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魔食晩餐〜最弱スキル食材鑑定でダンジョンサバイバル〜  作者: 猫屋犬彦
序章

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第13話

(*´ω`*)カヤルさんショックで凹んでます。その内復活しますけど。

「次に行ってみるか」


 今やクートのゴブリン討伐数は五十オーバーとなる。個人の新人としては驚異的な早さである。更に次に進みたい。狙うはオークだ。


「オークは一体から?」


 オークの魔石ノルマは一個からだった。ゴブリンと並び雑魚モンスターと呼ばれる種類の筈だが。


「オークの分厚い筋肉と脂肪は剣がなかなか通りません。スピードはゴブリンより遅いですが、パワーと耐久力は新人冒険者には脅威ですよ」

「確かに」


 カヤルとは違う受付嬢から説明を受ける。カヤルはあの日から休みがちである。何時も仕事を頑張っていたから休んでいるのだろうか?


「クートっ!」


 ギルドを出た辺りでルカが駆け寄って来た。


「似合ってるじゃん」

「ああ此れ⋯本当に、有り難う」


 ルカは簡素な革鎧に短弓を装備している。訓練は無料だが装備は自前で揃える必要が有る。結局お金が無いルカはクートに装備を買って貰っていた。力の弱いルカでは長弓は扱えないので短弓をプレゼントした。


「出世払いな。先行投資って奴だよ」

「うん、体で返すから」

「体」

「あっ!?そ、そう云う意味じゃないからっ!」


 あれからそう云った行為はしていない。正式に恋人同士になった訳でもないが、ルカからは隠せない好意を感じる。ルカは冒険者として成長する前に女として成長し始めていた。


「オホン」


 ルカの教官である元女冒険者が咳払いする。まだ其処まで年ではないが、子供が出来て育児の為に半分引退してる女性である。

 有事の際は冒険者として活動出来る。予備兵の様な存在だ。


「あ、ごめん。またな」


 走り去るルカ。教官と二人で近場の森へ行って動物でも狩るのだろう。あの女性が居れば先日の様な事は起こるまい。


「早くEランクにならないと」


 今のクートではパーティーは組めない。組めなくは無いがデメリットのが大きい。先ずは報酬が減る。報酬額はパーティー内でランクに応じて分配される。

 例えば今Fランク同士で四人パーティーを組んだ場合、ゴブリンを四体倒しても魔石の取り分は一個となる。

 上のランクの者と組むと更に減る。貢献度に応じて変動はするが基本的にはランクが上の者の総取りとなる。

 Eランク冒険者のリーダーの元にFランク三人が集まってゴブリン四体を倒した場合、魔石は三個がリーダーに、Fランク三人で一個を分け合う事になる。

 Eランク冒険者三人の中にFランク冒険者が混ざった場合、ゴブリン四体倒しても魔石一個も貰えない。


「先ずはランクを上げないと。せめてEにならなきゃ話にならない」


 新人冒険者の死亡率を下げる為、パーティーを組んだ場合パーティーランクは全体の平均値か冒険者内最低ランクに合わせる場合の二択が有る。

 なのでFランク冒険者を仲間に入れるとパーティーランクが下がったり、クエストに依っては全体がFランク扱いになったりする。

 新人に無茶をさせない為の措置なのだが、今のクートの様に焦ってランク上げを行う者も居る。一長一短である。

 勿論低ランク冒険者を育てる目的のチュートリアルクエストも有るが報酬額は低い。一攫千金を狙う冒険者達からは人気が無い。


「どうしようかな」


 お財布と相談しながら武器屋に向かう。流石にオーク相手にナイフだけでは心許ない。

 長剣⋯格好良いし憧れるが、自分では剣に振り回される未来しか見えない。

 槍⋯も技術が無いので却下。長剣以上に振り回されてすっ転ぶ。

 弓⋯も無しだ。狩は良くやっていたが、罠猟で嵌めてナイフや棒でトドメを刺していた。

 ならクートの選ぶ新装備は―――


「決めた」

  

 クートはその武器を手に取り、即金で購入した。

(*´ω`*)わくわく新装備!

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