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【揺花草子。】(日刊版:2025年)  作者: 篠木雪平
2025年10月
296/332

【揺花草子。】[#5019] 受け継がれる。

Bさん「昨日に引き続きリリースまで1週間を切った

    『ドラゴンクエスト I&II』についてですが。」

Aさん「うん。」

Cさん「昨日は『I』で敵サイドがパーティーを組んで来ると言う

    大きな変化があるって話をしたわね。」

Aさん「でしたね。」

Bさん「敵が徒党を組んで来るって事は、恐らくはこちらサイドも

    それなりに強化があると思われる。

    例えばギラやベギラマの効果範囲が

    敵1グループあるいは敵全体になったりとか、

    ブーメランや鎖鎌のような複数攻撃が可能な武器が追加されたりとか。」

Aさん「んん。それは確かにあり得そうだね。」

Cさん「『II』と同等にギラは単体、ベギラマは1グループ、

    イオナズンが全体って感じになるかもだけどね。」

Aさん「ロトの勇者イオナズン覚えちゃいますか。」

Bさん「あるいは、もっと簡単に、こちらもパーティーを組む事が

    できるようになるのかも知れないよ。」

Aさん「んんっ・・・前にもそんな話したっけ?」

Cさん「そうね。

    6月ぐらいにもそのへんの話をして、

    その時はラダトームの町娘がパーティーメンバーに加わるんじゃ

    なんて予測を立てたわ。」

Aさん「それは大胆過ぎる予想ですねえ・・・。」

Bさん「ロトの勇者が門番のドラゴンを退け

    洞窟内の牢に閉じ込められたローラ姫の素に駆け寄る。

    待ち焦がれた勇者の登場に感動の涙に濡れるローラ姫。

    けどそんな勇者の隣にはしれっと町娘が立っているわけだよ。」

Aさん「お・おぉ・・・。」

Cさん「まちむすめ「よかったわね ローラひめ。

          わたしたちが きたからには もうだいじょうぶよ。

          ちゃんと おしろまで おくりとどけてあげる。」

    と気さくに語りかけて来る庶民の娘に

    ローラ姫はきっと困惑を隠せないと思うわ。」

Aさん「FC版みたいな科白ですね?」

Bさん「それに対して、ローラ姫は言うんだよ。

    ローラ「ゆうしゃさま ありがとうございます。

        しかし このローラも ゆうしゃさまのたびに

        おともしとうございますわ。

        ともに りゅうおうを たおしましょう。」」

Aさん「ローラ姫もFC版みたいな喋り方だね!?

    と言うかローラ姫もパーティーに加わるの!?」

Cさん「そう言う覚悟の強さや勝気な性格が

    後の世のサマル妹に受け継がれてるみたいな展開が

    できそうじゃない。」

Aさん「えぇー・・・。」

Bさん「そんなわけでパーティーは

    勇者、町娘、姫と言う3人体制になる。」

Aさん「たまさかのハーレム展開。」


Bさん「ロトの血筋も盤石だよね。」

Aさん「そう言う言い方はいけないと思うな!!???」


 傍系が脈々と・・・。

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