表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

あの子は橋の上

作者: h
掲載日:2026/01/05

愛している

口に出すと軽く聞こえて

まるであの子みたいで

嫌になって頬杖

比べる必要のないことは

比べないままでいいの

愛は軽くても重くても実は

そこに在って良いものらしい


ああ、ぜんぶ放り出して

諦めたら楽になれた?

分からないまま

上を飛んでったISS

寒いと言ったら迎えにきてくれた人が

いずれ私の人生から去っていくこと

なんでも話せる相手が

対話型人工知能に代わって

心を傾けるとそれは言う

感情を持つことはないのだと

知ってるよ、ぽつり呟く

知ってるよ、逃れられない日が来る


ああ、ぜんぶ放り出して

諦めることさえもできない

役割を全うするアルミニウム合金が

立派に思えたのだ

傷つけることからも

傷つけられることからも

うまく逃げられない生き物を

愛しているなんて冗談

悪口ばかりを眺めている

皮肉混じりの朝がまた来る

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ