


「殿下はどうなりましたか?」


防音魔法のかかった部屋の中で、何が行われていたのか、フリュイ様は知らない。


「お腹と胸の呪いの文様は消すことができました」


「良かった……。聖女様、本当にありがとうございます。馬車までご案内いたします」


私は白いマントを羽織り、クリード様に変装してから部屋を出た。


王宮を出た後は、誰もいないのを確認してからマントを外し、エクレーヌとなって馬車に乗った。




俺は、エクレーヌを抱いた。


触りたいと思っていたエクレーヌの白くやわらかな胸のふくらみを、この手で包み込み、口づけを落とした。


彼女の敏感な胸の頂も、刺激を与える度にビクッと反応する身体も、甘い吐息も、抑えられずに漏れ出る喘ぎ声も・・・、ああ、彼女の何もかもが、俺の心を熱くする。


俺の手が、口が、指が、彼女の官能の蓋をこじ開けていると思うと、嬉しくてたまらない。

もっともっと、彼女の喘ぎ声を聞きたい。


エクレーヌ、あなたは知っているだろうか……?


あなたが艶めかしい声を上げる度に、身体を震わせるたびに、俺の俺自身が強く猛り立っていたことを……。


何度もあなたの最期の一枚をはぎ取って、俺自身をあなたの身体の中に埋もれさせたいと思った。


だが、あなたは他の男を愛している。


俺には、あなたの純潔を散らす資格はないのだと、何度も何度も自分に言い聞かせたのだ。

この涙ぐましい忍耐を、あなたの優しい手で撫でてもらって慰めてもらえたら……。


俺の指で絶頂を迎えてくれたから、今日はこれで満足しようと思ったのだ。


だが……、


ああ、俺は調子に乗って、あなたを泣かせてしまった。


あなたが俺の手で、感じれば感じるほど神聖力が強くなる、それがとてつもなく嬉しかっただけなのだが、俺の言い方が悪くて、あなたを傷つけてしまった……。


エクレーヌ、もう一度あなたに会って謝りたい。

どうか俺を許してくれ……。



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