【揺花草子。】[#4816] ブレーキングポイント。
Bさん「今日 4/4 はいよいよ F1 日本GP 開幕の日だけれども、
今日の話数の収録も引き続き 3/28 に実施しています。」
Aさん「お・おぉ・・・。」
Cさん「読者の皆さんは是非その前提ありきで
今回の話数をお読み頂ければと思うわ。」
Aさん「はぁ・・・。」
Bさん「ま、ともあれです。
昨日はトップチームの一角を占めるレッドブルが
開幕から全く結果を残せないローソン選手の降格を僅か2戦で決め、
代わりにこの2戦インパクトの大きい走りを見せた
レーシングブルズの角田選手をレッドブルに昇格させる事を
決定したと言う話をしたね。」
Aさん「そうだね・・・。すごく度肝を抜かれたけれども。」
Bさん「レッドブルのこの非常なドライバー人事には
方々から批判も渦巻いてはいるけれども、
同時にシーズン途中にいきなりじゃじゃ馬 RB21 に
乗せられる事になった角田選手が
果たしてどれほどアジャストできるのか?と言う疑念も
大きく聞こえるようです。」
Aさん「うん、それはそうだよね。
ローソン選手は結局乗りこなせなかったけれども、
それでもプレシーズンテストでじっくり車に慣熟する時間はあって、
レースディスタンスで言えば開幕前の時点で
2,3レース分くらいのマイレージを稼いでいたはずなんだよね。」
Cさん「そうね。
それに対して日本GP の FP1 でいきなり初体験、
本人曰く 10,000 ラップ以上走った経験があり
目を瞑ってでも走れるであろう鈴鹿サーキットだけれども、
ウィンドウが狭くピーキー極まりないと目される
RB21 に慣熟するにはあまりに時間が不足しすぎていると
懸念する声は多いわね。」
Aさん「そうですね・・・。
実際のところはまさに今日の FP1、FP2 を見てみない事には
何とも言えないとは思いますけども、
少なくとも最初に乗るのが鈴鹿って言うのは良かったですよね。
これがモナコとかジェッダとかラスベガスみたいな市街地コースだったら
さすがに辛いでしょって思いますもん。」
Bさん「それは確かにそうだね。
それでも一部の悲観論者たちの中には
角田選手もまたローソン選手同様に下位に沈み
チームを浮上させる事ができず、
結果的に早期リリースの憂き目に合うのではないかなんて
予想する者たちもいると言う。」
Aさん「んん・・・。」
Cさん「角田選手は順調に行けば今シーズンの半ばに
F1 100出走を迎える計算だけれども、
この移籍劇がもしかしたら彼のキャリアの
致命的な結末の引き金になり、
その映えある記録への到達を阻むんじゃないかなんて
大袈裟に言う人達もいるみたいだわ。」
Aさん「それは・・・うーん・・・。
悲観が過ぎるのではないかとは思いますけども、
何でも起こり得る F1 の世界ではまあ
可能性はゼロではないでしょうが・・・。」
Bさん「とは言っても来年の契約もない状況、1戦1戦が勝負なのは
レーシングブルズにいたとしてもレッドブルに昇格したとしても
全く変わらない事だ。
であればトップチームで爪痕を残す事に賭けるほうが
よっぽど良いと思う。
それでもし賭けに負けたとしても、
自らの実力で以てトップチームのシートを掴み取ったと言う事実は
何物にも代え難い功績だし、
それだけでも十分に素晴らしい事だと思うよ。」
Aさん「そうかもね。」
Bさん「まあ、なにはともあれ今日 4/4 から始まる日本 GP で
現役チャンピオンのチームメイトとして戦う角田選手。
当然我々ファンとしては日本人ドライバー3人目となる表彰台、
そして初となるその頂点への登壇さえも
リアルな感覚として期待せざるを得ないわけです。」
Aさん「それはそうだ。
F1 の舞台で君が代を響かせて欲しいよね。」
Cさん「今日が伝説の幕開けの日・・・なんて
後の世に記憶されたりしたら最高よね。」
Aさん「それはアツいですねえ。」
Bさん「公式ゲーム『F1 25』購入の意欲が
俄然高まってきたよ。」
Aさん「ここ数年あれだけ酷評しているのに!!!!!」
今年は 5/28 に早期リリースだそうです。




